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2024年度<合格体験記>(7)【15:30~16:30】(日本の地震)(フランス語)

2025年02月16日 00時54分36秒 | ●2024年度<最終合格体験記>
2024年度<合格体験記>(7)【15:30~16:30】(日本の地震)フランス語

●植山先生
この度は、3回目の受験で通訳案内士のフランス語に合格することができました。
去年は2度目の敗退を経験しており、今回も肝心の翻訳問題(地震のメカニズムや対策についての翻訳)での手ごたえが自分の中では6割くらいと、7割の合格ラインに届いている自信がありませんでした。落ちたら今年もまた4回目を受験しようかと漠然と考えていたところ、この度合格しており、驚きとともに喜びでいっぱいです。翻訳問題の出来ばえには問題があったかも知れませんが、その後の質疑応答は無難にこなすことができました。
これもひとえに、2022年12月5日にハロー通訳アカデミー迎賓館にて植山先生から京都(プレゼン問題に京都のグルメのハモが出ました)を中心とした世界遺産を学習の基礎においておくこと、フランス語のプロのガイド様からは質疑応答においてはお客様の意向を常に聞く姿勢を実践することをご指導いただき、それができたことが合格につながったものと確信しております。

●フランス語(メルマガ読者、無料動画利用者、無料教材利用者、<傾向と対策シリーズ>利用者、<2次セミナー>受講者、<模擬面接特訓>受講者)

【1】受験の動機
会社員歴36年ですが、定年が近づきセカンドライフを考える中で、好きな語学を生かした何かができないかということで受験するに至りました。

【2】第1次試験対策
(1)<フランス語>(免除)
(2)<日本地理>(免除)
(3)<日本歴史>(免除)
(4)<一般常識>(免除)
(5)<通訳案内の実務>(免除)

【3】第2次試験対策
●試験官の特徴
①日本人試験官の特徴:
50代前半とおぼしき男性。ソフトな人当たりの大学教員のような雰囲気の方でした。大変活舌の良い方。

②外国人試験官の特徴:
50代前半とおぼしき女性。日本人試験官同様、優しそうな雰囲気の方でした。ラッキーだと思いました。

●試験官からの注意事項など
3つのテーマが書かれた紙をお渡しします。1つを選んで、選んだテーマについて2分間のプレゼンテーションを行っていただきます。(特段の注意事項はなかった)

●<プレゼン>のテーマ
①鱧(はも)←これを選択しました
②和歌
③暖簾

●<プレゼン>の後の試験官との質疑応答
(試験官)鱧は頻繁に(souvent)食べられるものですか。
(私)そんなに頻繁に食べられるものではありませんが、夏に人気の食材です。
(試験官)日本では人気があるのですか。
(私)はい。そうです。

●外国語訳の日本文(確定版)
日本は世界でも地震が多い国の一つです。その理由は、日本列島の下に4つのプレートが存在し、それらが互いにぶつかり合うことで地震が発生するためです。過去には、大規模な地震により甚大な被害を受けたこともありました。しかし、日本政府や地方自治体は、その経験から学び、防災対策を進めてきました。これらの取り組みは、世界的にも高く評価されています。

(英語訳例)(確定版)
Japan is one of the most earthquake-prone countries in the world. This is because there are four tectonic plates under the Japanese islands, and when they push against each other, earthquakes occur. In the past, Japan has experienced large earthquakes that caused significant damage. However, the Japanese government and local authorities have learned from these experiences and have worked to improve disaster prevention measures. These efforts are highly regarded worldwide and help keep people safer during earthquakes.

<シチュエーション>(確定版)
日本は地震の多い国として知られていますが、50代の夫婦のお客様が、日本の旅行初日に地震を経験して、特に奥様がパニックになっています。
日本の旅行を楽しみにしてきたのですが、地震が起こった際にどうすればよいか分からなくて不安なので、今後の旅行をキャンセルしようかと考えています。あなたは通訳案内士としてどのように対応しますか。

<条件>(確定版)
地震を経験したことのない国から日本に初めて来た50代の夫婦。

●<条件><シチュエーション>に対するあなたの回答
確かに日本は地震国だが、大きな地震が頻繁に起こるわけではない。電車はスムーズに停止するのでパニックに陥らず、建物は基本的に耐震性を備えているので、むやみに建物の外に出ないことが重要です。

●試験官との質疑応答
(試験官)地震は頻繁に起きるのか。
(私)小さな地震は日本のあちこちで起こるが、体感できるほどのものはそんなに頻繁ではない。
(試験官)地震の兆候はあるのか。
(私)予知は困難といわれており、兆候らしきものは知られていない。しかし、南海トラフ地震(ここで一瞬「トラフ」のフランス語がわからなくてパニックになりました笑)の危険性が以前から指摘されている。
(試験官)エレベータの中で地震にあったらどうしたらいいか。
(私)冷静に行動し、仮に停止したらマイクでオペレータと連絡することができる。(今にして思えば、日本人のオペレータとフランス人旅行者が会話できるのかと突っ込みたくなる回答でした笑)

●ご自分の勉強法
「日本的事象英文説明300選」や「英語第2次口述試験対策」の資料を使い、(1)そこに出てくる項目をまずは自分なりに簡単にフランス語で翻訳または説明してみる、
(2)次に ChatGPT を使って模範解答を得て、自分の知らない日本の事象やフランス語の表現を学ぶ、表現については google translate を用いて他の表現方法を学ぶ、
(3)普段からフランス語の語彙を増やすべく、電車に乗ったときなど「つり革や手すりにおつかまりください」というアナウンスを聞いたときは、つり革、手すりをなんと表現するのかを google translate や ChatGPT を使って確認するなどの方法で学習しました。

また、以前植山先生から京都・奈良の世界遺産について知識をストックするようにご指導いただいたことから、京都・奈良の地理、歴史、料理、美術などについてもインターネットや ChatGPT を参照しながら知識を増やすことに努めました。

(下記を利用しました)
<2次セミナー>のまとめ(2022年度~2024年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/28642de0306a059277c6c574cf0a0414

<第2次口述試験対策>のまとめ(2023年度~2024年度)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/e7b55c0a4ea0e2bf34e4f49eee357667

英語第2次口述試験対策<特訓セミナー>【動画】【音声ファイル】
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/20d3293874c2107664d6a9ed22eae8f2

第2次口述試験<出題予想問題><決定版><厳選125題>
http://www.hello.ac/2024.2ji.yosoumondai.pdf

【4】メルマガ、動画、教材、セミナーなどで役に立ったこと
単なる通訳案内士試験に合格するノウハウだけではなく、メルマガ、動画、教材、セミナーには、植山先生の経営者としての信念、哲学者としての世界の把握、暴き系としての真実へのあくなき探求心が垣間見え、それらを知ることが楽しく、自分のモチベーションにつながっていることを確信しています。

【5】ご意見、ご感想、ご希望
植山先生から2年前の<模擬面接特訓>でご指導いただいた、「世界遺産としての京都についての知識をストックしておくように」というアドバイスは今回もリアルに生かされました。今回、プレゼン問題で鱧(はも)が出題されましたが、まさに京都の高級魚ということで、夏、高級魚、淡泊、上品、酢味噌、骨っぽい等のキーワードが浮かんできて、慌てずに回答できました。

また、翻訳問題として「地震は地球の表面近くにあるプレートという地盤がぶつかり合うことで発生する。日本列島の下には4つのプレートがあるため日本では地震が多発する。過去には大きな地震もあったが、過去に学び被害を軽減するために、国や自治体の対策は世界的に評価されている。」が出題されました。問題を聞いたとき、まさか、地震の問題が出るとは想定しておらず、プレートは英語では plate ですが、フランス語で plaque が浮かんだものの、これで合っているのかと大変焦り、知っている英語の techtonic をフランス風に足して plaque techtonique と適当に訳してしまいました。こちらは結果オーライでしたが、焦りまくったせいもあり「国や自治体の対策が世界的に評価されている」の部分をきっちり記憶できていたかったため、「国や自治体が対策を講じている」という内容を翻訳するにとどまり「国や自治体の対策が世界的に評価されている」の部分はまるで飛ばしてしまいました。

ことほどさように、付け焼刃ではどうにもならず、日頃から語彙を増やすこと、話者の話をよく聞くこと、観光に限らず広く表現力を鍛える重要性を痛感しました。それがよい通訳案内士になることに直結することはいうまでもありません。

【6】今後の抱負
今後はセカンドラライフの在り方を徐々に具体化し、よい通訳案内士となることで、何らかの方法で植山先生に恩返しできたらよいなと考えています。

【7】私の<2次レポート>
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/3527ca7104c767376d233878e8161b15

【9】<模擬面接特訓> 受講の感想(2022年12 月5 日)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/ecb0cb17e6786593408d24935bcd1bb5

以上


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