出羽三山 ②

　　　　　　　　　　　　　豪い権幕でガラス窓を叩きつける雨音で起された真夜中。

　　　　　　　　　　　　　月山８合目の荒天を思いださせ気後れしそうに朝を迎え
　　　　　　　　　　　　　バスは温泉保養センターを８時半に出発した。

　　　　　　　　　　　　　獅子ケ鼻湿原散策コース入口で案内人さんに合流し散策スタート。

　　　　　　　　　　 

　　　　　　　　　　　　　ハッとする形相でお喋りを誘い私達をとりまく森の主のブナ群。

　　　　　　　　　　 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　 
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　湧水が作るという鳥海マリモと呼ばれるコケは大変珍しいそうだ。

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　さほどの雨もなく約２時間　  美味しい深呼吸三昧の散策だった。

　　　　　　　　　　　　　こんな清々しい歩きだったはずの弥陀ヶ原湿原。。。　それにしても惜しい。
　　　　　　　　　　　　　そして酒田市にてランチ後～　本間家旧本邸やおしんの舞台をぶらり。

　　　　　　　　　  
　　　　　　　　　　 
　　　　　　　　　　 
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　翌日のお天気を拳万するようなサンセットに皆でキャッキャ　　しながら

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　温海温泉に到着した。　　　続きます～

 

 

お酒？ いいえお茶でネ

　　　　　　　　　　　　　社会の一員となった会社のＯＢ会は今も続いている。

　　　　　　　　　　　　　大勢の集まりはあまり好まないので欠席を続けてる内
　　　　　　　　　　　　　それをいいことに案内はいつしか届かなくなったが～
　　　　　　　　　　　　　ここ地元のホテルで今日その会があると聞いていた。

　　　　　　　　　　　　　口をとんがらかせ覚えたての下手な口笛に似た風音は
　　　　　　　　　　　　　建て付け悪いサッシの隙間から調子っぱずれの唸り音。
　　　　　　　　　　　　　１０年に一度と脅される前日からの大型台風襲来。

　　　　　　　　　　　　　列島を総なめし猛スピードで北上して行ったようで
　　　　　　　　　　　　　どうやら１３時からの会は予定通り進行してるようだ。

　　　　　　　　　　　　　ＯＢでもある万座　　２泊メンバー３人は参加の由。
　　　　　　　　　　　　　解散後にお茶でもということになっている。
　　　　　　　　　　　　　我が家でゆっくりしましょうの声をかけるでもなく。。。
　　　　　　　　　　　　　４人掛けソファはお払箱！　　思いやりに欠けてました。

　　　　　　　　　　　　　そして駅周辺の様変わりが一望できる窓際に座り

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　大昔のあの頃に想いをはせ　　まったりする４人だった。

 

　　　　　　　　　　　　　　　

おぉ～い元気会 ②

　　　　　　　　　在来線に遅延でもあれば自由席とはいえ何時の後続　　に乗れるか
　　　　　　　　　ヤキモキは心身に良くないから早め早めの行動は待つ身側につくと安心。

　　　　　　　　　不携帯者は幾重にも承知しているし東京駅ホームで暇つぶしするよりか
　　　　　　　　　ひかり号をやめ先発のぞみに乗り余裕待ちすることにした。
　　　　　　　　　待合せは新大阪駅の千成びょうたん像前１３：３０である。
　　　　　　　　　しばらくすると車掌さんが検札に回ってきた　　やはりというかアラララ～。
　　　　　　　　　ジパング３割引き対象にならないお財布に良くないのぞみ号であった。
　　　　　　　　　お昼前到着がため下車ホームのベンチでお弁当食べる不憫な姿の二人がいた。

　　　　　　　　　そして予定通り今チョッと前着いたような何食わぬ顔をしてご対～面。
　　　　　　　　　私だけが初対面のＮ田様に御挨拶し３人の元気会はスタートした。
　　　　　　　　　マイカーで　　しかもおまかせ案内して頂くから　　ラクチンったらない。　
　　　　　　　　　先ずはケーブルカー・リフトで妙見山を往復　　野生の鹿にも遭遇　

　　　　　　　　　　 
　　　　　　　　　　 
　　　　　　　　　　 

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　閉園していたダリア園を遠くから眺めたりしご自宅へ。

　　 　　　　　　　  

　　　　　　　　　ワンちゃんとお嬢様に迎えられお料理上手なお夕飯に寛がせていただいた。

　　　　　　　　　　 
　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続きます～

 

 

出羽三山 ①

　　　　　　　　　　　　　アッチの山はそうでも　　コッチの山は紅く染まってるんだろうか。。。
　　　　　　　　　　　　　高尾山ハイキングから四ヶ月が過ぎ参加者１６名は仙台に向った。

　　　　　　　　　　　　　怪しい空模様が新幹線に駆けっこを挑む走りっぷりには負けそうだ。

　　　　　　　　　　 

　　　　　　　　　　　　　七夕様に並び杜の都でスッカリ有名になった牛タン弁当を配給され
　　　　　　　　　　　　　３日間移動の足となる専用バスに乗り込み　　お昼頃皆で頂いた。

　　　　　　　　　　 

　　　　　　　　　　　　　途中で案内人さんと合流しバスは狭い山道を走り月山八合目に到着したが
　　　　　　　　　　　　　標高１，４００ｍ付近の弥陀ヶ原湿原の自然散策を楽しむプランは
　　　　　　　　　　　　　手加減知らずの悪天候に阻まれ説明だけを聞きレストハウスに退散！

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　玉蒟蒻などを肴にミニ飲み会の雨宿りに切りをつけバスは下山。
　　　　　　　　　　　　　そして秋田県の南西部～　にかほ市の温泉に着き急いで　　入浴。
　　　　　　　　　　　　　山海の美味にお酒が旨い１泊目～
　　　　　　　　　　　　　たった　　３，２００歩 の１１日だった！

　　　　　　　　　　  

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続きます～

 

 

はけぐち

　　　　　　　　　　　　　” おはようございます！　　しばらくです～♪ ”
　　　　　　　　　　　　　留守してたこともあり～　お久しぶりをくっ付け挨拶すると
　　　　　　　　　　　　　” そうだネ！ ”　　ひと言返しただけで室内に入った今朝のお隣さん。
　　　　　　　　　　　　　アラララ～　いつもと違い雲行きがチト変どうしたんだろう。。。
　

　　　　　　　　　　　　　たまった洗濯物に時間をかけているとベランダに顔を出した。
　　　　　　　　　　　　　まぁ～　気の毒なくらいお布団を何度もよ～く叩くしネ。

　　　　　　　　　　　　　” ずいぶん洗ったのネ ”　それを皮切りに話しだした。
　　　　　　　　　　　　　留守暗号でそれと分る　 ” 居なかったみたいネ ”　から。

　　　　　　　　　　　　　おぉ～い元気会で遠出した話に１１日からの留守も伝えると
　　　　　　　　　　　　　” 忙しいのネ～　気楽に出かけられて良いよネ。”
　　　　　　　　　　　　　いつもになく妬ましそうに反応し鬱憤をぶちまけ始めた。

　　　　　　　　　　　　　” 結婚記念日がじきやって来るので何処ぞへ行きましょうと
　　　　　　　　　　　　　あれこれカタログを見ていたのに主人ったら息子とゴルフに
　　　　　　　　　　　　　行くって！　もう癪にさわり１週間も口を利いてないの！ ”

　　　　　　　　　　　　　立腹でもおさんどんストはしないが。。。　ただ黙するご夫婦。

　　　　　　　　　　　　　たまたま私がした質問にご主人じゃないと分らないらしく
　　　　　　　　　　　　　話してみるとのこと　　これが和解のキッカケになるといい。