中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
教室の広さ
私の塾は1つのPLACEの大きさが15坪から20坪ぐらいしかありません。
(東東京はもう少し広いのですが、これは前の塾を引き継いだからです。)
昨日の荻窪、本日の大倉山と説明会の会場はいっぱいになってしまいましたが、よーく考えると、決して広いスペースではないので、来ていただいた方にはちょっと窮屈だったかもしれません。
ただ、その範囲で面倒が見れる生徒の数にしぼるというのが私の考えです。
先日もたまプラーザPLACEに行って責任者と
「前の塾ならこれで1教室だね。」
と笑ってましたが、それを可動式のバーテーションで区切って自由にチームを組みながら指導しています。
この模様替えが結構頻繁におこっていて、先日荻窪でも中の通路が変わっていました。子どもたちはごみ箱に行くのが大変とブーイングでしたが、その分、勉強は集中できるようです。
今度やるPRE学校別特訓も、またスペースを考えないといけないのですが、これにはひとつメリットがあって、どうしても入らないものは入らないのです。
だから子どもたち一人一人の志望校対策を考えることができるので、20人もいたら到底こういう指導法にはならないでしょうが、それが私たちの特質と思っています。
(東東京はもう少し広いのですが、これは前の塾を引き継いだからです。)
昨日の荻窪、本日の大倉山と説明会の会場はいっぱいになってしまいましたが、よーく考えると、決して広いスペースではないので、来ていただいた方にはちょっと窮屈だったかもしれません。
ただ、その範囲で面倒が見れる生徒の数にしぼるというのが私の考えです。
先日もたまプラーザPLACEに行って責任者と
「前の塾ならこれで1教室だね。」
と笑ってましたが、それを可動式のバーテーションで区切って自由にチームを組みながら指導しています。
この模様替えが結構頻繁におこっていて、先日荻窪でも中の通路が変わっていました。子どもたちはごみ箱に行くのが大変とブーイングでしたが、その分、勉強は集中できるようです。
今度やるPRE学校別特訓も、またスペースを考えないといけないのですが、これにはひとつメリットがあって、どうしても入らないものは入らないのです。
だから子どもたち一人一人の志望校対策を考えることができるので、20人もいたら到底こういう指導法にはならないでしょうが、それが私たちの特質と思っています。
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夏休みの準備
■夏休みは1ヵ月半後からスタートします。その前に夏の準備はスタートしておかなければなりません。どんな準備をすればいいでしょうか?
■まず第一志望を決めておくのがいいでしょう。実際に過去問の勉強を始めていく機会ですから、どこを狙うのかしぼれていた方が良いに決まっています。ただ、まだ十分に絞れていない場合は、いくつかの学校をやることになると思います。勉強を効率化するという意味では、夏休みに過去問を練習する学校を絞ったほうが良いので第一志望は早めに決められるなら決めていきましょう。
■次に子どもたちの現状の分析をしてみましょう。これまでの試験の結果はでてきていると思います。その中で教科的なバラツキ、教科の中での得意、不得意を調べます。子どもたちは4教科とも同じ偏差値になることは、めったにありません。何かが得意であれば、何かが不得意なのです。しかし今の段階ではどの科目も、合格レベルに達していないでしょう。その状況を正確に把握します。
■次に第一志望のレベルや出題傾向について調べてみましょう。第一志望が決まれば勉強が効率的になるというのはこの点です。今の現状から考えて、ゴールが第一志望校ですからその合格レベルまでどうやって伸ばしていくかを具体的に考えていけばいいのです。
■過去5年~10年に出題された問題を見てみると、大きく傾向が変わっていないことに気づかれると思います。多くの学校では「入試傾向が変わった」とあまり言われたくありません。傾向が変わりやすい学校は受けにくいという印象を与えるからです。ですからどの学校でもだいたい入試傾向というのが決まっています。その傾向と現状から考えて、優先すべき科目と優先する内容を決めていきます。
■ただここで大事なことは、現状ではすべての科目で合格レベルに達していないのだからまず1科目でもいいから合格レベルに近づけようと考えることです。もちろんそればかりではバランスが悪いのですが、あれもこれもと考えてしまうとなかなか成果が出にくく、子どもたちのモチベーションもお母さんの気持ちもなかなか上昇していかないでしょう。
■例えば算数が好きで得意でもあるならば、まず算数を伸ばしてみるということを考えていけばいいでしょう。国語が得意なら過去問をがんばってみて6割ぐらいとれるようになるか、試してみてください。
■もし1科目でも達成できれば、後は残りの科目をどう達成すればいいか、考えればいいのです。子どもたちの状況はひとりひとりが違うので、全員が同じことをやって効率がよいかといえば、そうではありません。
■塾の夏期講習は18~20日間と長くなっています。しかもその間にも合宿があったり、学校の修学旅行があったりして家での学習時間を意外に確保できないものです。塾にお任せすればいいと考えるのは、私はあまり賛成しません。個別的な塾ならそれもできるでしょうが、みんなが同じことをやれば当然できる子は暇で、出来ない子は時間ばかりがかかるということがおこるのです。
■時間を効率的に使うためにも、まず塾の先生と相談して夏の勉強方法をぜひ考えてください。ただ、塾に通っていれば大丈夫というものではありません。
(田中貴.net通信52号より)
■まず第一志望を決めておくのがいいでしょう。実際に過去問の勉強を始めていく機会ですから、どこを狙うのかしぼれていた方が良いに決まっています。ただ、まだ十分に絞れていない場合は、いくつかの学校をやることになると思います。勉強を効率化するという意味では、夏休みに過去問を練習する学校を絞ったほうが良いので第一志望は早めに決められるなら決めていきましょう。
■次に子どもたちの現状の分析をしてみましょう。これまでの試験の結果はでてきていると思います。その中で教科的なバラツキ、教科の中での得意、不得意を調べます。子どもたちは4教科とも同じ偏差値になることは、めったにありません。何かが得意であれば、何かが不得意なのです。しかし今の段階ではどの科目も、合格レベルに達していないでしょう。その状況を正確に把握します。
■次に第一志望のレベルや出題傾向について調べてみましょう。第一志望が決まれば勉強が効率的になるというのはこの点です。今の現状から考えて、ゴールが第一志望校ですからその合格レベルまでどうやって伸ばしていくかを具体的に考えていけばいいのです。
■過去5年~10年に出題された問題を見てみると、大きく傾向が変わっていないことに気づかれると思います。多くの学校では「入試傾向が変わった」とあまり言われたくありません。傾向が変わりやすい学校は受けにくいという印象を与えるからです。ですからどの学校でもだいたい入試傾向というのが決まっています。その傾向と現状から考えて、優先すべき科目と優先する内容を決めていきます。
■ただここで大事なことは、現状ではすべての科目で合格レベルに達していないのだからまず1科目でもいいから合格レベルに近づけようと考えることです。もちろんそればかりではバランスが悪いのですが、あれもこれもと考えてしまうとなかなか成果が出にくく、子どもたちのモチベーションもお母さんの気持ちもなかなか上昇していかないでしょう。
■例えば算数が好きで得意でもあるならば、まず算数を伸ばしてみるということを考えていけばいいでしょう。国語が得意なら過去問をがんばってみて6割ぐらいとれるようになるか、試してみてください。
■もし1科目でも達成できれば、後は残りの科目をどう達成すればいいか、考えればいいのです。子どもたちの状況はひとりひとりが違うので、全員が同じことをやって効率がよいかといえば、そうではありません。
■塾の夏期講習は18~20日間と長くなっています。しかもその間にも合宿があったり、学校の修学旅行があったりして家での学習時間を意外に確保できないものです。塾にお任せすればいいと考えるのは、私はあまり賛成しません。個別的な塾ならそれもできるでしょうが、みんなが同じことをやれば当然できる子は暇で、出来ない子は時間ばかりがかかるということがおこるのです。
■時間を効率的に使うためにも、まず塾の先生と相談して夏の勉強方法をぜひ考えてください。ただ、塾に通っていれば大丈夫というものではありません。
(田中貴.net通信52号より)
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中学入試説明会
お話する内容が決まりました。当日のレジメです。
まだ余席がございますので、ぜひご参加ください。
詳しくは こちらから
1 学校の特質
(1) 受験校か、付属校か
(2) 男子校か、女子校か、共学校か。
(3) 管理型か、放任型か。
2 スクールカラーの見分け方
(1) 大学受験の体制
(2) 課外体験の有無
(3) 文化祭、体育祭のやり方
(4) 習熟別クラス体制
(5) 学習の動機付け
3 どの学校を選ぶのか
(1) 成績の考え方
(2) 子どもの希望はどこまで聞く?
(3) 入試傾向との相性
(4) 通学時間は1時間以内
(5) 最後は親が決断
4 学校別対策の立て方
(1) まず過去問にあたる
(2) 過去問は入試までに10年分、3回が基本
(3) 夏休み、秋、直前期
(4) 傾向の調べ方
(5) 出るものは決まっている
5 合格するために
(1) 方法論を選ぶ必要
多くのクラス分けで対応できない部分
(2) 入試日のメインは3日間、その戦略が不可欠。
(3) 何が得意で、何が不得意かの見極め
(4) 早めの傾向対策が類題演習の時間を生む
(5) 学校別対策とは
6 科目別学習法
(1) 算数
良く出る範囲を見極める
比と割合、速さ、平面図形、立体図形、数の性質、規則性、場合の数
(2) 国語
記述型か、選択型か。
知識はどれくらい必要。
(3) 理科
計算問題を優先。しかしレベルは吟味。
電気、水溶液、力、天体がメイン分野
(4) 社会
知識はどれだけ必要か?
まずは基本知識を徹底的に覚える。 出題の7割が全範囲の3割。
7 夏休みの勉強法
(1) 塾任せのメリット、デメリット
(2) 志望校が決まっている方が効率的。
(3) いかに家庭学習の時間を確保するか。
(4) 不得意な分野に集中する。
(5) 計画は書き直すもの。
まだ余席がございますので、ぜひご参加ください。
詳しくは こちらから
1 学校の特質
(1) 受験校か、付属校か
(2) 男子校か、女子校か、共学校か。
(3) 管理型か、放任型か。
2 スクールカラーの見分け方
(1) 大学受験の体制
(2) 課外体験の有無
(3) 文化祭、体育祭のやり方
(4) 習熟別クラス体制
(5) 学習の動機付け
3 どの学校を選ぶのか
(1) 成績の考え方
(2) 子どもの希望はどこまで聞く?
(3) 入試傾向との相性
(4) 通学時間は1時間以内
(5) 最後は親が決断
4 学校別対策の立て方
(1) まず過去問にあたる
(2) 過去問は入試までに10年分、3回が基本
(3) 夏休み、秋、直前期
(4) 傾向の調べ方
(5) 出るものは決まっている
5 合格するために
(1) 方法論を選ぶ必要
多くのクラス分けで対応できない部分
(2) 入試日のメインは3日間、その戦略が不可欠。
(3) 何が得意で、何が不得意かの見極め
(4) 早めの傾向対策が類題演習の時間を生む
(5) 学校別対策とは
6 科目別学習法
(1) 算数
良く出る範囲を見極める
比と割合、速さ、平面図形、立体図形、数の性質、規則性、場合の数
(2) 国語
記述型か、選択型か。
知識はどれくらい必要。
(3) 理科
計算問題を優先。しかしレベルは吟味。
電気、水溶液、力、天体がメイン分野
(4) 社会
知識はどれだけ必要か?
まずは基本知識を徹底的に覚える。 出題の7割が全範囲の3割。
7 夏休みの勉強法
(1) 塾任せのメリット、デメリット
(2) 志望校が決まっている方が効率的。
(3) いかに家庭学習の時間を確保するか。
(4) 不得意な分野に集中する。
(5) 計画は書き直すもの。
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