節句より早い満開の櫻

今日から５月に入る、人生の前半は古里室蘭輪西町の日本製鉄所の城下町で親父の代から商いをやっていた、店の前の道路は輪西町仲通りと云って個人商店が軒を並べた道幅の狭い通りだった、朝輪西駅に降りた製鉄所の職員さんや、職工さん達が少し遠回りだがわが家の前の仲通りを通って製鉄所の正門まで通勤道路になっていた。
何時も５月１日は、賑やかだった労働組合の活動もかっばっで５月１日のメーデーの日はわが家の前の狭い仲通りは赤旗を先頭に溢れるばかりの人の波で町中が熱気で溢れていた。
あれから５０年も過ぎてしまっている、近頃は静かなメーデーになってしまった。
民主党政権が崩壊してから、組合関係の活動もすっかり鳴りをしめてしまった。
期待が大きかった分、力のない組織に落胆も大きかったと思う、悪い事が重なるもので東北大震災と原発問題、丁度韓国の遭難船事件の韓国大統領の対処の仕方が重なって見えて来てしまう。
未熟な組織と未熟な指導者の下の国民は、本当に不幸だ。
政治を良く理解し、選択を誤らず限られた選択肢の中から選ぶより方法が無いと思う。

日本も戦前と違って、教育の選択肢も増え様々な考えを持つ人たちも増え、一方的な物の見方ばかりでない意見もどんどん出てくるようになった、民主主義の定着した社会になってきた。

今だ人種差別や宗教戦争が続いている、地球がひとつの国になり国境が無くなる日は何時になったら来るか、乗り物は１時間もあれば地球のどんなところでも行ける時代がやってくると思う、好きな所で住んでみたいものだ。

午前中、明日から始まる市民農園の下準備でホーマックに行く、お昼頃通り雨が夕方になり花壇を見回りに行くと団地の櫻が満開になっているのを始めて目にする、何時も下ばかりみて歩いていたので梢の櫻に気が付かなかった。
昨年より１週間は早いと思う。・・・・・・ひと折りして節句人形に差す。

団地の櫻も満開に
何時見ても櫻は櫻

足元の花達も今は盛り