暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#340

2021-11-26 11:41:07 | 日記

こんにちは。


<気になる材料>

  • マーケットの潮目が変わってきた。11/26(金)午前:ダウ先↓270$&米10年債金利⇓。

→「瞬間的だが”10年に1度の動き”が来てる」とフェアラインパートナーズの堀川さん(ストックボイス)

        • 原材料価格上昇でのインフレ懸念
        • 債券の魅力が高まってのダウ先下落
        • インフレ懸念で経済⇓と見て
        • 南アでの変異株(も、今更コロナでそんなに下がる?)(免疫回避の可能性)

「デフレ脱却」が見えない日本に、外人は安易に来ない。&「新しい経済対策」もそんなに期待で盛り上がってはいない。

今のマーケットは「米金利低下での米株安」になるパターン。(金利上昇で株上昇。”金利上昇はインフレ懸念で⇓”ではない今…)

∴マーケットのリスク選好が後退。→∴HY債価格も下落(HY債は100を割ると大幅下落のシグナル)

日経平均先物に仕掛け売りが出てる今日の前場。しかし「”目先”な動き」と堀川さん。

  • 12/2のOPECプラスの閣僚級会合を控え、サウジとロシアが「備蓄を放出するなら、増産を停止する」と表明した、とWSJ。

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#339

2021-11-26 08:41:44 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • 来週の雇用統計控え様子見。テーパーの”ペース”と利上げの”タイミング”に要警戒。

…今のマーケットは、来6月と見ている利上げが

「利上げが更に早まる」 vs 「利上げ後ズレになる(水曜の米PCEが1990年以来の高水準で、∴物価上昇圧力が⇑なので、中間選挙を意識して利上げを遅らせる)

となると見ている。

…水曜の米新規失業保険申請件数が⇓だったので、「テーパー加速・利上げ早期」と見る向き多勢なマーケット。

        • 「来年(2022)3回以上の利上げある」66%
        • 「来5月FOMCでの利上げある」54%

→∴「雇用が強ければ利上げ前倒し」「物価上昇圧力が強ければ利上げ後ズレ」というマーケットの構図な今。

…個人消費・購買意欲が強いので「売上高は大幅上昇」と見られているブラックフライデー以降の年末商戦ですが。今はサプライチェーン混乱での品不足。

LAの港湾etc. 大型コンテナ船が渋滞中。大企業(ウォルマートなど)は小型船を使った荷下ろしができているが、中小企業はそういう独自ルートを出す体力が無い。

→∴今年の米年末商戦は企業の明暗が別れる、とも見られています。(大手も結局小型船etc. のコスト増なので、いくら売り上げが増えても純利益は減ると見られています)

サプライチェーン混乱での価格転嫁でも、購買意欲が旺盛な今の米。ブラックフライデーの売り上げは1割伸と見られています。

(『買い物前倒し(品不足に備えて)』なら、早い時期に小売りや消費の経済指標が上昇となってくるので、日本も31000円とかが見えてくる、と大和証券・壁屋さん)

…米では10年債が買われ(金利↓)、期待インフレ率(BEI)の上昇が一服し、10年物実質金利も反発(マイナス0.97)。

TIPS(連動債)バイバックが延期されたことで、実質金利が上昇(約1.1bnの7.5~30年TIPSの買い入れが予定されていたが、テクニカル要因で翌日に延期。これを受けてARKKetc. ハイリスクアセットも下落していた一昨日NY)

「テーパー加速・来年3回利上げ」見通しからのインフレ懸念、からの10年物実質金利の上昇です。

(インフレという火を消すための、量的緩和縮小&利上げ。∴VIX上昇・T-Billも大幅に売られ、HY債(ジャンク)も売られた(107.48)。11/25ロイターのみずほ証券上野さんのコラムは必読)

…日本。百貨店売上etc. で個人消費の判断が引き上げとなりましたが。

いわゆる米のような”リベンジ消費”の勢いは無い & エネルギーやフルーツ・食品⇑での物価上昇な今なので、「11月速報値が重要」と大和証券。

…日本。「茂木派」が昨日に発足しました。親中。宏池会と仲良し。

「竹下派」から「茂木派」へと満場一致で衣替え。事務総長に新藤元総務相、副会長には加藤元幹事長。

…英BBC:「南アで新しい変異株」(59人感染。デルタ株の2倍の感染力&現況のワクチンが効かないと見られている。←も、エビデンスは無い、とも)

「最も悪質な変異株」「入院まで3週間・死亡まで4週間」「他の消えていったウィルスのように消滅するのかも」とも。

  • 先々週のMX・松崎美子さん。

…「12/16は、ポンド的に本当に大事な日」

          1. BOE政策金利発表
          2. BOE資産買取プログラムの規模発表
          3. BOE金融政策委員会議事要旨
          4. ECB政策金利発表

…「第6波になればまた景気減速となり、もう利上げは出来ないので、強かった7-9月の今のうちに利上げしておけ」のスタンスでBOEは来る、と見ていた松崎さん。「CPIが強い今のうちに利上げすると見られる」と。

…デフレはEUと日本のみ。∴「金融政策引き締め国 vs 金融緩和中の国(円・ユーロ)」で通貨をやると利が取れる今。来年もこんな感じとの予想が多いので「来年もボラ高まる」と。

…注意点は、

          1. ベラルーシとポーランド国境の難民問題(独・英を目指している)
          2. 年内許可が下りなくなった独ロシアの天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」(ベラルーシで3方向に分かれている)。→”3方栓”がベラルーシにあるので、今後のCPI上昇はベラルーシのルカシェンコやプーチン次第。

…FXは「さっさと利食う(ニヤニヤしている間に逆行な今)」。「こまめに利食う」。「この2つでしか稼げない」と。

…日経電子版記事(25日20時)で「印、イスラエル接近」。

来年にFTA締結(10年かかった)。→ITや防衛面で(お互いの軍事情報を交換する、と)

イスラエルの後ろにいる米と関係を深めたい印。

→印・イスラエル・UAEの「新Quad」(10月発足)には今後要注意。



よろしくお願いいたします。