義母の家に午前中に行きました。当地の桜開花宣言の地にすぐ近く、二日続いた20度台の気温にまさに義母の家の前の市立動物園の桜は満開でした。
余りの見事さに、母のところの呼び鈴を鳴らす前にカメラを向けていたら、門内で草取りをしていた義母に「綺麗でしょう!今朝は本当にびっくりしたのよ」と後ろから声をかけられてびっくり!!
約2時間、ひと月間のおしゃべりをしてまずはお元気でいらっしゃる事に安堵しました。耳が遠くなって会話が噛み合ない事をのぞけば、一人暮らしで身の回りの事を自分でなさっている事が素晴らしい!
3っつ違いの名古屋に住む弟さんから便せん8枚に及ぶ長い手紙が来たそうです。「94歳になろうという姉が一人暮らしをしている事は本当に驚異で、自分の周りにそんな人はいないという心配と労い、そしてこれからのことを気遣ってくれたこと」を話してくださいました。その長い手紙に母もまたすぐ6枚の返信をしたためたとの事、これもまたすごい!
たしかに義母の周りの友人たちはもう亡くなっておられる方々、施設にいらっしゃる方、家にいても出かける事もままならない方々ばかりだそうです。だからといって義母は、今身の回りの事もできて週に一回はバスに乗って(勿論、杖なしです)、駅前のデパートに行き好きな惣菜、食べたいものを買って来れる中でホームのようなところに入る必要性を感じないようです。私もそう思います。「調べれば、どこか悪いところがあるかもしれないけれど、医者に行くのも検査もしないとおっしゃる」のですが、どこが具合悪いとか痛いとかないようですし、調べても悪いところはないのではないかと思います。お酒がお好きなのでおつまみ系は常備ですのでコレステロールだけは高めらしいのですが、「もう自由に食べたいものを食べるの」とお肉も魚卵系のものも大好きで召し上がっています。まだまだお元気に過ごされるのではないかとは思います。読書と油絵が趣味で毎日読書三昧、週一回油絵の会で描いていらっしゃるのもすごい事です。
午後一に美容院の予約を入れていたので失礼していったん車を出したのですが、綺麗な桜をちゃんと撮りたいなと一回りしてもう一度カメラを向けていたら、門の鍵をかけるのに手間取っていた義母が「あら、また戻ってきたの?」・・・><・・・早々に車を出して帰ってきました。お花見は別の時に歩いて行きましょう。
今日は次の日曜の復活祭に向けた典礼、特別な「聖なる三日間」の中の聖木曜日の典礼のある日です。今週は特別に復活祭に向けて心の準備をしていますが・・・