10/30 地方紙の 「 花時計 」 欄に妹投稿の記事が
掲載されたとのこと~ 転載いたします。
先日いとこのTちゃんの四十九日と百か日の
法要を済ませた。
15歳も年上のTちゃん。 24年前から私の病気を
きっかけに 「 お~い元気かい ( 会? ) 」 と銘打って、
声がけしながら1年に1回は姉と3人で出かけていた。
これ以外にも温泉や、桜の季節は花見にと誘い出し、
15年後の自分たちの姿を思い描いていた。
その彼女も寄る年波にはかなわず、
あれよあれよという間に帰らぬ人となった。
訃報を受け、葬祭センターに出かけた。
身内が近場におらず、おいのT君が一人で奮闘していた。
午後8時過ぎにご遺体が運ばれて来た。
T君は仕事途中なのでちょっと仕事場へと。
残されたTちゃんと2人。 最後のお別れにと
彼女に手踊りを披露した。 お~い元気会で踊ると、
腹をかかえて笑っていた姿が目に浮かぶ。
今回は真面目な手踊り。 最後まで踊り終えた。
Tちゃんはほほ笑んでいるように見えた。
今にもおひねりを懐から出しそうだ。
2人だからできたお通夜での踊り。
見たことも聞いたこともないお通夜での踊り。
こんなことがあってもいいんじゃないかなと思いつつ、
Tちゃんを見送った。 合掌。