2020年度<合格体験記>(61)(英語)
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●英語(メルマガ読者、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者)
①受験の動機
あるボランティア団体に所属し、そこで外国人旅行者に東京案内をする活動を2017年10月から2年ほど行っていました。その中で、外国人旅行者に観光案内する楽しさを実感しこの活動が生業とできたらどんなに人生が有意義になるだろうかと思うようになり、是非とも全国通訳案内士の資格を取得したい、と2019年度に初受験をすることにしました。
②第1次試験対策
<英語>(免除)
英検1級を持っていたので免除でした。ただ二次試験もあることですし、日々英語には触れるようにしていました。ラジオの英語講座や英語ニュースなど毎日聞いたり、シャドーイングしたりしていました。またハローの「日本的事象英文説明300選」や「英語で紹介する日本辞典」「英語で話す日本Q & A」などでも勉強していました。
「日本的事象英文説明300選」(本+CD)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/1c2c0c0d82c19d1e7ad24fda018d2154
<日本地理>(免除)
旅行会社に勤務していたときに「一般旅行業務取扱主任者」(現在は総合旅行業務取扱管理者)を取得していたため免除でした。しかし何十年も昔の話なので、復習と英語の勉強も兼ね、「Dicovery ATLAS of JAPAN」という英語版の日本地図帳で日本の地理やおもだった名所など見直しました。
<日本歴史>(免除)
2019年度は3点たらず不合格となった日本史。3点は悔しかったのですが、実際答え合わせをしたときに、観であたって正解となった設問もあったため「実際の実力は合格点より「ほど遠い」と感じました。また1年後の全国通訳士の日本史を受験するより、まずは「センター試験」(2019年度)の日本史Bを受験して免除になることを目指そう、と思い8月の試験が終わったと同時にセンター試験の準備をしました。結果、63点で2020年度の全国通訳案内士の試験は免除になりました。多くの方がおっしゃってますが、全国通訳案内士の日本史で合格点をとるのは結構むずかしいです。一般の高校生が受験する大学入学試験(2020年度からは共通試験といいますね)こちらの日本史Bで免除となるほうがよいような気がします。私はハローの教材も大いに活用いたしましたが、いわゆる受験生が勉強する参考書も役立ちました。娘からもらった高校時代の教科書「詳説 日本史B 山川出版」や「金谷俊一郎のセンター日本史B」など使用しました。
(下記を利用しました)
<一般常識>(免除)2019年度受験で合格だったため
③第2次試験対策
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私の場合、1次試験は免除となっていたため、2020年では12月に行われる二次対策だけすればよい状況でした。1次試験から受けられる方からしたら非常にうらやましい条件だったと思います。
とりあえず、ハローの「日本的事象英文説明300選」を何度も繰り返し読む、それと同時に無料でダウンロードできるく教材対応の音声も聞いて、耳からも覚えるようにしました。
あとは先ほど英語のところでもふれたように「英語で紹介する日本辞典」「英語で話す日本Q & A」の2冊を読んで覚えるようにしました。「英語で紹介する日本辞典」は植山先生がいっしゃられたように、2次試験でだされるお題の出店元だったりする場合もあり、この本にある内容を勉強して損はないと思います。また「英語で話す日本Q & A」は日本の国土自然文化歴史のみならず、政治、経済、社会、労働、衣食住、生活習慣、教育、スポーツ、なんでも網羅していてとても勉強になります。プレゼンのときに役立つ情報、知識も備わると思います。
●プレゼンのテーマ
①新しい生活様式(←これを選択しました)
②高野山(2014プレゼン)(2016プレゼン)
③入湯税
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ちょうどコロナ禍で日々耳にしてる話題なので即決。話しやすい内容だと思ったのですが、いざそこから何を話そう、と考えているうちに起承転結の構成も作れぬままに「はい、どうぞ」の合図。思いつくままのことを話し出したものの、話の途中で2分たち、終了の合図。「もう、だめだ」と思いました。
●私のプレゼン
内容としては、「コロナ禍で人々の生活様式がかわってきた。いままでの日常で大丈夫、と思っていたことが大丈夫ではなくなってきた。
人込みのところにいくのは避けなければいけないし、日々手洗い、うがいなどで消毒しなくてはいけない。人と会うこともできなくなり、コミュニケーションもとれずさみしい、と感じることも多くなった。しかしインターネットや SNS のおかげで、online 出会ったり会話できたりすることもできる。また、職場では在宅勤務が推奨され多くの人が在宅勤務になってきた。」といったとここで時間切れでした。おちもなく、だらだら話してる内容で、まったくプレゼンにはなっていなかったように感じました。
(プレゼンの後の試験官との質疑応答)
そのあとの外国人試験官からの質問では、「私は電車で通勤しているが、こわい。電車通勤は大丈夫か?」と。
それに対し、私は「電車はみなマスクもしていますし、会話もほとんどしていないので、心配するようなことはないと思います」と答えました。
翌日電車に乗っていたら吊革に「JRの取り組み」なる広告があり「車内窓を開けての換気」やら「車内サーキュレーターを稼働しての換気」やら「アナウンスでの注意喚起」「マスク着用のお願い」など書いてあり、「あぁ、これ見ていたら話せたのになあ」とがっかりもしました。
●外国語訳の日本文(日本酒)
日本酒は、米、麹、水を混ぜ合わせて発酵させ醸造したお酒です。米のワインとも呼ばれます。甘口と辛口があり、熱燗でも、冷でも楽しめます。各地でいろいろな日本酒が作られています。日本酒は、和食を提供するレストランや居酒屋で飲めますが、最近では洋食にも合うと推奨されています。
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日本酒に関しての外国語訳でした。質疑応答では、大方皆様と同じで「自分が試飲したものと違うものが届いた。どうしたらよいか」というトラブルの対処方でした。
(外国語訳の後の試験官との質疑応答)
私の返答で、外国人試験官が「なるほど」というような顔をして納得してくださった(そのように、ポジティブに私はとらえました (笑))のが、「お客様に試飲してもらったお酒のラベルの写真を写メで送ってもらい、確認してもらってはいかがですか?」という内容です。
その前段で、「どこ産地の銘柄でしたか?」「お味は?」「試飲して購入しようとした日本酒の瓶のラベルの特徴は?」などど聞いたのです。外国人試験官は「あまかった」「新潟産で」「ラベルは日本語がかいてあり、色は赤いラベルだった」などのおっしゃったので、その情報から「ラベルを写メで送ってもらうようんガイドが連絡してみる」という応対をしました。このようなやり取り、対処法がもしかしたら「合格」レベルだったのかな?と思いました。
(2次試験対策には下記を利用しました)
「日本的事象英文説明300選」
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/1c2c0c0d82c19d1e7ad24fda018d2154
「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
http://hello.ac/troubleshooting.pdf
<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題
http://www.hello.ac/yosou60dai.pdf
第2次口述試験対策<切腹鉄板予想問題70題>
http://www.hello.ac/teppan70.pdf
<2次セミナー>の資料と動画(2018年度受験用)
<2次セミナー>(その1)の資料 http://www.hello.ac/2018.10.14.2nd.seminar.koukai.pdf
<動画>
<2次セミナー>(その3)の資料 http://www.hello.ac/2018.11.17.seminar.conbined.pdf
<動画>
<2次セミナー>(その1)の資料 http://www.hello.ac/2018.10.14.2nd.seminar.koukai.pdf
<動画>
<2次セミナー>(その3)の資料 http://www.hello.ac/2018.11.17.seminar.conbined.pdf
<動画>
「英語で紹介する日本事典」(ナツメ社)からの出題実績
http://www.hello.ac/nihonjiten.pd
「英語で紹介する日本事典」(ナツメ社)からの出題予想
http://www.hello.ac/nihonjiten.seppuku.pdf
④ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
上記各項目で列挙させていいただきました。
⑤今後の抱負
合格するか半信半疑でしたが、実際合格の結果を聞いて安心しました。
と、同時に 一次試験が免除だった自分は5科目受験されてきたほかの人とくらべたらすべての分野で知識が不足していると思います。合格に甘んじず、資格負けしないように
もう一度全科目のおさらいをしつつ、現在の情勢にもアンテナを張って常に情報を update していこうと思います。まだインバウンドは回復しませんが、この機会を勉強する時間ととらえ、いつか全国通訳案内士として仕事をするときに堂々とできるように準備していきたいと思います。
ハローの無料セミナー(2019年度)や youtube でマラソンセミナーなど大いに活用させていただきました。植山先生の寛大なる無料提供サービスを大いに活用させていただきました。大変ありがとうございました。ここに改めてお礼申し上げます。
どうぞお体を壊さないよう、ご自愛されてください。大変お世話になりました。
以上