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晴耕雨読

晴れた日には土いじり、雨の日にはパソコンとボタニカルアート

映画 ジョーカー

2020-04-29 | 映画・DVD
今日は映画「ジョーカー」を観ました。

Amazonプライムで(無料で)見れるようになってから、と思っていたのですが
ある方のブログを見て、Amazonのレンタル399円/48時間で視聴。

一言でいうと「哀」
ただ人々に笑いを届けたいだけなのに、コメディアンとして認めてもらいたいだけなのに
病気のせいでいきなり大笑いしてしまうアーサー、気味悪がられても苦しそうな笑いが止まらない。
必死に訴えようとしているのに、誰も振り向いてくれないし、聞いてもくれない…

バットマンもジョーカーもゴッサムシティも名前だけ知っているという状態で
なるほどこうやってジョーカーが誕生したのかと納得。
何しろ、「ノック、ノック、ノック」の場面で自分を撃って死んでしまうのではないかと思っていたぐらい無知で
あのバットマンの悪役って、見終わって知ったくらいで、スミマセン

ジョーカー役のホアキン・フェニックスは23歳で亡くなったリバー・フェニックス(大好きだった)の弟で
リバーの面影を感じるし、走り方がリバー

終盤、ジョーカーがパトカーで連行されるとき「white room」が流れたときには、おっとなり
調べてみました。音楽も詳しく知ると興味が増す。

【全曲解説】映画『ジョーカー』で流れた曲まとめ【音楽】

映画『ジョーカー』で流れた音楽は?「バットマン」シリーズの悪役として知られるジョーカーを主演に据えた映画『ジョーカー』がついに日米で公開され...

VG+ (バゴプラ)

 



New Blood

2020-04-23 | 映画・DVD
stay homeなので、いつにも増してプライムビデオにお世話になっています。

プライムビデオにしてから、海外ドラマをよく見るようになって思うのは、当然のことながら時代を反映しているということ。つまり流行り?
まず、「SUIT」、「Good Wife」 Good Fight」やシリーズが長く続いている「NCIS」の登場人物が白人主体から
黒人が活躍するようになり、もちろん女性の大活躍(聡明でタフである)が前面にでてくる。
男性に庇護されるようなかよわい女性は出てこない。

アメリカドラマをしばらく見た後、今度はイギリスBBCのドラマを観るとやはり印象は微妙に違うけれどもやはり流行り?

で、一昨日から見始めた(といっても1シリーズ7話なので見終わった)「New Blood」

本作は2016年6月に英BBC oneで放送。「刑事フォイル」、「名探偵ポワロ」を手掛け、今や英国ミステリー界を牽引する存在となったアンソニー・ホロヴィッツが現代の完全犯罪に挑んだ作品として注目を浴びた。

主人公となるのは、新米刑事アラッシュと新米捜査官ステファンの若き2人。
2人はそれぞれ別の観点から、ロンドンで起きた中学教師の転落死を追うことからストーリーは始まっていく。やがて、連続殺人へと変貌していく事件の裏には、巨大企業の不正と過去の臨床実験による悲劇が潜んでいた…。


こちらアラッシュはイラン出身の両親から生まれた英国育ち、ステファンはポーランド出身
というちょっとアウトサイダー的立ち位置。

昨年くらいにロンドンの街中の映像を見たとき、有色人種が圧倒的に多くてー8割くらいだったかなー昔みた街角の風景とかなり違っていて
2016年のドラマの時代背景を実感できました。

時間が空いてさあ続きみようかなと「New Blood」を観ようとして、ああもう見終わったんだと落胆。
続編を期待したい…

今更「ベニスに死す」を観た

2020-04-19 | 映画・DVD
Stay homeなので、おとなしく家にいます。

面倒を見なければいけない子供も親もなく、夫婦二人の生活なので気ままです。

読書したりネット動画を見たり、ガーデニングをしたり、時々家事。
こんな大っぴらにゴロゴロしていいのだろうかと罪悪感にかられますが

今夜録画していた「ベニスに死す」を観ました。

50年前の映画のせいか、冒頭の音楽の音が悪くイライラ。
船着き場で汽笛が(無駄に)何度も鳴ってうるさくて不快。

何しろ、静かで美しい映画なんだろと思っていたので、劇中の歌もうるさいし
ただタッジオことビョルン・アンドレセンの美しさが救いという…
確かにダーク・ボガードの演技は素晴らしいですが。

後半、ベニスにコレラが蔓延しだすけれど、観光客には事実を伏せられていて
老作曲家はベニスに死すのですが、今見るとなんだかなあ…半世紀経っても同じだなあと感じました。

こんなに時間があって、心に余裕があるときに見ても感動より2時間じっと我慢の子であった私は
この映画の奥深さを解しない映画オンチなんでしょうかね


Fukushima 50

2020-03-24 | 映画・DVD
「Fukushima 50」を観てきました。

あの時、東日本がいや、日本が壊滅すると思ったあの状況を必死で食い止めてくださったみな様、しかと見させていただきました。


朝イチの開始ギリギリに飛び込んだので、いきなりの大地震の映像にグッとこみ上げるものがありました。
これは、被災された方はこの映像は見れないだろうなというのが正直な感想でした。

映画のメインの舞台の一つとなる、福島第一原子力発電所内の1・2号機中央制御室(通称:中操)は、東京・調布市にある角川大映スタジオ内に建てられた。
その広さはもちろんのこと、中操の壁に並ぶ計器は50年もの間操業していた原子力発電所とまったく同じデザインが再現されるほどの徹底ぶりで、事故当時に中操で作業をしていた原発運転員の方もセットを訪れ、あまりの再現度に感動していたというエピソードも。


映画の初めからす~っと目の端から水が流れ続けました。
一番記憶に残ったセリフは、吉田所長が伊崎当直長に電話で「伊崎 頼むわ」
緊迫した場面で、大声でもなく命令口調でもなくふわっとたのむわと…お二人の間の信頼感強い絆なのかな

佐藤浩市×渡辺謙主演!映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)予告編

映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)予告編 🔴 チャンネル登録はこちら: http://bit.ly/JPSubWCN ...

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ずっと記憶しておかねば…と思います

まあ、サザエさんといわれるんだけど←おっちょこちょいです

2020-02-11 | 映画・DVD
先日のエントリーで、「ミレニアム1 ドラゴンタトゥ―の女」と「ミレニアム2 火と戯れる女」の中古DVDをポチ、
「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」の上下巻をポチとしたわけですが、早速「ミレニアム2 火と戯れる女」のDVDと
「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」の下巻が届きました。下巻が先…なんでやねんということで、本はお預け

で、DVDをプレイヤーにセットしようとして、えっとこれはスウェーデン語なのか英語なのか字幕は英語か?などと能天気に考えていましたら
再生できません!と。

えぇ!?
慌てて調べてみると、リージョンが違っていました。

日本はリージョン2なので、リージョン1のDVDは再生できないということ
そうだった、そうだった。早まった(^^ゞ

思わずリージョンフリーのプレイヤーなど密林に探しにいったけど、送料合わせて600円ぐらいのDVDのために
2万円のプレイヤーを買うってのは本末転倒だと、少し頭が冷えたところで思いました

「ミレニアム1 ドラゴンタトゥ―の女」の方はまだ届いていませんが、カバーに日本語でタイトルがあったので、大丈夫でしょう(笑)


サバイバー

2020-02-03 | 映画・DVD
たまたまNetflixの無料期間中に出会ってしまった。

サバイバー: 宿命の大統領(シーズン1:21話、シーズン2:22話、シーズン3:10話)

題名は、アメリカで実際に一般教書演説の際に行われている、
大統領継承権保持者のうち一人をアメリカ合衆国議会議事堂から離れた場所に待機させる
「Desinated Survivor(指定生存者)」制度に由来する。


主人公はトム・カークマン byキーファー・サザーランド
何しろ、タイトルのように、一般教書演説の最中に国会議事堂が爆破され
大統領以下議員が一人の生存者を除いて1000人ほどの人が亡くなってしまったのだ。

そこで大統領継承順位最下位のトムが大統領に任命されてしまう。
いやあありえない話ではない。面白い。つい見始めてしまったけど
計53話を無料期間中に見終えることができるだろうか…

こうやって課金の沼に嵌っていくのだな

映画、ドラマのタイトルバック

2020-01-18 | 映画・DVD
昨日、公開中のダウントンアビーを観てきました。
テレビでは吹き替えでしたが、映画は字幕で観ましたが、全然違和感はありませんでした。

ダウントンアビーのハイクレア城をバックに流れる曲(曲名は知らない)ですぐクローリー家の皆さんお変わりなくって感じでした。
国王が一晩滞在されるというので大騒ぎなんですが、つくづく国王の権力を誇示しているなあと。
「ゲーム・オブ・スローンズ」を見ていても、ヨーロッパの国は力比べのトーナメントを勝ち抜いてトップに立ったのが国王なんだなと思った次第


で、その流れでタイトルバックで私的に今押しなのは、時代的にそう変わらないBBC放送のブラウン神父
キャラ的に好きで、信者だったらFather Brownに告解したいなとか思います。
ブラウン神父


そして、だいぶ前に観ていたこちら↓素敵です。

The Good Fight/ザ・グッド・ファイト


プライムビデオでどんどん見ていくと、正直タイトルバックは飛ばしたくなりますが、上の二つは見入ってしまいます。


あと、朝ドラのスカーレットもいいですね。粘土の動きと曲がぴったりマッチしていて見てしまいます



「リンカーン弁護士」と「評決のとき」

2019-12-08 | 映画・DVD
まだまだAmazonプライムの中を彷徨っていて、つまみ食いみたいにちょっと見ては次!って感じで定着しません

そんな中、「リンカーン弁護士」(2011年/米)という何ともドン引きしそうな邦題ながらちょい見てみることに…
主人公のハラ―弁護士はなんか見たことあると思っていたらマシュー・マコノヒー。
原作はマイクル・コナリーの同名の小説。
初めは、なんだか悪徳弁護士か?というノリだったけど、弁護人と依頼人との間で守秘義務があり、
これを破れば法曹資格を失ってしまうという縛りをどう逆転するかという面白さがあった。

もちろん、マシューも良かったので、次に見たのが「評決のとき」(1996年/米)原作はジョン・グリシャム。
(ジョン・グリシャムの『法律事務所』、『ペリカン文書』、『依頼人』はそういえばすべて映画(DVDで)を観ている)

この「評決のとき」は、マシューの他、検事にケヴィン・スペイシー、被告人にサミュエル・L・ジャクソン
その他サンドラ・ブロックにドナルド・サザーランドとキーファー・サザーランドの親子。他にも見たことある人が多々。

ミシシッピ州のある町ということで、南部とその時代の空気感。ああもうわかりますとなりつつも最後まで観てしまった。
最終弁論は見事。

次は何見よっかな

2019-12-06 | 映画・DVD
12月になって、更に腰痛はひどくなり、自分で運転もできないので(左右後方の確認に苦痛を伴う
3日に毎月受診している(脳神経外科)病院で整形外科も診てもらいました。

レントゲンの結果は異状がなく、1週間は安静を言いつけられまして(^^;


とにかく座っているのもきつく、病院から帰宅後はおとなしく横になっていましたが…暇
幸いなことに腹ばいになっても、仰向けになっても腰はいたくないのでできることは読書。

おかげで、友人から借りていたダン・ブラウン著「ロストシンボル」上、中、下を読了。
今はジェーン・S. ヒッチコック著「魔女の鉄鎚 」を読んでます。これらの感想はまた次の機会に。


8月に(多分)見始めたNCISもシリーズ16まで観てしまった。
(8月の過去記事Amazonプライム 見放題ドラマ NCIS
見始める前は1シリーズ22話~24話あるのに、気の遠くなる話だと思っていたら、1話42分くらいなので、ちょっと時間ができたら見る
ということをやっていたら、約5カ月足らずで読破ではなくて、観破?(笑)なんと!370話ぐらい観てしまったのだ
2003年から16年の長い間、事件に絡んで各キャラの親子関係、ライフスタイル、心情が語られ、以前の様々なエピソードの伏線回収も見事だと思う。
何より、各登場人物が好ましい
現在アメリカでシリーズ17の放映が始まったらしいので、Amazonプライムで観れるようになるまでの辛抱です。

因みに、現在「【開催中】今年最後のビッグセール、サイバーマンデー。12/9(月)まで」ということで、Amazon Fire TVスティックも2,980円のお買い得だし、
更にドコモユーザーなら
なんですってよ(Amazon及びドコモの回し者ではありません


NCISが一旦お休みということで、次は何を見るか…評判の良いところで、お試し中
「ゲーム オブ スローンズ」は何回か観たけど私にはエグくて辛い
「ウォーキング デッド」…ゾンビは無理
「クリミナルマインド」…見てみたけど、異常犯罪を毎回見せつけられるのも嫌。プロファイリングもなんかイマイチ説得力がない気がして

さて、まだいろいろ探してみますか

映画「ひとよ」はオススメ(^_-)-☆

2019-11-21 | 映画・DVD
自分の映画の好みとしては、おしゃれでミステリアスな推理もの、スパイものとか音楽家を主人公としたもの
などずっと洋画を観ることが多かったのですが…

この雑多な気まぐれブログでも度々告白しているように(だから専用のブログと分けようよと思いつつ先延ばし
私は佐藤健氏のファンです。興味ない人はここでUターンどうぞ。


で、初めに申し上げたように、ずっと洋画ばかり観てきたのですが、2010年の「龍馬伝」の人切り以蔵の健くんに出会ってから
彼の映画はすべて観ています。つまり圧倒的に邦画が多くなりました。

その彼の最新作が白石和彌監督の「ひとよ」
たいそう評価の高い監督らしく数多くの賞を受賞されています。
なので、Amazonプライムで「凶悪」「その名を知らない鳥たち」を観てみたのですが、「凶悪」はちょっとというかどろどろしたものが大変苦手で
無理無理って感じで受け付けませんでした。白石監督ではないのですが、是枝裕和監督の「万引き家族」も私はノーサンキューです。

なので、「ひとよ」の予告編も暗く重い感じで押しが出ていなければ、映画館に足を運ぶことはなかったでしょう。


ところがこれが、テーマは確かに重く深いけれど最後には不思議と心地よいのです。
母親が父親を殺す、このことは確かに特異ではあるけれど、心象風景は特別な人々の話ではなく普遍的であり
リアルな営みと思える役者さんたちの演技がすばらしい!!三兄弟が本当の兄弟に思えるし(妹役の松岡茉優さんが扇の要となっている)
もちろん健さんは重量感と迫力があって素晴らしい…特に贔屓の役者さんがいなくても絶対に見た方がいいよとオススメできるのは初めてかもしれない

私が目にする高評価レビューに関わらず、上映回数が減ってきているので、3回目行ってきました