西之島噴火で領海拡大=4平方キロ、測量実施-海保
海上保安庁は5日、東京都心から南に約1000キロ離れた小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)が火山活動で面積を拡大していることにより、2016年10月ごろと比べて領海が約4平方キロ広がり、沿岸国が優先的に資源開発の権利を認められている排他的経済水域(EEZ)は約46平方キロ拡大する見込みだと発表した。
同庁によると、今年7月4日から航空機によるレーザー測量を実施。領海やEEZの範囲を見積もるため、起点となる干潮時の陸地と水面の境界線を調べた。
その結果、境界線は前回調査が行われた16年10月ごろと比較して、最大で西之島の西方向に約320メートル広がっていることが分かったという。
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