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2024年度 <2次レポート>(71)(13:00~14:00)(キャッシュレス決済)(フランス語)

2025年01月10日 14時31分05秒 |  ●2024年度<2次レポート>
2024年度 <2次レポート>(71)(13:00~14:00)(キャッシュレス決済)フランス語) 

●ハローとの関係:(メルマガ読者、動画利用者、教材利用者、<傾向と対策シリーズ>の資料利用者、セミナー参加者)

●植山先生
今回の受験に際して、何よりも、第1次筆記試験合格直後にハロー迎賓館で開催された「特別講習会<第2次口述試験合格のコツのコツ>」が私にとっては、もっとも助かりましたし、心の支えとなりました。
会議通訳のようなプロの通訳を求めているわけではないから、<外国語訳>でも<プレゼン>でも、平易な言葉でよいから丁寧に話すこと、というのは守ったつもりです。
<プレゼン>で知らないものばかり3つ出たらどうするかという質問に対し、先生は、最後の手段として、とにかく何か言ったあと、by the way(英語が例でした)と言って、自分の知っていることに誘導するという作戦(笑)を言っていて、それはいくらなんでも、と思っていましたが、冬至について、日の出や日の入りの時間を言ったり、東京よりパリの方が日が短いとか言ったのは、ほぼ  by the way に近いことをやってしまったな、と後から思いました(笑)

●試験会場:明治学院大学

●受付、待機、試験会場への誘導、試験会場への入室まで
正門を入ると、口頭で本館3階と案内があり、階段でひとつ上がって3階に出るとすぐ大きな教室があってわかりました。入口で、身分を証明するものと受験票のコピーを提示して、受験番号と席の番号を書いた首から掛けるホルダーをもらいました。席は指定されて1-①とか4-③とか書いてありました。

12時ちょうどくらいに着きましたが、12時30分から説明開始、その後12時50分くらいから、さらに別の部屋への誘導が始まりました。
そこで前の数字が受験する部屋番号、①②はその時間帯での順番を示しているというのを理解しました。④までしかなかったので、1時間内に受験者最大4名の体制でやっていたようです。
以前は1時間に6名、その後5名となったと植山先生に伺っていましたが、さらに余裕を持った体制になったようです。

●試験官の特徴
①日本人試験官の特徴
男性で温和な大学の先生という感じでした

②外国人試験官の特徴
おだやかなフランス人女性。実はお名前は覚えていませんが、かなり前、会合などで何回かお目に掛かったことがあり、こちらも顔は覚えられていた感じがします。

●試験官からの注意事項など
予め聞いていたこと以上のことはありませんでした。男性の試験官から明瞭な言葉で、それぞれやることの指示がありました。

●プレゼンのテーマ
①京都御所
②冬至←これを選択しました!
③かまくら(※地名ではない)

●プレゼンの後の試験官との質疑応答
(試験官)冬至には他の季節では食べないものを食べたりするか?
(プレゼンが終わって気が抜けたか、こう言っていたように思う程度です)
(私)(瞬間的にかぼちゃとか思いつかず)柚子は直接食べることはあまりなく、切って香辛料のようにうどんに入れたりします。(見当外れだったかも)

●外国語訳の日本文
日本ではキャッシュレス決済の普及が遅れ、今日でも39%に留まっています。そのため、現金を持っていない外国人観光客が購入行動を諦めるという場合も起こっています。(くらいの感じでした)

●<条件>
鰻を食べるのを楽しみに来た外国人観光客のカップルが、その鰻屋がキャッシュレス決済を受け付けないので、現金を持たない客は困ってしまった。どうしたらよいか。

●<シチュエーション>
日本食に興味のあるカップル。国際キャッシュカードは持っている。

●<条件><シチュエーション>に対するあなたの回答
初め、なぜか勘違いして、特別にカードを受けてもらえないか、あるいは現金で払ってもよいか店に聞いて来ます、と言ってしまい、試験官からいや、現金は持っていないのだと言われ、おそらく現金立て替えは禁じられていると思うので、と言ったところで天井を見ると、フランス人試験官から銀行というフレーズが入った助け船が来たので、少し歩くけれど銀行に行けばそのカードで現金がおろせます。それで支払うことができます。30分くらい待つかもしれないけれど、食べられるでしょう。と言いました。

●試験官との質疑応答
(試験官)フランスではどこでもキャンシュレス決済ができるのに、日本ではできないところも多い。どうしてか。
(私)すみません。Excusez-nous.(と謝ったら、試験官が二人とも笑いました)
日本では小さな商店やレストランが多く、そういうところではお金がないので、機械を備え付ける余裕がないのです。(と答えて終わりました)

(1)ご自分の勉強法
1次試験が日本地理以外は免除で、地理の自己採点では80点を超えていたので、すぐに2次対策に入りたかったのですが、家族の不幸の後処理や、勤務先の仕事もあり、不本意ながら十分な勉強はできませんでした。
<外国語訳>については、試験官の言うことを覚えていられるかが心配で、テレビのニュースを再現できるか、などをやってみましたが、なかなかできず。。
そのほかは、単語のチェック以外にやれたことはありませんでした。しかし実際の試験は、それほど長い文ではなかったので、大まかなメモと数字を書くことで、内容は忘れることはありませんでした。

<プレゼン>については、ハローの「日本的事象英文説明300選」を元に、短いものは2分持たないので、C
hatGPT に入れて回答を足したり、自分で説明しやすいように直したりしましたが、覚えられるほどできたのは100程度だったと思います。
また以前「インスタ映え」が出題されたことがあることから、わりと現代に流行った言葉をフランス語で説明しようと、グーグル翻訳や ChatGPT を参考にフランス語での説明を用意したりしましたが、これは不発でした。
ちょっと困ったシチュエーションの対策は何もできませんでした。

(2)利用した動画、資料、サイト
・<2次セミナー>のまとめ(2022年度~2024年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/28642de0306a059277c6c574cf0a0414

・<第2次口述試験対策>のまとめ(2023年度~2024年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/e7b55c0a4ea0e2bf34e4f49eee357667

・第2次口述試験問題のまとめ(2013年度~2023年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/df6562e52a65cd759c8bd492973a0193

・「日本的事象英文説明300選」の仏語、独語、中国語、西語版
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/979f9ee7369b32f1db5a285bd67de2f2

(3)受験の感想
とにかく試験場に行くまで道中、会場についてから待っている間はかなり緊張していました、その後、部屋を移され、①の人が呼ばれると、自分は③だったので、始まるまでの時間がだいたいわかったので、そこで少し落ち着いて、日本的事象をフランス語にしたメモなどを見て、最後の悪あがきをしました。
試験場に入ったら、上述の通り、フランス人の先生が顔を知っていて、終始にこやかで、また日本人試験官の方もソフトな感じで、緊張感は消えていました。

<外国語訳>は「決済」のフランス語がすぐに出ず、現金を使わずカードで払うこと、などと言い換えたので、減点は免れないと思います。あまり間を開けてはいけないと思ったので、すべて平易な言葉にして答えたので、7割の点をもらえたかどうかはわかりません。

<プレゼン>の3題は、用意して来たものが完全に空振りで、もう笑ってしまうほどでした。京都御所は説明できることは何もなく、かまくらも秋田の横手が有名なこと以外はわからず、仕方なく冬至を選びましたが、冬至の正式なフランス語もわからず、言葉を繋ぐことしか考えなかったので、夜が一番長い日で、東京の日の出は7時ごろ、日の入りは5時ごろで(実際は4時半ごろでした)日が短いけれども、パリのほうがもっと北だからすぐ日が暮れて観光には向いていないだろうとか言ってから、日本では柚子というオレンジのような果物を風呂に入れる習慣がある。これは体を温めて、冬の間、元気でいられることを祈ってのことだ。とまで言ったところで時間でした。

シチュエーションの説明では、こちらが答えるというより、フランス人試験官と会話をしているような感じで、「おそらく代わりに払うというのは禁じられていると思うので」と言って天井を見上げたら、上述の通り、銀行は?と助け船を出されて、やり取りを完結させることができました。

なぜ日本ではキャッシュレスが購入できないところが多いのか、と問われて、まず、すみませんと謝ったら、二人から受けたのには少し驚きつつ、気が楽にもなりました。おそらく Excusez-nous. の nous で日本人を代表して謝っている感じがおかしかったのでしょう。セミナーで植山先生に、相手を面白がらせるような回答を、とたしか言っていらしたと思うので、悪いことではないだろうと思いました。

最初から最後まで、二人の試験官ともおだやかで、こちらが緊張しないように配慮をしていただいたと思います。こちらは銀行でお金を下ろすという時に、retirer と言うべきところを tirer と言ってしまったり、細かいミスをかなり多くしてしまったと思います。

部屋を出る時は、なんとかおまけで合格にしてくれないかな、くらいに思いましたが、家に帰って客観的にふりかえると、やはりあれで合格というのは甘いな、と思いました。5つの項目のうち、プレゼンでの減点は大きいだろうし、外国語訳も7割もらえない気がするので、総合での合格基準の7割には届かないと考えるのが妥当で、来年に備えることにしました。

(4)ハローのメルマガ、無料動画、無料資料、教材などで役に立ったこと
メルマガは全部ではないけれど、読ませていただいて参考にしました。実際、大変不本意ながら、2次対策に十分な時間を割くことができず、<外国語訳>対策は諦めて、「300選」のフランス語をできるだけ覚えて、自分で補ったりしましたが、今回の私に対してはまったく当たらず、でもそれは仕方がないと思いました。
付け焼き刃で望まなければならなかった自分が悪いのです。京都御所のような出題に備えて、それぞれの名所をひとつずつ、金閣寺とか龍安寺とか東大寺とか唐招提寺とかを日頃から説明できるようにしなければいけないと感じました。

(5)ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
過去問や資料や動画を無料で提供してくださるのはすばらしいと思います。2次口述試験の対策セミナーも3000円なのに、内容は濃いもので、感謝の言葉もありません。

(6)私の<1次レポート>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/3de170c0be9974751335c6c6f8644f83

ありがとうございました。


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