タブレット端末で町内会活発に ドコモが実験
NTTドコモ東北支社と泉パークタウンサービスは、タブレット端末を活用して町内会のコミュニケーションを活発化させる共同の実証実験を仙台市泉区の高森6丁目町内会で始めた。3月末まで会員に端末を貸与し、町内会情報の配信、共有に役立ててもらう。
端末は電子メール、会員制交流サイト(SNS)、カメラ機能などが利用でき、河北新報のデジタル紙面も閲覧できる。
6日に町内会集会所で勉強会があり、13人が参加。ドコモ社員らがキーボードを使った文字入力やインターネットの検索方法など基本操作を教えた。
お互いに撮り合った写真をSNSに投稿する練習もし、参加者は「頭の体操になる」などと楽しんだ。勉強会は定期的に開く予定。
町内会長の無職内山克さん(71)は「端末が回覧板や行事写真のアルバムの代わりになれば便利。使ってみて有益なら本格導入も考えたい」と話した。