中国で“世界最長”の橋の開通式 香港やマカオ結ぶ(18/10/24)
奈良)待ち時間30分のうどん店 その理由は ミシュランおすすめ「にしかわ」きつねうどん1000円
すべて一人で切り盛りする、手作りうどん店「にしかわ」
営業時間:11:30~13:30
電話:0744-52-4332 月曜日定休日
2018年10月24日03時00分
待ち時間は30分以上が当たり前。それでも評判の味を求めて客足が絶えない。そんなうどんの名店が奈良県高取町にある。ミシュランガイドの「おすすめの店」にも選ばれた。みずから「要領が悪い」と言う店主が調理から片付けまでたった一人でこなしている。
近鉄壺阪山駅から徒歩10分、国道169号沿いにある「にしかわ」。10月上旬の昼、店内に入ると「当店は手造りですので只今の待ち時間は30分となっております」という看板が目に入った。時間の「30」は「45」「60」に取りかえられるようになっている。
「いらっしゃいませ!」と元気よく迎えてくれたのが店主の西川卓司(たかし)さん(66)。店内の客は2組3人だけだったが、西川さんは「30分ぐらいかかると思いますが大丈夫ですか」と真顔で聞いてきた。
西川さん、ひとりですべて切り盛りする、手作りうどん店
「練習だけが吹奏楽ではない」 部活時短の影響ここにも
2018年10月22日12時19分
週休2日に――。スポーツ庁が今春、運動部活動の指導ガイドラインをまとめ、文化部についても文部科学省がガイドラインの作成を検討中だ。今大会の出場校にも、その波は迫る。
今大会に中高5校が出場した千葉県。うち2校がある柏市が6月、市立中学校の部活動の時間短縮を打ち出した。20日の中学校前半で金賞に輝いた酒井根中吹奏楽部も時短中だ。
従来の平日休み1日に加え、朝練休みを1日増。週末は約60分短縮。来月以降は休みを増やす予定だ。
楽器の運び込みなど準備や片づけも大がかりな吹奏楽。顧問の板垣優麻教諭(27)は「もともと平日は正味1時間練習できればいい方」と話す。生徒、先生ともに忙しく、全員そろうのも難しい。
井上可奈子部長(3年)は「時間が足りなくて焦りましたが、やれることをやれるだけつめこみ、すべて出し切れました」と笑った。「よかった。影響を感じるのは、これからかもしれませんが」と、板垣教諭は汗をぬぐった。
福井県立武生商高は、効率的な練習を続けながら6年連続出場を果たした。
原則的に平日は午後6時半に終了。朝練、昼練などはなし。週末の練習は午後4時半まで。ラジオ体操から呼吸法、ロングトーン、基礎練習、掃除に至るまで、演奏に「つなげる」ことを意識する。
最初は練習の短さに驚いた宮田美輝部長(3年)は「『つなげる』意識を持つと上達が早い」と話す。
しかし、効率化が正解とは限らないと顧問の植田薫教諭(60)は言う。「教育ですから、初心者の数やモチベーションの高さなど、生徒の状態によってやり方は違う。一つのルールにはめこむのは難しいでしょう」
伝統芸能の型を教えるように、時間をかけて初心者を高い水準に導く指導者もいる。
「そもそも音楽は時間がかかるもの」と話すのは、小中学校でも指導経験がある習志野市立習志野高の顧問、石津谷治法教諭(59)だ。「最初は毎日少しでも触ることが必要なのが楽器です。個々の技術を磨いたうえで今度は合わせる練習。全員が息を合わせなければ一つの音楽は奏でられない。音楽づくりは人間関係づくりです」
さらに懸念されるのが地域活動への影響だ。同校吹奏楽部では、地域行事や福祉施設での演奏、他校からの依頼による合同練習を合計年80回ほどしている。
やりがいや喜びにつながるが、その多くが週末だ。週末が1日休みになると、ほとんどできなくなるという。石津谷教諭は「コンクールの練習だけが吹奏楽ではない。部活動が担う教育の『育』のために必要な活動を大切にしていきたいんです」と話す。
米、風疹で日本に渡航自粛勧告 妊婦に対し
【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は22日、日本で風疹が流行しているとして、予防接種や過去の感染歴がない妊婦は日本に渡航しないよう勧告した。
CDCが海外旅行先の感染症で呼び掛ける3段階の注意のうち、2段階目に当たる。一般の旅行者にも事前に予防接種を受けるよう求めた。
日本では東京、神奈川、千葉など関東地方で特に患者が増加していると指摘。妊婦は妊娠初期に風疹に感染すると、赤ちゃんに難聴や心臓病などの障害が起きる恐れがあるため、特に注意が必要だとしている。事前に医療機関に相談することや、感染が広がっている間は渡航しないよう呼び掛けた。