ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

仮設訪問

2014-04-24 21:07:54 | 日々の出来事


釜石港の海はたっぶり穏やかでした。仮設住宅の集会室でのお茶っこさろんに行く前に寄り道して下さいました。岸壁の幅を広げ、津波で壊れた岸壁を直す工事が続いています。



仮設の周りは桜満開、時折吹く風に花吹雪がとってもきれいでした。今年三回目のおはなみでした。お茶にいらしておしゃべりに花を咲かせていらしたのは女性11人、男性5人、子供2人でした。初めはただただ皆さんのおしゃべりを伺っていましたが、途中から肩中心にマッサージをさせて頂きました。まだまだ皆さんの緊張感が伝わる張りを感じて、次から次へ。お一人10分を目処に12人、滞在時間目一杯の笑顔を頂きました。ありがとうございました。



帰りも大平墓地公園の展望台に寄って頂き、眼下に青空を映し絶景の釜石港を堪能しました。ほぼ全壊した防潮堤工事も湾の入り口に見えました。感謝。

かまいしキッチンカー

2014-04-24 05:27:47 | 日々の出来事


昨日、朝5時半回って家を出て、長野・東北新幹線、釜石線を乗り継いでお昼にかまいしにつきました。釜石駅舎ではラーメンの匂いがして食欲をそそりましたが、取り敢えず市街地に向かって歩きました。いちねんぶり、4回目の釜石に帰ってきました。

甲子川沿いの桜は満開でした。風は少し冷やっこいですが、柔らかな日差しで気持ちのいい散歩日和でした。
一見、家や店が綺麗に建て替えられたり、整地されたり元気になったかな~と思いましたが、あの時のままビルの壁に看板かプレートか津波でもぎ取られたのか太いワイヤーやネジが曲がったまま残されて、駐車場にしている1階の壁の内側にまだ津波跡が生々しい所があり、身の引き締まる思いをしながら歩きました。
そのあと通った場所も瓦礫は無くなっても、四年前、三年前、二年前とは違う被災の爪痕があって心痛みました。



道なりにあった釜石ラーメンも魅力でしたが、去年春からできたかまいしキッチンかーで昼食。キッチンかーが何台かならび、それぞれコーヒーやスバゲッティ、焼きそばお好み焼き、カレーなどがあり、家庭の味のワンプレートランチと本格派コーヒーをいただきました。車麩の唐揚げをメーンに酢の物、サラダ、果物が付いて500円也。コーヒー300円は東京からのUターンの若者が美味しく入れてくれました。
ごちそうさまでした。

午後から釜石ベースのお茶っこで、日最後の傷を抱えた大人、学校帰りの子供たちの様子を見ながらゆっくり、一年余の空白をリカバリーを始めました。