音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

コンチェルト

2008-02-19 | 音楽
シベリウスのヴァイオリンコンチェルトのCDを
楽譜をみながら、真剣に聴いたら、聴き惚れてしまった。
日曜日に本番があるので、勉強で聴く体制にしてたのに

3枚持ってるCDのうち、
大学のとき、特別講師で1度だけレッスンをうけたことがある
ヴァイオリニストの演奏。
深い解釈と美しい音色に魅了された。

<コンチェルト>

日本語では、協奏曲という意味。
知った気分になってるが、あらためて調べてみた。

コンチェルト(concerto)はイタリア語で、
「意志を合わせること」から転じて
「同意」、「コンサート」などの意味を持つ名詞。

コンチェルト=協奏曲は、独奏楽器とオーケストラからなる楽曲のこと。
今日聞いたシベリウスはヴァイオリンのソロが独奏楽器。
クラシックで使われる用語はドイツ語やイタリア語など
外国語が多いが、語源をたどるととても興味深い。

まさに「意志をあわせて」
音楽を作り上げることなのだ
な~~るほど。

先日受講した講座で、あることを学ぶのに、
どういう成り立ちなのか、歴史から説明された。
専門家にとっては当たり前のことだとは思うが
数時間の講座でそこから入られることに少しびっくりした。

後の懇親会で、そのことを講師の方に伝えた。
その時の会話から、
そうやって、理解していきながら自分のものに
していってほしいんだというようなことを感じた。

そういえば、ある有名なヴァイオリニストは、
最年少で世界的なコンクールに優勝した後、
アメリカに渡り音楽と平行して、大学で政治のことを学んていた。
曲を知る為には、作曲家が生きた時代の背景、歴史を知らなければ
いけないと話していた。

学習+知識=能力

はじめから能力がある人はいない。
学習して知識を増やして能力をあげる。
先日のセミナーの最後の講座で聴いた印象深いことのひとつ。
すごく納得できた。

実は、こんな私でもやらなければいけないという切迫感のようなものは
常々感じているが、元来、悲しいかな、なまけもの。

でも、私は生まれ変わるのです
いや、今の時点では、変わりたいぐらいにとどめておく。

ただ、好きなことなら、探究心をもてるので、がんばれそう。
好きこそモノの上手なれにかけよう

恥ずかしいけど、「学習の能力」が低い私の力強い第一歩
いや、未来はこれから~~希望を持つぞ
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雪の松江

2008-02-18 | 島根
久しぶりに雪が降り積もった
朝のウォークは迷わず城山へ。
いつもの風景が雪で違って見えて、新鮮だ。
空気もピンとはった感じで気持がいい。

今日は月曜日で、1週間のスタート。
そして、2月の後半に突入。
こだわってる、ついてる2月も、残り10日あまり。
気を引き締めていかなくっちゃ!

本日のお題
乳房が小さくて、乳飲み子が乳をのめない。

写真は松江城と稲荷神社。
運悪く、バッテリーが途中で切れて
あまりきれいじゃないお城の写真と
携帯でとった神社。

今週の目標
段取り力アップ

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自分のものにする

2008-02-17 | 島根
昨日で、受講していたあるセミナーが終了した。

毎週ではなかったが、土曜日の午後、
レッスン後に、走り込むようにして通い
なんともバタバタと慌ただしかった。
でも、毎回の講座が楽しみに思えるぐらい
中身の濃い内容だったので、もうないと思ったら一抹の淋しさが...

どんなことでもそうだが、受け身になってても
自分のものにはならない。
前回の講師の方もそのことは強くおっしゃっていた。
昨日も最後だったので、
さー、これからどうするんだ!と
喝をいれられ幕を閉じた。

確かにそう。
音楽の師には、もっと泣いて、悩みなさい、
と言われている
そうやって、自分のものにするんだと、からだをはっておっしゃる。

昨日の打ち上げの最後で、
F講師は、かなり具体的に音楽のことに触れられた。
プロであるための厳しさ、こだわり。
アマとプロの違い。

言われてることはよーーくわかる。
音楽に関してだけは、長い経験から本質が理解出来る。
じゃ-、自分は?それは....。
言われることすべてが胸に突き刺さった感じで聞こえてきた。

さて、今年2回目のライブは、仲間たちの前ということもあって
ありのままで、気負うことなくやれた
あわせの準備不足、ぶっつけ本番という言い訳もしたくないし、
隠してもしゃーないという気持が功を奏したか(苦笑)
心地よい緊張感で出来た。

私のプレゼンは音楽なので、機会をもらえたこと、
ほんとに有り難いことだ。
(くまのくーちゃんも、最後に披露したのだ、くー!!)

また急きょ頼まれた進行役。
こちらは、ばっちりだぜ、イェーイ
DJ、はまりそうだぜ、イェーイ

ただ、パーティー中、ほとんど食べれなかったので
お腹がすき、その上、ほどよく酔いもまわってきて、
最後はだいぶ役目を忘れかけちゃったが....
(ごめんね、SY

感動したのは、パーティーのスタッフたち(受講生有志)がよく働く。
私は本番、しゃべることのみだが、
準備から仕込み、当日裏方、私には出来そうにないことを
もくもくとこなす。
それだけで、ほ~~~

つくづく、自分の出来ることってわずかだと思った。
逆に言えば、自分が出来ることを一生懸命
責任もってこなすことの大事さも感じた。

それと、こういう「チームでの仕事」ってやっぱり私は好き。
これもいい人材とできたからってことね!
ありがとう、みんなー。
P業、極めていきます!

フランスから帰ってきて3年。
じわじわと、地元島根での人のつながりが増えている。
今回も、日頃接点がない、島根の熱い人たちと出会えた。
講師の方もいわれた、これを自分の財産に出来るかは
私が本気かどうかにかかってる。
自分を試されるってわけ。
私の中で、まだまだセミナーは続く。

最後におまけ。
パーティーで一番迷ったのが、かぶりもの披露。
演奏もしゃべりも問題なかったがくーちゃんだけは、寸前まで悩んだ。
それに誰にも頼まれたわけではない(笑)

しかし、勇気を出して正解!
実際のみんなの反応は、よくも悪くもなかった
くーちゃん、ざんね~~ん。
でも負けずに明るくがんばる、くー!

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人見知り

2008-02-16 | 雑感
新しい土地へ行けば、新しい出会いがある。
始めての場所へ行けば、始めての出会いがある。

私は人見知りをしないほう。
小さいときからの性格だが、だんだんまったくしなくなってきた。
今やおえらい先生方でも、ひるむことがなくなってる。
いや、もともと同じ人間、ひるむ必要もないか

人見知りをする人、恥ずかしがりの人ってだいたいわかる。
実はそういう人、好きなのだ
だから、ジワジワ、
いや時には直球で、お近づきしてしまう。

人見知りする人って
正直で、やさしい。
そう、いい人です。
(え?じゃー、人見知りじゃない私?逆....泣)

最初のとっつきが本人さんもドキドキなんだと思う。
視線もあちこちいったりして
言葉も多くなかったりするけど、そこもまたいい
なんら、問題ではないっ!
それが個性ちゅーもんなんですぅー(熱くなってきたぞ~~~)

だって、話していくうちに、どんどん魅力が湧き出てくる。
私は経験上、多くの人見知り人たちとの関わりでそう確信してる。
噛めば噛むほど味がある、そう、するめみたい
(ぶたとちゃう、すーるーめー)

最近、人見知りなんです。
ってことをたまたま2、3人から聞いたんで、ふと考えてみる。

なぜ私が人見知りゼロ状態になったか。

それって、人に、
こんな風に思われたいとか
よく見られたい
っていうのが、なくなってきたからかも。

以前はそれなりによく見られたいってあった。
それも、分不相応に、実際は大した人間でもないくせに.....(苦笑)
あー、恥ずかし。

今は、私は私。
たいした人間ちゃいまーすって言えちゃったりする。
ありのままってやつ!
これは、おススメで楽ちーん。

実は今日はDJグテ役だが、
同時に一緒の釜の飯を食った仲間の前で
演奏もさせていただく。

人見知りはしないけど演奏する時は
緊張したり上手く見られたいって気持が少しは働いちゃう私....
(まだまだ未熟

いかに自然体でステージにたてるか
自分の気持を素直に音に込めれるか。
これは本業においての私の最大で重要な課題。

今日もいい機会をもらえた。
ほんと、ありがたい。
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冷水

2008-02-15 | こだわり
冷水その1<飲み水編>

足もみのサイトに、もんだ後に、水を飲むように書いてあった。
だいたい、足もみは夜にするから、夜にコップ一杯をゴクゴク
じゃなく、ウォーター。

以前から、朝起きたら、一杯の水を飲むようにしてる。

出来るだけ、昼間も水分とるよう心がけてる。

冷水その2<水浴び編>

私は超寒がりなので、
最近、といっても昨日で3回目ぐらいだけど、
お風呂やシャワーの最後に
水浴びでフィニッシュすることにしてる。

これは、昔に、実行&継続してたことがあった。
残念ながら、なにか効果があったかどうかは覚えてない。
いや、今の私はその時の水浴びのおかげ?!
それなら、やらなきゃ、よかったかも....(笑)

先日、最後に水を浴びることで、熱を封じこめて
からだがあたたまった状態でよろしいってなにかで聞いたので
再び始めることにした。

しかし、けっこう勇気がいる

せーのー、いくでーーーー。
自分に喝をいれてから、勢いつけてかぶる。
さすがに、頭からは、出来ない。
足から順番に、ちょびちょびかけてから
深呼吸して、一気にがばーっと体にかける。

今の水は冷水だから、1年で一番寒い時期に始めるてるんだ(笑)
思い立ったら、やってみなきゃと思い
そんなこと考えずにトライした、相変わらず、考えないで行動する私。

「お願い、許してー、もうしないからー
「ごめんなさーい、かんにんーー
誰に?
何を?
わかんないけど、そんな気持になる、、、、

確かに、からだはポカポカしていい
その上、やったーという小さな満足感、
頑張った、よく耐えた、と自分をほめてあげたくもなる。

え?水をかぶっただけで、ほめる!?
いーんです。
こういう小さな喜びが、気分いい自分でいれるならば

でも、これは3日坊主になるかもしれない。
気持が萎えてる時は、絶対、ま、いいかってなりそうだ。
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タイマーとストップウォッチ

2008-02-14 | 雑感
私は、よくタイマーを使う。
10~20分ぐらいの短い時間で何かやりたい時には
重宝する。

ピピッのデジタル
ジーーのアナログ
あまりこだわりなく、両方とも使っている。

そのタイマーより最近私向けだなって思うのが
ストップウォッチ。
1分ぐらい長くなっても、ええ、ええ~。

ジーとかピッピッなど鳴らないし
気が楽。
もともと曲の長さ(時間)をはかるために使ってる。
最近はもちろん、足もみ、カツゼツ、スクワット....

カツゼツと言えば、
ミクシでカツゼツコミュニティーを作って
1日にひとつお題をのせているが、100を超えた。
特に今年からは心をいれかえ、ほぼ毎日更新してる

カツゼツコンビのるりちゃんと話すと
私も大いに盛り上がってこんなアイデアが出てくる。

カツゼツかるた
カツゼツ検定
カツゼツソング
カツゼツ音頭
カツゼツで町おこし.....

いや、まずは自分がカツゼツ効果を実感してからと
最近、できるだけ、カツゼツトレーニングしてる!
(管理人のくせに、最近か~~~?はい。ごめんなさい)

カツゼツで、若くなったわ。
カツゼツで、きれいになったわ。
カツゼツで、腰がくびれたわ(くびれるかぁ~~)
報告、しまっせー、びっくりする効果!

いや、ジョーダンはさておき?
2、3日前から、カツゼツに力いれてたんだった。

週末、ある集まりで進行役補佐を仰せつかったのだ。
相棒は前からよく知ってる、SY(私はSF!)
大阪弁と出雲弁両方OKがふたりの共通。

しゃべりはヴァイオリンより地で出来る
私の唯一の得意分野なんで、もちろんOK!

ところが、DJ風っていうじゃん!!
え?
漫才風ならいいけど、DJ風って????
ピンときてないのって、年の差ですか?

わかったフリして、
ラップ感覚で、イェーイ、イェーイって
合いの手うってたらいいか!

まっ、いい。
即興はインプロで鍛えたから、怖くない
(実はドキドキ、ビクビク)

よし、カツゼツ週間

さて、今回から新しいカテゴリーを作った
「雑感』
気楽につづっちゃうよ

写真は今朝の稲荷神社
道路全面アイススケート場状態でツルツルだった。

本日のお題

無秩序な社会と徹底的に戦いを挑み(いどみ)
とうとうたたかれて立ち直れなかった。


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教えあえる関係

2008-02-13 | こだわり
数才年上の愛弟子Qさんはとにかくすごい
ヴァイオリンは教えているが、それ以外は教わることの方が多く
頼りになる存在のひとりだ。

あるとき、Qがトライアスリートということを知った。
なんであんな死にそうなことをやるのか
今もいくら聞いても理解出来ないが、とにかく私は尊敬してる。
昨日はマラソン大会があったらしく
年代別で優勝。
やっぱ、すげー、鉄人の女!

最初に聞いた時から、トライアスリートの過酷なトレーニングの話には
惹き付けられた。
ちょうど、演奏面で悩みがあったので、
なにか参考に出来ないかと思った。
それで相談したところ、腕立て、腹筋、背筋をセットにした筋トレを
すすめてもらった。
かれこれ2年前から私はほぼ毎日、こつこつとやり出し
今や定着。
(自慢じゃないが、それまで、筋肉なんて皆無の私)

今日も腿の内側は自転車のたちこぎで鍛えられることを
教えてもらう。
はい、師匠、がんばりまーす、私はいつもカワイイ弟子

また、Qには、コンサートや主催イベントの手伝いをしてもらうことも
たびたびで私は必ず、終了後ダメだしをお願いする。
けっこう毒舌、辛口、ようしゃなし。

髪型、服装、くつ、話し方、
あかん時は、ばしっ~~と叩かれる
いや、叩かない、鋭く指摘される。

ある時、司会をしたが、はいてた靴、NG!
確かに足先は油断してたから、反省しかり。
ごめんなさーい、素直に認める。
やっぱりかわいい弟子なのでーす

演奏面でも、へたくその時は容赦なくヘタと言ってくれる(涙)
しかし、そんな言葉も、私は真摯に受け止め深く深く反省する。
練習します、師匠!
それにつきます、ししょーーーー
なんて、健気だ....(感動)

音楽のこと、クラシック業界のこと、レッスンのこと
違った視点からの意見を聞きたいときは、
Qさまさま!

指導者業をしているが、雇われてるわけではないので
独りよがりの教え方になる危険性はいつも感じる。
社会とかけ離れる人間になっていく可能性もある。
(え?もうかけ離れてるって!?)

だからこそ、こういう存在の方を頼りにする。
嬉しいことに、最近、新たな業界の老若男女、増えつつあ~~る

特に、大人のお弟子さんは、私が教える立場だが、
反対に教えられることが必ずあり、まさに「教えあえる関係」
「教わりにきてるのに、こっちが教えてばっかり!」
っていわれそう

そうならないように、指導面ではもちろんだが、
人間的にも高めるのだ。
この気持はいつも持ち続けていきたい
う~~~ん、これも忘れがちたが....(メモメモ)

本日のお題
大変達者な足袋屋さん。太鼓の変わりにたらいをタンタンたたいて
啖呵を(たんか)をきった。
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春節を祝う

2008-02-12 | 島根
中国のお正月「春節」
昨日は国際交流会館で春節をお祝いする集まりがあり
参加した。

これは友人ワンさんとHBさんたち、
松江で中国語を教えている4人の先生が集まって、
合同でイベントを企画している恒例行事のひとつ。
もう3、4回目になると思う。

私は、ステージの部でVの演奏と
皆さんの歌のピアノ伴奏のお手伝いをした

構成は2部で、出し物の後は全員で食事をする。
今回はお鍋。
これを楽しみに参加を引き受けたんだが
残念ながら都合が悪くなり欠席

先生たちは個人的にも仲が良いから
雰囲気がとてもいいのがこの会の特徴。
練習の時も、そう。
準備の時も、そう。
笑いは絶えない。

笑いがあるかどうか
ジョーダンでもいいあいながら、
会を作っていけるかどうかは
「楽しい集まり」の大事なポイントだと思う。

といっても、主催者になると、
笑えるには余裕がいる。
余裕の状態になるためには、準備は当然だが
慣れも必要。
参加者にとっては、安心出来る場だから、楽しめる。
久々に客観的に見れて、勉強になった。

実は私自身いくつか反省点があって
自分を戒めてる
あ~~、ちょい落ち込み
失敗は次へつなげなきゃ.....あ~。

赤で飾られたホールに集う中国語を学ぶ仲間たち。
同じ勉強をしてる人が年に1、2回集まって楽しむことで
初心に戻り、よしがんばるぞ~
勉強をする意欲がアップできるといいし、
そうなれば、先生たちも企画した甲斐があったってことね


本日のお題

たらことたらをたらふく食べて。
まだ食べられたら食べられるだけ、
たらことたらを食べるがいい。

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足裏 マッサージ2

2008-02-11 | こだわり
自分での足裏マッサージを始めて、1週間たつ。
2月2日の日記に
これから毎日、足裏マッサージ(今流に言うと、AMでしょうか?)はじめまーす!
と書いたが、その後の様子は....
おかげさまで、続行中

途中、2日ぐらい完全に忘れた日があった。
何事も習慣にするのには、かなり意識してないといけないもんだ。
そのために、目につくところに書いておくなど
忘れない工夫をするのがよさそう。

一回につき、片足10分が理想だが、
無理な時もあるので、5、6分を目安に
もみもみ!

最近は痛みも薄れ、気持よくなってきた!
いいぞー、いいぞー

よく考えたら、マッサージを始める前から、足裏を叩くことは習慣にしていた。
それもこのごろは、手じゃなくてビンを使用。
(変な人って思わないで~~)

これはヴァイオリンを弾く前の儀式のようなもの。
どうも弾いてる時に、体が浮いてきて
地に足つけてる実感がない。
これは前々からの悩みの種だ。

それで試し始めたことが、叩くこと。
ようは、刺激を与える。
効果はあるように思うがどうでしょうか~

今や、少しずつ習慣になってきて
気持よく感じれるようになってきたので、
この調子で気軽にやっていこう。

本日のお題
向こうの竹屋に、竹たてかけた。
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響かない音

2008-02-10 | 音楽
夜、オケの練習。
そこで、私にとっては予想外の発見があった
シベリウスのヴァイオリンコンチェルトでのこと。

約3m先で演奏するソリストのヴァイオリンの音。
ホールでお客さんとして聞くのとは、全く違う響き。
いや、響かないのだ。
私はファーストなので、ソリストの背中側で演奏。
ヴァイオリンの裏板が見える状態だ。

会議室のような残響のない場所に50人ぐらいのメンバーがいる。
バイオリンの音色は「そのまま」素っ裸のようなもの。
なになに、それがどうなのよ?
あかんの?へたなの?

いえ、その音がとても味わい深い
これが私の出してる音。
化粧しない、素肌の美しさという感じ。
4本の弦からこんなに魅力的な素の音がでる。
弾き手がレベルが高いからだからということを
差し引いて、あらためてバイオリンの魅力を感じた。

美しい、透明感がある、つやがある....
音色は、魅力ある演奏にはかかせないが
それは音楽の一部。

今日の音からは、細かいニュアンスがストレートに伝わってきて
メッセージがはっきり届く。
こう弾きたいというのが音に込められてる。

普段ヴァイオリン漬けになってる私にとって
ホールで聴く響き渡った音、CDから聴く演奏に憧れるが
今日のこの新鮮な発見によって
新しい耳で、音を感じていきたい。

(あまりうまく書けなくて、じれったいな....

このことを、帰りにヴァイオリン仲間に
話をしたら、同じように感じていた。

ついでに、ブログに、このこと書きたかったので、
タイトルの相談をした。

響かない音
ダイレクトな音
素の音

どれが今私がいったことを一番あらわしてると思う?って聞いたら、
響かないがいいって言ってくれた。
響かないって否定なんだけど、それが感動を受けたってことが面白いって!

シベリウスはフィンランドの作曲家。
この曲は、私の好きなバイオリンコンチェルトのベスト3にはいる。
ロマンティックで、メロディーが淋しげで切なく胸に響く。
とにかく美しく、カッコいい

技巧的にもかなり難しい。
ヴァイオリニストを志したシベリウスだからこそ書ける曲と言えるだろう

本日のお題

かつてとんでもない尊い鉄人が土地を買い
鉄筋の家を建てたとさ。
たちまち市(いち)が立ち人は立ち去らず、
立ち退(の)かせたとさ。


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