雲が主役の火曜日 傘の出番も
2016年2月22日 19時10分
日本付近に3つの低気圧
上の図、あす朝の予想天気図を見てみますと、日本付近には3つの低気圧。
これら①②③、それぞれの低気圧が近づく影響で、広い範囲で雨や雪の降る時間がある見込みです。
雨や雪の降らない所も、全般に雲が多く、スッキリしない天気でしょう。
太陽は雲に隠れ、日差しが届いても一時的という所がほとんどになりそうです。
日中の気温はきょうよりやや高くなる所が多いですが、日差しが少ない分、ヒンヤリと感じられそうです。
傘はいつ必要?
⇒①の低気圧が九州南部に近づく影響を受けるでしょう。
沖縄は午前中を中心に雨で、風が強く荒れた天気となりそうです。
九州はすでに広く雨が降っていますが、南部はあすは一日雨が続くでしょう。
低気圧が近づくため、海上を中心に北風が強く吹き、横殴りに降ることもありそうです。
強風や高波にご注意ください。
一方、九州北部はあすの午前中に雨はやんで、曇り空に変わるでしょう。
四国は午前中を中心に雨が降り、山沿いでは雪になることもあるでしょう。
午後は近畿南部にも雨雲がかかることがありそうです。
●関東・東海
⇒②低気圧が次第に三陸沖へ離れるでしょう。
関東ではこの時間も所々で雨が降っていますが、関東や静岡では沿岸を中心にあすの明け方にかけて雨のパラつく所がありそうです。
北部や山沿いでは雪になる所もありますが、降っても弱いため、積雪が増えるようなことはなさそうです。
そして、朝にはやむ所がほとんどで、日中は傘は必要なさそうです。雲が多いですが、昼間は一時的に日差しのでる所もあるでしょう。
●北海道・東北・北陸・山陰
⇒③の低気圧が通過した後、次第に冬型の気圧配置になるでしょう。
北海道は日本海側を中心に朝から雪で、午後にかけて太平洋側やオホーツク海側にも雪の範囲が広がるでしょう。
東北も日本海側は雪や雨が降るでしょう。太平洋側は晴れ間もでますが、夕方以降は雪や雨が降りやすい見込みです。
北陸の天気は下り坂で、夕方以降、各地で雨や雪が降り出す見込みです。山陰にも雨雲や雪雲がかかることがあるでしょう。
