なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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コオロギは貴方の声を聞いている!?七十二候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」

2018年10月18日 17時31分35秒 | ブログ

コオロギは貴方の声を聞いている!?七十二候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」

 

2018年10月18日

コオロギは貴方の声を聞いている!?七十二候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」
10月18日より寒露の末候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」となります。キリギリスとありますが、和暦が造られた江戸時代、蟋蟀とはこおろぎのことを意味しました。「蟋蟀在戸」とは中国最古の詩篇「詩經」に記載された『豳風(ひんぷう)』(七月)の一節に由来します。
「七月在野、八月在宇、九月在戸。十月蟋蟀、入我牀下。」蟋蟀(コオロギまたはキリギリス)は、七月は野原に、八月は宇(う・軒)に、九月は戸口に、そして十月には我が牀(しょう・寝台のこと)下に入る、とコオロギが次第に野原から家へと侵入してくるさまを描写しています。旧暦九月は概ね現在の暦の十月中~下旬になりますので、まさにコオロギは戸口までせまってきます。これは、一歩一歩とやってくる冬の足音の象徴でもあるのです。
「七十二候鳥獣虫魚草木略解(春木煥光)」では、

蟋蟀は和名鈔にこほろぎ或ははたおりめ又きりきりすと云 今はいとどと云 キリギリスと呼ぶ国もあり 又コホロギと云蟲は別に一種あり きりきりすのことに非ず

とややわかりにくい説明をしています。ハタオリメは今で言うキリギリス、そしてイトドというのはカマドウマのことですが、かつてはコオロギやキリギリス類もそう呼ぶ地域もありました。続けて同書では、

蟋蟀ハ庭間瓦石の下に徴し 土を凹め其中に住す 長さ六七分(2cm前後) 潤さ三四分 (中略 ) 身うら油色 雄は背に薄き翅あり (中略) つづれさせと云ふ如くきこゆるなり

と記され、蟋蟀が今で言うコオロギのことであると言っていることがはっきりとわかります。
ただ、コオロギと一言で言ってもさまざまな種類があります。民家の土間などの暖かい場所を好むカマドコオロギ、畑や草地などの環境を好むミツカドコオロギ、同じく人家付近より戸外に暮らし、横から見たとき面をかぶっているようにも見える独特の風貌のオカメコオロギ。現代の私たちがまず思い浮かぶのはコオロギの仲間の国内最大種エンマコオロギ(閻魔蟋蟀 Teleogryllus emma)ではないでしょうか。しかし、江戸時代に単に「コオロギ」と一般名で呼ぶ場合、それはツヅレサセコオロギ(綴刺蟋蟀 Velarifictorus micado)を指しました。庭石の底面を浅く掘ってそのくぼみに暮らす習性も、「七十二候鳥獣虫魚草木略解」の記述そのままです。また、エンマコオロギの音色よりも細く高い、「リッリッリッ・・・」というやや哀愁を帯びた鳴き声を「つづれさせ つづれさせ」と聴きなしていた、ということも、記述からわかります。
「つづれさせ」は「綴れ刺せ」で、「綴れ」とは破れをつぎ、はぎ合わせた庶民のぼろぼろの着物のことで、つづれごろもとも言います。江戸時代に限らず、昭和の中期くらいまでは、子供たちも母親が破れた箇所につぎあてをしてくれた服を着て遊びまわっていました。
秋の夜、コオロギが土間や縁の下で「肩刺せ 袖刺せ 綴れ刺せ」と、ほころびをしっかりついで寒い冬に備えるよう促しているのだ、と囲炉裏端で聞きなしていたのです。貧しくわびしい情景でありながら、昔の農民、庶民たちの暖かく豊かな精神性を感じさせてくれます。
「千蟲譜 」(栗本丹洲・1811年)第三巻の蟋蟀の項目では、見開きページで蟋蟀の詳細な説明の挿絵としてツヅレサセコオロギを、万葉集の

夕月夜 心もしのに白露の 置くこの庭に蟋蟀鳴くも (湯原王 巻八 1552)

の和歌の紹介部分にカマドコオロギの絵を載せ、それに加えてコロギスとエンマコオロギ(ヱンマコホロギ)の絵も別に載せています。面白いのは、コロギスについて、

此虫名不知 形コウロギノ如ク 下品ナル状ナリ 髯長サ三四寸許 啼ク声ヲ不聴

と、江戸時代にはコロギスは正体不明の虫で、名もついていなかったらしいことがわかります。コオロギの仲間の幾種類かも、はっきり種が分けられていなかったものと思われます。

自由度高すぎ!昆虫の「耳」の多様性

秋になると、戸外の物音がなぜかよく響くように感じませんか?遠くで遊ぶ子供の声が、高い天蓋に反響するかのように不思議とはっきりと聞こえてくると、ああ秋が深まったなあとしみじみとします。私たち人間の聴覚を担う「耳」は、そのように繊細な音の聞き分けが可能な優れた感覚器ですが、実は昆虫にも耳はあります。それはそうですよね。コオロギやキリギリス、セミなどの音を奏でる昆虫は、その音で求愛や威嚇、テリトリーの宣言をしているのですから、聞き取る耳がなければ意味がありません。当たり前のことのようですが、実は節足動物のほとんどは耳(聴覚)はなく、たとえばクモやエビなどにも耳はありません(敏感な繊毛でわずかな音周波の変化を感知することは出来ます)。昆虫は、節足動物の中でも耳を獲得進化させた特殊な種族なのです。
では昆虫の耳はどこにあるのでしょうか。
私たち人間の属する脊椎動物では、耳と言うのは顔の両サイドにあるもの、とデザインが決まっています(例外的には魚の場合は骨格内の内耳と、鰓から尻尾にかけての腹部の側線に聴覚機能があります)。脊椎動物では、耳の進化発生は共有されたもの(単一系統)だからです。
ところが昆虫は、現生の昆虫の新翅下綱(しんしかこう)のみでも、12種類の別箇の進化系統が知られていて、それぞれで耳の位置も形態・機能も異なるのです。蛾の一種・ヤガの耳は羽の付け根、同じ蛾でもスズメガは口の付け根に耳があります。カマキリは胸部に、ハンミョウはお腹の付け根に、といった具合。コオロギ・バッタと並んで鳴く虫の代表、セミはどうでしょうか。ファーブル昆虫記で知られるアンリ・ファーブルが、かつて大砲がなってもセミが反応しなかったことから、「セミには耳がない」と提唱したことがありますが、もちろんセミにも耳はあります。位置は後ろ足の付け根の腹弁付近、あの大音量を発生させる発生器のすぐそば。自分の出す音で鼓膜が破れないの?と心配になりますね。

秋の鳴く虫のライバル・コオロギとキリギリス。そのちがいは?

そして同じバッタの仲間で鳴く虫のライバル、コオロギとキリギリスは、三億年前にはそれぞれ既に耳を獲得していましたが、その耳の位置は異なり、キリギリスはバッタ類と同じく後肢付け根に耳があり、対してコオロギでは前肢の脛節に耳が形成されます。コオロギ類とキリギリス類の発声器は、鑢状器(ろじょうき)、絃部(げんぶ)、鏡膜(きょうまく)の3つのパーツから構成されています。バイオリンにたとえれば、鑢状器は弓、絃部は弦、鏡膜は共鳴室にあたります。スズムシやマツムシ、カンタンなども含むコオロギ類ではこれらが左右両方の前翅にあり、上側の前羽の裏側で下側の前羽の表側をこすりあわせることによって音がでます。鳴く時は羽を立て、腹部の背面と羽との間に大きな空間を作って共鳴器にします。
キリギリス類では鑢状器が左前翅、絃部と鏡膜が右前翅に分かれていて、上側の前翅の裏にある鑢状器を、下側の前翅の表面にある絃部とこすりあわせて絃部と同じ面にある鏡膜に共鳴させて音を出すため、やや窮屈な奏で方になります。
音楽器としての機械的な完成度だけを見れば、コオロギ類のほうにやや分があるようです。コオロギ、スズムシ、マツムシ、アオマツムシなど、澄んだ「美声」の持ち主にコオロギ類が多く、キリギリス類はウマオイ、クツワムシ、キリギリス、ヤブキリなど、ややにごった音を奏でる種類が多いことからもわかりますが、キリギリス類の独特の味のある鳴き声も、印象的ですし、ルックスで言うとすらっとしたキリギリスはかっこよく、ころっとしたコオロギはやや見栄えで劣るところから、オペラ歌手=コオロギ、ブルース・ロック歌手=キリギリス、といったところでしょうか。
コオロギの鳴音には、種の識別、同種異性への求愛誘引、同種個体間での威嚇や闘争など多様な使い分けが知られています。そしてそればかりではなく、ときに戯れのように意味もなく、人間でいう鼻歌のような鳴き方もするんだとか。かわいいですよね。キリギリス類には、そのような多様な鳴き分けはない、と言われていましたが、近年ではキリギリス類にもさまざまな鳴き分けがあることが徐々にわかってきました。負けていませんね。

彼らには、美しい音を奏でる能力とともに、さまざまな音を聞き分ける高い聴力があることもわかっています。戸口や庭で、「この家の人間の怒鳴り声はやばい」「この人間はやさしい声で好き」などと、もしかしたらあちらもこちらの声を聞いて、色々なことを感じているかもしれません。

週間 気温の変化大きい 体調管理に注意を

2018年10月18日 17時29分02秒 | ブログ

週間 気温の変化大きい 体調管理に注意を

 

2018年10月18日11:50

週間 気温の変化大きい 体調管理に注意を
19日(金)は関東や九州で、日中の気温は11月並みの予想です。21日(日)の朝は全国のアメダス地点のおよそ半数で10度以下に。来週中頃はこの時期としては暖かくなる所がありそうです。
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寒気を伴った気圧の谷が本州付近に近づくでしょう。中国地方から北陸にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。関東付近は東の海上から冷たい空気の流れ込みが続くでしょう。

沖縄は北風がやや強い状態が続くでしょう。天気は多少雲が広がる程度で大体晴れる見込みです。九州南部は秋晴れが続きそうです。九州北部は朝まで雨や雷雨の所がありますが、日中は日差しが届くでしょう。中国地方は、山陰を中心に発達した雨雲がかかり、雷が鳴る所もありそうです。近畿は晴れる時間が長いでしょう。日本海側では一時的に雨や雷雨の所がありそうです。北陸は雲に覆われるでしょう。午後を中心に雨が降り、雷を伴って雨脚が強まる所がありそうです。関東は雨が降りやすいでしょう。南部を中心に朝方は本降りとなりそうです。東北は雲が広がり、南部では雨が降る見込みです。降り方は弱いでしょう。北海道はよく晴れる見込みです。

あすの気温

19日(金)の朝はこの時期らしく冷える所が多い見込みです。北海道の内陸では0度くらいまで下がる所がある予想です。日中の気温は、関東は、ほとんど横ばいで経過し20度に届く所は少ないでしょう。東北南部、九州北部と沖縄もあまり上がらず、最高気温は11月並みの予想です。暖かくしてお過ごしください。

あさって以降の天気

 
20日(土)から22日(月)にかけて大陸の高気圧が日本付近まで移動してくる見込みです。20日は、北陸や東北付近では寒気の影響が残り、雨が降る所があるでしょう。その他の地域は、日差しが届く見込みです。21日(日)は、全国的に穏やかに晴れて、日差しが暖かでしょう。行楽日和となりそうです。22日にかけて天気の大きな崩れはないでしょう。
朝晩は、23日(火)の朝にかけて、この時期らしく冷える所が多いでしょう。特に21日の朝の気温は全国のアメダス地点のおよそ半数で10度以下になる予想です。

来週中頃は広く雨 気温はこの時期としては高めに

23日から来週中頃にかけて気圧の谷が日本付近に近づき、通過する見込みです。全国的に天気は下り坂へ向かい、雨が降るでしょう。南から暖かい空気が流れ込む見込みです。24日(水)の朝の最低気温は北海道でも多くの所で10度以上となる予想です。最高気温も全国的に平年より高めとなる所が多いでしょう。

AndroidTM 9 Pieへのバージョンアップ予定製品について

2018年10月18日 08時51分08秒 | デジタル・インターネット

AndroidTM 9 Pieへのバージョンアップ予定製品について

2018年10月17日

平素は、弊社商品・サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

AndroidTM 9へのバージョンアップ1予定の製品をお知らせします。

■AndroidTM 9へのバージョンアップ予定の製品

Android 9の特長は「AndroidTM 9 Pie」をご確認ください。

■各製品のバージョンアップ開始のお知らせについて
各製品のバージョンアップ開始時期、実施方法、利用可能な機能などの詳細は、提供準備が整い次第、製品アップデートにて順次お知らせします。


ファミマ、ドコモなどのキャッシュレス決済導入

2018年10月18日 07時26分41秒 | ブログ

ファミマ、ドコモなどのキャッシュレス決済導入

2018/10/18 2:00
 

コンビニエンスストアでキャッシュレス決済が広がりそうだ。ファミリーマートは11月下旬から順次、NTTドコモ楽天などが提供するスマートフォン(スマホ)で決済できるサービスを導入する。全国の1万7千店弱が対象。ローソンも9月にスマホ決済を拡充した。コンビニの集客が頭打ちとなる中、利便性を高めて国内外の利用客を増やす。

ファミマは6種のスマホ決済を新たに導入する。まず11月下旬から順次、NTTドコモの「d払い」と楽天の「楽天ペイ」、LINEの「LINEペイ」のほか、ソフトバンクヤフーの共同出資会社が手掛ける「ペイペイ」を利用できるようにする。

中国からの訪日客向けには2019年1月、全店で中国アリババ集団の「支付宝(アリペイ)」と騰訊控股(テンセント)の「微信支付(ウィーチャットペイ)」を使って決済できるようにする。ウィーチャットペイの全店導入は国内のコンビニ大手では初めて。大手の中では利用できる決済サービスの種類が最も多くなる。

導入する決済サービスはバーコードを読み取る方式だ。利用の際、買い物客がレジで決済用のバーコードが表示されたスマホ画面を提示。店員が機械でこれを読み取る。

ファミマではこれまで、バーコードを使った決済ではカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)系の「Tマネー」と呼ばれる電子マネーに限られていた。

他の大手コンビニもキャッシュレス決済を拡充している。ローソンは9月、「d払い」とオリガミ(東京・港)の「オリガミペイ」を導入した。17年からはLINEペイ、楽天ペイ、アリペイも全店で利用できる。

セブン―イレブン・ジャパンは19年春をめどに独自のスマホ決済サービスを始める計画だ。

各社が決済手段を広げる狙いは、支払いの利便性を高めて店舗の集客力を上げることにある。コンビニでは既存店の客数が伸び悩んでいる。日本フランチャイズチェーン協会によると、全国コンビニの既存店客数は7月まで29カ月連続で前年割れが続いた。

キャッシュレス化が進めば、店舗の省力化にもつながる。レジでお金を数えたり、おつりをやりとりしたりする時間をなくせる。最近増えている外国人店員にとっても操作が容易になる。

日本経済新聞社が実施した「第7回ネットライフ1万人調査」によると、スマホ決済の利用経験がある人は15.4%で、前回調査から2.6ポイント増えた。27年をめどにキャッシュレス決済の比率を4割とする政府目標にはまだ遠いのが実情だ。

ファミマとローソンのキャッシュレス比率は2割弱、セブンでも3割弱にとどまる。全国で5万店強を抱えるコンビニ大手でスマホ決済が広がれば、非現金化の推進に追い風となりそうだ。