千円札の「記番号」使い切りそう!色変えで対応(18/10/18)
魚食べない人は死亡リスク2倍に 大動脈の病気で差
2018年10月18日15時48
魚をほとんど食べない人は、習慣的に食べる人に比べ、大動脈瘤(りゅう)や大動脈解離で亡くなるリスクが高いとする研究結果を国立がん研究センターと筑波大などの研究グループが発表した。魚には、動脈硬化を防ぐ効果があるとされる成分が含まれていることが影響していると分析している。
グループは、生活習慣と病気との関連を10~22年間にわたり調べた、国内八つの追跡研究の食習慣についてのアンケート結果を解析した。40歳以上の計36万6千人のデータを統合し、魚を食べる頻度を「ほとんど食べない」「月1~2回」「週1~2回」「週3~4回」「ほとんど毎日」の5群に分けて調べた。
その結果、「週1~2回」の群と比べ、「ほとんど食べない」群は、大動脈瘤や大動脈解離で死亡するリスクが1・9倍高かった。一方で「週1~2回」と「月1~2回」「週3~4回」「ほとんど毎日食べる」のそれぞれの群を比べても統計的に有意な差はみられなかったという。これらの病は、大動脈にこぶや亀裂ができる病気。こぶや亀裂が破れると大出血し、命に関わる。
研究グループの山岸良匡(かずまさ)・筑波大准教授(社会健康医学)は「魚を一定量以上を食べると効果は限られると考えられるが、魚は月に1~2回以上習慣的に食べた方がいい。今後は死亡のリスクだけでなく、予防にも効果があるか調べていきたい」と話す。
10月21日ごろオリオン座流星群が極大。誰もが知るオリオン座。その放つ流れ星を肉眼で!
2018年10月17日
流星群が見られるチャンス!(写真はイメージです)
秋から冬にかけては、オリオン座流星群がやってきます。今年の極大日は10月21日。日付が変わった22日の夜中から未明にかけてピークを迎えますが、その前後日でも見られそうです。オリオン座流星群は、ハレー彗星を母天体とする流星群。夜空に流れる美しい流星群を眺めてみてはいかが。
赤いベテルギウスと白いリゲルが目印
オリオン座を象徴するのが、星座の左上に位置する赤く輝く1等星・ベテルギウス。そして右下には白く輝く一等星・リゲルがあります。
ベテルギウスは、直径が太陽の700~1000倍もの大きさとか。ベテルギウスは、太陽から640光年離れているため、いま私たちが見ている星の光は640年前のものになります。もうすぐ寿命が尽きるのでは、あるいはもうすでに寿命が尽きているかもしれない、とも言われている星なのです。壮大ですね。
オリオン座流星群の極大時刻は22日未明の2時ごろ
夜空を眺めていれば、流星群が見られるかも!
このオリオン座流星群が10月21日ごろ、極大を迎えます。
「〇〇座流星群」と呼ばれるものはいくつもありますが、まずこの点についておさらいしましょう。
流星(流れ星)は、星空のある一点から放射状に飛び出すように見えるものです。その流星が飛び出す中心となる点を「放射点」と呼んでいます。
放射点は星座とセットになっており、たとえばオリオン座であればその星座の名前をとって「オリオン座流星群」と呼びます。オリオン座流星群の放射点はベテルギウスのすぐ近くにあるので、ぜひ探してみましょう。
流星群の極大ピークは21日から日付が変わった22日未明の2時ごろですが、3時まで満月が輝いているので、それ以降の時間が見つけやすいでしょう。
4〜5日は楽しめる流星群。極大日かそれ以前の日の観測がおすすめ
建物や明かりがない場所が観測に適している
ただし、今年は22日以降になると月が沈む時間が遅く、沈むころやその前に薄明が始まってしまうので、極大日かそれ以前の日に観測するのがよいでしょう。
今回はあまりたくさんの流星が見られるわけではないですが、それでも夜半過ぎに1時間に5個程度の流星が見られそうです。しかし、都市部など街の明かりのある場所では、その数も何分の一かになってしまうので、天の川が見えるような観測条件のよい夜空で見るのがおすすめです。明るい流星群なので、ぜひ肉眼で観察してみましょう。
── 秋冬の大空は空気が澄んでいて、星々を観測するには好条件。ぜひ、早めに計画を立てて、ロマンチックな流星群を楽しんでみてはいかが。
パソコン・スマホ。目の疲れ、気にしていますか?
2018年10月17
そこで気になるのが、目の疲れ。
パソコンやスマホに夢中になるうちに、気がつかないうちに疲れ目が進んでいるかも……。目に過度な負担をかけないようにするには、どうしたらよいのでしょうか?
VDTとは、Visuaru Display Terminalの略で、視覚表示端末、つまり、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などを指しています。VDT症候群は、これらの機器を長時間使用することで起こる症状の総称。視覚表示端末の使用時間が長い人ほど、影響が大きく現れます。
しかし、これらVDT機器は、現代の生活にはもはやなくてはならないもの。目を休めると同時に、使用環境を整えることで目の負担を減らすことが大切です。
参照:『目の衰え・疲れ目がスッキリする本』吉野健一著/PHP研究所 ほか
疲れ目を軽減させ、パソコンやスマートフォンを賢く使おう
何より、使いすぎないことが理想ですが、そうは言っていられないことも多いもの。環境に工夫しながら、上手に使いましょう。具体的なポイントは、次の通りです。
◎疲れ目を軽減するために
・作業範囲と周辺の明るさに極端な差が出ないようにする。
極端に暗い環境での使用はNG。750ルクス以上の明るさが理想です。
・画面上に、照明や窓からの光など、他のまぶしいものがうつりこまないようにする。
直射日光が入り込まない場所を選びましょう。電気スタンドを使う時には背後から光をあてます。
・ブルーライト対策をする
ブルーライトを軽減できる液晶保護フィルムや専用眼鏡が販売されています。
・文字の大きさを大きめに設定したり、フォントを見やすいものに変える。
見やすさに配慮しましょう。
乾燥を予防し、パソコンやスマートフォンを賢く使おう
・視線が少し下向きになるようにディスプレイを調節する
ディスプレイが目線より上にあると、まぶたを大きくあけることになるので、目が乾燥しやすくなります。
・加湿器などで湿度を50%以上に保つ
エアコン使用時には、特に注意。エアコンの風が直接あたらない位置で作業しましょう。
・まばたきを意識的にする
作業に熱中すると、まばたきの回数が減って、目が乾燥しやすくなります。
また、
・連続作業時間は、1時間以内にする。
・連続作業の間には、10から15分の休憩をとる。
・連続作業の時には、1~2回程度の小休止をとる……などの作業時間への配慮も大切です。
参考:『目の衰え・疲れ目がスッキリする本』吉野健一著/PHP研究所 ほか
最近、疲れやすくなったと思ったら……
また、40代以上であれば、疲れ目が、本当の老眼のサインであることもあるので注意が必要です。
目の調節力は、10代から徐々に低下していきます。でも、40代前半であれば、目の調節力は、まだ残っているので、そこで、無意識にがんばって、焦点を合わせようと思えば思うほど、目を酷使することになるのです。もしも、心当たりがあるようしたら、一度眼科医に相談をしてみましょう。
── 現代生活に欠かすことができないパソコンやスマホ、タブレット端末などの機器。賢い使い方を心がけて、健康な目を末永く保ちたいものですよね!
気をつけてあげたい!秋冬にかかりやすい犬の病気と予防
2018年10月18日
ワンコが秋から冬にかかりやすい病気ってなに?
寒くなると夏場とおなじく、ワンちゃんたちの運動量やお水をのむ量がどうしても減ってしまいます。そうなると泌尿器系や関節の疾患、心臓・循環器系や伝染症の疾患、呼吸器系の疾患などになることも……。
そこで今回は「気をつけてあげたい!秋冬にかかりやすい犬の病気と予防」をご紹介しましょう!
具合がわるいときははやめに、病院に連れて行ってあげてくださいね。
では、ひとつずつみていきましょう!
■1位 泌尿器系■
寒くなると水分摂取量が減り「膀胱炎」や「尿結石」になることもあります。
●膀胱炎
膀胱炎はメスに多く、細菌によって膀胱内の粘膜に炎症をおこしてしまう病気で、排尿のおわりに血が混じる初期のものから、じょじょに血尿へと変化することに。
●尿結石
尿路のどこかに結石(小さな石)ができる病気です。致死率の高い場合は、急激に体調悪化し急性腎不全に。初期は血尿や頻尿がみられます。
■2位 関節の疾患■
寒さにより散歩の距離や回数が減り、運動不足により肥満体型になると、関節の痛みなどをともなう「関節炎」になります。
●関節炎
関節炎の原因は肥満や運動不足、外傷や加齢など。おもに「感染性関節炎」や「変形性関節症」が多く、歩くときに足を引きずるように歩く、じっとしていることが増える、散歩をいやがるなどが関節炎のサインです。
寒い時期はあまり動きたくないワンちゃんも多いので、病気なのか見極めが難しいです。
気温低下により朝晩に咳が出るなら、心臓の病気の可能性もあります。
●僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)
加齢が原因とされる犬の心臓病の大部分が、「僧帽弁閉鎖不全症」です。初期段階の明らかな症状として、のどにひっかかったような咳をする、水をのむとむせてしまうなど。さらに進行すると、食事のときにむせるような咳をする、運動をいやがり散歩途中にすわりこむなどの症状がみられます。
■4位 感染症の疾患■
「感染」とは細菌やウィルスが体内にはいり、増殖すること。子犬などのワクチンを接種していない犬に感染しやすい「犬ジステンパー」は、高熱や下痢がサインになります。また、疫力の弱い子犬や高齢犬が感染しやすい「犬パルボウイルス」は、嘔吐や血便がみられることも。
●犬ジステンパー
ウイルス性の疾患で、日本オオカミを絶滅に陥れたとても恐ろしい病気で、感染すると最悪死に至ってしまうことも。感染初期は目やにや鼻水、高熱や食欲不振などの症状があらわれ、咳やくしゃみなどの呼吸器症状や、嘔吐や下痢などの消化器症状がみられます。なにより、ワクチンでの予防が重要になります。
●犬パルボウイルス
感染すると、高熱や元気消失、食欲不振や下痢、嘔吐や目やになどの症状がみられます。口や鼻から強い感染力で体内にウィルスが侵入し、最終的には脳まで広がり、行動の異常やけいれんがみられ、マヒなどの後遺症が残ることも。ウィルスに対する薬がないので、犬ジステンパー同様にワクチンでの予防が重要になります。
■5位 呼吸器系の疾患■
気温と湿度が低くなると、寒さに弱い犬種はとくに抵抗力が弱まってしまいます……。「ゼーゼー」と咳こむ、「ブヒブヒ」と鼻がなるなどの症状みられたら、呼吸器系の疾患「気管虚脱」かも。
●気管虚脱
気管虚脱は比較的多くの犬種にみられる呼吸器系の疾患です。冬場の激しい気温差は気道粘膜を刺激して、咳を誘発しますので、とくに気をつけましょう。治療には、内服薬の投与やネブライザーなどの吸入が行われます。
※参考『愛犬の病気百科』愛犬の友編集部(誠文堂新光社)
秋冬にかかりやすい犬の病気を予防するには?
毎月体重測定して、愛犬の体重の変動を把握しておきましょう。
■新鮮なお水を用意■
新鮮なお水が24時間いつでも飲めるよう、いつもの場所においてあげてください。寒くてあまりお水をのみたがらない場合はお湯にしてみるのも◎! あるいは、少し甘い味がするスイカのお水に挑戦してみてもよいかも♪
■体重管理で肥満を防ぐ■
寒くなると、運動が減り太りやすくなるので、月に一度はワンちゃんの「体重測定」を習慣化するよう、心がけましょう! 「肥満は万病のもと」なので、太らないように注意が必要です。
■定期健診やワクチン接種を受けましょう■
とくに7歳以上の老犬の場合は、最低でも年に2回以上は「定期健診」をうけてください。また、感染症の疾患を防ぐために、「ワクチン接種」を毎年うけるのも大切ですよ!
寒い季節ワンちゃんたちも飼い主さんも、一緒に元気にすごせるようにしたいですね。