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併願校の過去問まで手が回らない

この時期、受験校のラインナップが決まってきます。

そうなると、やはり過去問をやっておかないと、と思うのは当然。

ただ、ダブル出願で、受けないかもしれない学校まで、手が回らないとしても、それは致し方ないかもしれない。

やはり優先されるべきは、志望順位。

ここに入りたいと考えて中学受験をするのだから、やはり志望順位の高いところに力を入れましょう。

ダブル出願で、手が回らないほど、受験校を増やさないようにするのも大事な戦略です。




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できるようにしないといけないが・・・

中学受験 算数オンライン塾
11月20日の問題


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過去問の演習を増やせば、何が良く出るか体感できる

これは飛び級に限ったことではありませんが、やはり過去問の演習が増えれば、それだけ学校別傾向を体得することになります。

そうすると、何が出て、何ができなければならないのか、子どもたちでも判断ができるようになる。

じゃあ、これができるにはどうすればいいか?という発想が出てきて、じゃあ、ここをもう一度復習しよう、とか、ここを覚えよう、ということに繋がります。

中学受験の範囲は「小学生でもできる」ということになってしまっていて、その幅はどんどん広がっています。

ということは、すべての学校に合わせれば途方もないことになってくるわけで、ここはやはり志望校別の対策に絞った方が効果は上がります。

学校別対策の深みを増すことの方が、手を広げるより大事なことなので、最後ここに注力していける体制を整えることが必要でしょう。




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WEB出願で、出願のハードルが下がったが

フリーダムオンライン 中学受験チャンネル 2024 洗足学園第2回 算数2(3)





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飛び級でつらい時期

飛び級をやらせていて、結構つらいのは最初の方でしょう。

5年生でも、6年生のことをやるから、それなりにがんばらないといけない。

しかし、6年生になると、一度やったことの復習と実践になるので、ここはそうでもない。

知識のチェックをやったり、まだできていないところに手が届くようになるから、仔細に準備が整う感じです。

一番つらいのは、やはり4年生の後半と5年生の前半でしょうか。ここが、まあ、難しいところを習うところではあるのですが、しかし、逆に言えば、入試まで時間はあるので、焦らずに基礎を固めることができるという点で、メリットは大きいでしょう。




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高校受験では、私立は大学附属高が中心

中学受験 算数オンライン塾
11月18日の問題


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単科入試で大丈夫?

算数単科の入試、というのは午後入試を中心にいくつかの学校で行われます。

で、算数は合格水準になるかもしれないが、他の教科は入ってからついていける?

そんなことは心配しなくて良いのです。

とにかく合格することが大事。

算数だけで入れれば、それに越したことはない。

準備もその学校の過去問の負担が少なくなるので、良いでしょう。

もし合格して入ったら、そこから頑張れば良い、と考えてください。




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ここに入れたいから中学受験をしよう

フリーダムオンライン 中学受験チャンネル 2024 豊島岡 第1回 算数2(4)





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飛び級論

結局、5年生の後半から6年生にかけて勉強する内容が、一番入試に出るのは間違いありません。

したがって早くからスタートするというのは、その準備段階の計算や語彙などをやる、ということなのですが、実際にこれらの勉強は別に入試に出るわけではなく、5・6年の勉強の基礎を形作るものです。

で、問題なのは、早くから始めても結局、子どもたちの学力が小学校5年生、6年生のレベルに達して初めて、中学入試の頻出事項を勉強する、ということであり、その時間は相変わらず「足りない!」ということではあるのです。

早く始めても足りないのですが、それは小学生だからで、子どもたちが悪いわけではないのです。

ではどうするか?

私はどうせやるのなら飛び級だろうと思います。

つまり、問題となっている5年生の後半から6年生にかけて勉強することを早く始める。それまではゆっくりでもいいから、ここを早く始める。

早く始めたところで、あまり定着しないでしょう。だから2回やる。これが飛び級論です。

6年生の後半までまず5年生で行ってしまう。そしてもう一度同じ内容を繰り返す。

これは、今までやらせていて効果がありました。

飛び級で5年時低迷していても、新たに自分の学年に戻ると上位層に出てくる。

まあ、全員に勧められる方法ではありませんが、しかし、やはり入試に出るところを繰り返した方が、力はつくと思います。

具体的な方法としてはWEBワークスの5年生のコースを4年生からスタートするということです。そして6年生を2回やる。

後半、すでに6年生の内容を勉強しているので、学校別対策に大きく時間を割けるようになるので、学校別対策効果の深みが出てくるのは間違いありません。オンライン個別指導で、先生といっしょに新4年生が5年生のコースに進むと、自動的に飛び級コースを進むことになります。

早くから始めるより、こちらの方が効果は大きいでしょう。ただし、飛び級している間はあまりテストを勧めません。良い成績が出にくいので、それよりはWEBワークス内の試験でやっていった方が絶対評価だから、親の気持ちに焦りはなくなります。




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高校受験では、私立は大学附属高が中心

中学受験 算数オンライン塾
11月16日の問題


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東京入試を利用する

お試し受験で、神奈川の子が、千葉や埼玉に行くのはなかなか大変です。

そこで単純に入試のリハーサルをしたい、というのであれば、地方校の東京入試を利用する方法があります。

学校によって、いろいろやり方はありますが、概ね、東京の大学の校舎を使うところが多い。

たまに、貸し会議室というのもありますが、いずれにしても、入試のリハーサルとしては充分でしょう。

片道1時間半とか2時間になると、親も連れて行く負担がなかなかなので、東京入試は検討してみてもよいかもしれません。




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復習の一元化

フリーダムオンライン 中学受験チャンネル 2024 立教新座 第1回 算数1(6)





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勉強すると、頭も良くなる

教えていると、確かに頭の良い子はいます。覚えなければいけないものは、あっという間に覚えてしまったり、難しいと思う問題をあっという間に解いてしまったりします。

しかし、勉強しなければその頭の良さは生かし切れない。勉強しない頭の良い子は、やがて力がそれほどなくとも勉強する子にはかなわなくなります。

確かに力が足りないと覚えるのに時間がかかるかもしれないし、難しい問題をスイスイと解けないかもしれない。

しかし覚えればそういう子は忘れないことが多いし、時間がかかっても難しい問題を解く経験を積み重ねてくると、どんどん頭自体が良くなっていく。

最初力が不足していても、勉強を積み重ねていくことによって頭は良くなるのです。

だから力が不足しているから、といってあきらめてはいけない。しかもゴールは別に中学受験だけではない。この先もいろいろなゴールがあるわけで、それに向かってしっかり勉強すればやはり力はついていくのです。

一方で、合格した後あまり勉強しなくなると、力もまた落ちてくる。

「前は結構できたんだけどねえ。」みたいなことが起ってくるものです。

だから自分で勉強するということを、苦なくやっていけるようになることが一番大事かもしれません。今回は入学試験までがひとつのゴールですから、そこまでコツコツ勉強していければ、やはり相当頭も良くなっていくでしょう。だから元も地頭の善し悪しはあまり心配しなくてもいい。

この時期そうやって力をつけてくる子はたくさんいますから。




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ひとつの文はひとつのことを言えばいい

中学受験 算数オンライン塾
11月14日の問題


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補欠繰り上げ

入試直前に話をしても、「縁起でもない」と思われるでしょうから、先にお話をしておきましょう。

各校とも長年、いろいろなデータを積み重ねて、歩留率を計算しています。つまり、何人合格を出せば、何人手続きをして、最終的に何人残るのか。

各塾の合格者を足していくと、定員なんかとんでもない、みたいな数になってしまう学校もありますが、いずれにしてもどんな学校でも学則定員はしっかり獲りたいわけです。(基本的に学則定員は認可条件なので、これを上回ることは本来できることではありません。まあ、数人ちょっと、ということはあるかもしれませんが、大幅に間違えてはいけないことです。万が一、大幅に狂うと次の年の合入学者は減らさないといけないことになり、それはそれで学校の運営上問題になります。)

で、同じ試験を毎年やっていても、他の学校の情勢によってその読みに「狂い」が生じる場合がある。かといって安全に多く出しておいて、学則定員を上回ってしまうこともできない。

そのぎりぎりを狙って合格者を出すわけですが、しかし、やはりオーバーは困るから、補欠を発表して繰上げる。

で、補欠の順番はどう決めるのか、といえばそれぞれの学校でいろいろな方式がとられます。

一番多いのは点数順に並べて、同点は抽選にする場合。

同じように点数順で並べて、同点は同時に繰上げる、という学校もあります。

あるいは複数回入試をやる学校では、複数回受験する受験生の中から補欠を繰上げる。これは複数回でどの回を優先するか、決めにくいのでこういうルールにするわけです。だから、そういう学校の場合は複数回受験をした方が得だということではあるかもしれません。

で、あとは手続きの締め切り順で、繰上げていくわけですが、繰り上がれば、当然、他の学校は辞退することになるので、そうなるとまた他の学校が繰上げる、というようなことが起こる。

あまりにそれが大変なので、同じ日に本人の通学日を決めて、それに来なかった場合は全部辞退にしてしまう、という学校群もあります。

残念だった場合、やはり補欠にならないか、と考えるものですが、どのくらい繰り上がったのか、公表する学校はあまり多くないので、どうしても噂が先になってしまうことが多い。

やはり次のことを考える方が良いので、補欠繰り上がりの期待はあまりしない方が良いでしょう。

また補欠繰り上がり候補を発表する学校もありますが、これは回ってこないと合格にはならない。宙ぶらりんなところがあるので、これもあまり長く期待せず、次への動きを加速させた方が良いと思います。





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偏差値は同じでも

フリーダムオンライン 中学受験チャンネル 2024 立教池袋 第1回 算数8





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午後入試の入れ方

最近は午後入試を行う学校が増えました。

同じ学校でも午後入試の偏差値の方が高いようで、やはり人気になっているようです。

しかし、やはり午後入試は大変です。朝早く起きて、乗り慣れていない電車に乗り、緊張した雰囲気の中で入試を受ける。

ようやく終わったと思った途端、急いで移動。

昼食もそこそこの次の試験。

これは明らかに模擬試験とは違う負担が子どもたちにはかかります。午後入試を終えた子どもたちと会うと、さすがにぐったりと疲れている様子がうかがえます。

東京、神奈川の場合午後入試は2月1日と2月2日の午後に集中しているようですが、さすがに2日続けての4校はなかなかの負担です。

第一志望の関係を考えて、やはりどちらかに絞った方が良いでしょう。

まだ元気なうちの2月1日にしぼるか。2月2日の午前中を考えて、午後にするか。

早めに決めたいという意味では2月1日の午後を使うのがセオリーのように感じますが、受験校もいろいろなので、午前中の学校とのバランスを考えながら選んであげてください。




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捨てても良い問題

中学受験 算数オンライン塾
11月12日の問題


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私大附属高はこれからも増える

少子化で、私立高校の私大附属化は続いています。

これも私大生き残り策の一環で、一般私立高校から私大の付属校に変更することで、私大への進学枠が確保される。

近年私大は一般入試枠がどんどん狭くなって、推薦枠と付属枠が増えている傾向にありますが、その競争は水面下で進んでいます。

例えば宗教法人が同じあるいは、近いところは、その連係を模索しているし、また一族支配の強かった私立高校が、将来を見据えて大学の法人に入るというM&Aみたいな動きも出てきています。

これに対して、国公立大学は、なかなか動けない。

その間に、私大付属化は今後も増えていくでしょう。




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私立は生き残るが

フリーダムオンライン 中学受験チャンネル 2024 桜蔭中 算数1(2)





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