暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#331

2021-11-11 07:59:37 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • 「米のバブルピークは2026~2027年前後」

…「Fedの利上げは非常に緩やかなペースとなるだろう」と信頼しているクレジット専門の金融屋さんが仰っていました。「バブルはまだ育成段階」とも。

昨夜NYは、10年債・2年債共に利回り急騰でした。以下2点が材料。

            1. 米CPIが総合・コア共に強かった。(エネ・中古車・トラック・不動産の強さで。昨日のストックボイスで、外貨ex by GMOの遠藤寿保さんは「12月のFOMC以降、いつでも金利を引き上げることができる状態となるので」と。「115円再トライの芽あり」とも)
            2. 米30年債の入札が低調。

しかし、”前年同期比6.2%上昇”。前年はコロナで落ち込んでいただけで、(前年ベースと)比較は正しい数値ではない。FRBのまやかし作戦(インフレ誘導で何を仕掛けてくるか、要注意)

※FRBの引き締め警戒から、トルコリラが過去最安値を付けた昨夜。

「景気ピークの直前に、原油価格が高騰する」というoilの則(4~5年周期の則。今4年目。天井をつけたら急落するという則も有)があるので、「2026~2027年前後」説が当たるなら、原油(共和党勝利で、ますます価格上昇すると見られている)はまだまだ息が長いか。(冬が終わると価格は下がるが、今冬来春はコロナワクチン普及での”移動制限解除”(∴航空機需要⇑での)で、oil価格の乱高下が続く、と見られています)

…アマゾンも10万台発注しているEVリヴィアンの大型上場。住友商事も出資しています。

「今後の米マーケットのバブル過熱感を測る”体温計”となる銘柄」と日経FT。

…早朝に、COP26の共同声明が入ってきましたが。

モーサテで日経編集者の方は「米中の『気候変動リスクで協力する』という米中を取り持つ”接着剤”はなくなった」と。歩み寄れなかった結果に。

…JPモルガン「ヌーバンク・チャレンジャーバンクetc. スマホでの”デジタル銀行”を競争相手として認識している」と。クレカ発行・保険販売も行っているスマホのデジタル銀行(黒人・LGBTの人々が多い)

…米CPIをうけて。

        • 30年債実質金利が過去最低水準を更新(-0.595%)
        • 5年物BEIが急騰(3.437%)
        • T-Bill:全てのweeksで売り(金利上昇)
            • 4weeks:0.04→0.06
            • 8weeks:0.05→0.06
            • 13weeks:0.04→0.05
            • 26weeks:0.06→0.07
            • 52weeks:0.13→0.16
        • VXN・VIX・SKEWは大幅ではないが上昇。Fear&Greedは82(昨日は86)

…GS「『株式60%・債券40%』戦略を捨てる日が来る。株式リスクプレミアムがプラスである限り、(現金と比べ、債券の魅力が低下する中で)株式に全分配することが望ましいシナリオも(可能性がある)」と。

…モルガンスタンレー「株価指数や期待インフレ率と比較して、現在の長期金利は100~150bp低いレベルにある」と。

↑FRBが指針としている。

…昨夜ワールドマーケッツ近藤さん。「イールドカーブ(10・2年物)のフラットニング化で、今後投資は不動産・プライベートエクイティへ」と。

…パウエルよりもハト派のブレイナード。も、銀行規制には積極的な人なので。

→∴ダウには影響出ないと見られている。

「為替には影響ない」とは遠藤さん。

…NYホリコさん。

        • 「昨夜は素直に『インフレを怖がっての金利上昇』だった」「量的緩和はあと半年は続くと見られる」と。
        • 米実質金利が、コロナ後最低となった(現在は少し戻している)。1.2%(債権を持ってると、資産が毎年1.2%ずつ目減りしていく)

→∴超緩和状態の今。時間をおいて、必ずグロース銘柄に強烈なサポートとなってくる。相当効いてくると見られる(∴ナスダックに資金流入)

        • 昨夜NYのCPIが短期金利に影響を及ぼさなかったのは、「CPIの31年ぶりの伸び率」にマーケットがびっくりしただけ。インフレを加味しなかったというわけではない。
        • マーケットの則として、「名目金利に反応してから実質金利に来る」なので、今後の米GDPには要注意!
        • 今の米マーケットは初心者が多い。→余裕資金じゃないので、すぐに売ってしまう(少し下げただけで)
        • 今後(バブルの最終局面では)、「金利が上昇しながら、株も上昇していく」と。

債券が実質でマイナス金利なので、①米の貯蓄率64%な今。②現金・MMSに滞留している今。

→「おっかなびっくり」のマーケットなので、Xmasラリーは押し目と利確での乱高下になると見ている(も、微)


よろしくお願いいたします。