暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#334

2021-11-18 08:33:24 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • 今朝モーサテ②:日経新聞編集委員の梶原誠さんの11/1付日経新聞記事「米が危機対応へ。”ミスター危機の登板”」

…米バイデン政権が危機対応をし始めた。(2022年に利上げによる危機が来ると見ているという事)

→”ミスター危機”ことラミン・トルーイ氏が、国務次官補に指名された。(近く就任すると見られている。バイデンによる指名)

※ラミン・トルーイ氏:①財務省で、南米・欧州の危機対応。②スタンフォード大学で「金融危機」を教えている。③元投資家。ビル・グロスのピムコ(債券投資最大手)で、新興国投資の責任者だった。

…「マーケットを荒らさないように」というバイデンの真意あり。∴金融危機が起こると見ているバイデン。

→∴来年のFRBによる利上げで、危機が起こると読んでいるバイデン政権。

…今年の3つの「ヒヤリハット」

        1. ゲームストップ株
        2. アルケゴス
        3. 恒大

…過去の「利上げ時に起こった金融危機」(カッコは利上げ年)

        1. メキシコ(1994-1995)
        2. アジア通貨危機(1997)
        3. ITバブル崩壊(1999-2000)
        4. 世界金融危機(04-06)→2007~危機始まった。
        5. コロナ(2020)→世界的な金融緩和。ヘリコプターマネー。金余りの弊害が因となり、2021の「3つのヒヤリハット」へと。
        6. 2022年:???

…米の利上げにより、外貨準備高⇓&対外債務で脆弱になると見られている新興国。

米では決算が終了。→∴米金融引き締め(来年利上げ)から、米の危機へと。

→世界経済の脆さ・危うさが出てきた。

脆弱な5ヵ国:1位ブラジル・2位トルコ・3位南アフリカ・4位インドネシア・5位インド。

→は、コロナ初期のヘリコプターマネーでより一層脆弱となってしまった。

→∴テーパーが始まって来年米利上げとなると、この5ヵ国発の世界金融危機誘発のリスク。

も、ラミン氏の持論は「危機と崩壊は違う」。(危機:判断と行動で”結果”を変えられる。崩壊:受け入れるしかない)

…ロイター:「債券市場の強化が必要。将来の衝撃に備え。…NY連銀総裁」

…FED'S EVANSさん:「2022年に活気のある労働市場(労働市場の強気)を予測している」と昨夜に発言しています。

&「年末に失業率が4.5%に達しても不思議ではない」「サプライチェーン混乱は長期化する」とも。

FRBは「価格上昇圧力が下がるのを待ってる」と。(「安定した価格の義務」は?)

…信頼しているTwitterの方。

「人気が過熱していた米新興EVメーカー株(景気指標となっている今)の上昇が一服した。テスラが上昇する一方で、RivianとLucidはそれぞれ-15%・-5%以上の下落へと」

…モルガンスタンレーが日本株強気論。

→円安効果で、企業利益上昇と見て。(素材・半導体&半導体製造装置・自動車&部品)

…コロナ禍初期でのヘリコプターマネー金融緩和策対応は、想定されていたようには機能しなかった。∴次の大きな衝撃に耐えられるよう、債券市場の強化が必要。

  • NYホリコさん。
        • NYは下落だったが、中身は強い。年末に向け上昇すると見られる。
        • 米10年債・30年債共に利回り低下したが、心配は無い。⇓理由2点。
            1. ナスダック堅調が続いている今なので。
            2. 引け後のエヌビディア決算も良く、好感されているので。
        • バイデンの1.75兆$経済対策(子育て支援etc. )がまだ決まっていない。

→年末にかけて大きな材料になると見られている。(この前に可決された1兆$の交通etc. インフラ投資は”交通インフラ”。利益が生まれるので、共和党はOKを出しただけ)

→1.75兆$の方は増税案を含むので混乱すると見られる。

        • 今後のマーケット波乱因。
            1. 財政。12/3に切れる”債務上限法案”の特例引き延ばし。→も、大体ギリギリに決まる茶番(季節風物詩)なので、「12/20とかに決まる可能性が高い」とホリコさん。
            2. FRB議長人事。(オッズはパウエル優位が継続中。も、ブレイナードさんとなればマーケットの反応が分からない。「バイデン次第」とホリコさん)
            3. 今週金曜:米クアドラプルウィッチング。→ヘッジファンドのオプション決済が集中すると見られているので要注意。(今は↑↓にも動かない)

※昨夜MX:近藤さん。「今週来週がヘッジファンドの第4コーナー。逃げ切りたいのでSP500に寄せてしまう。6月にテスラ売りでポジって7月~の上昇で負けているヘッジファンドのアンワインドの動き & 企業の自社株買いで強い今の米マーケット。

        • ホリコさん「企業の自社株買いにより、市中の株が減ってきている。安穏としていられない危機に気付け!」
        • 米企業の自社株買いが活発な今。

…「乱高下が怖くて株に手を出せない」心理が、「株を持っていればよかった」となり後悔する時が来るかも。(なぜなら、株はインフレ連動なので。いわゆる”ヘッジ付”みたいなもの。ネームバリューではなく、きちんと数字を見て買えば優良なインフレ)

→現在、米大手6社で自社株買いをしている最中。∴市中の株がどんどん無くなってきている。

&2000年前半に比べ、上場企業の数も減ってきている。少なくなってしまった昨今。

→∴株の需給関係をこまめに把握しておくことが鍵。テーパー開始での金利上昇etc. マーケットはすぐに動揺する今だが「惑わされずに、大騒ぎせずに、欲しい株を少しでも買っとけ」

        • テーパーでの利上げは株が優位になる(上昇していく)。&「今はまだバブルではない」。 


よろしくお願いいたします。