折々のうま-当たらぬでもなし

競馬記事で埋めちゃうから、随想に心打たれた人はブックマークだ。

残り3F到達順位・時計

2009年07月04日 06時14分18秒 | 競馬
一時期データ拾いをして、おもしろいなと思いながら、
面倒くさくてやめたものに
「残り3F到達順位・時計」がある。

何のことはない競争結果から、上がり3Fをひいて、
残り3F地点での到達順位・時計を出すというものである。

中山などではこの地点で上位にいないと厳しい。
京都は差し追い込みが決まっているような印象があるが、
順位はともかく、タイム的には上位下位の差が、
案外無かったような気がする。
外回りだと内外のコースの合流地点で団子になっている状態
そのままのデータだった。(当たり前だが)

東京、阪神に至ってはコースごとのある程度の傾向はあるのだが、
それよりもレース展開、馬場状態に左右される傾向が強く、
「結局展開かよ」と思い、急に熱が冷めてしまった。

G1とステップ、それも1年分、電卓で出した程度なので、
とてもお見せできる代物ではないが、
展開・条件別に整理し、Excelで整理すれば、
予想会社顔負けのデータ提供だったろう。

中山開催での取捨に迷ったときは、意外な福音となるかもしれない。

このデータは同一コース、条件よりも、
前走別コースでの惨敗組の取捨に意外な効果がある。

例によって未勝利、500万条件あたりでは、
前走さっぱりの馬が来るのだから、鵜呑みは禁物だ。

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100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ

2009年07月04日 05時30分50秒 | 競馬
今日も新刊紹介
「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ」
 井内 利彰:著(競馬王新書;白夜書房)@900+税

調教は作られたデータの最たるもので、
横(出走馬同士)の比較は軽視しているが、
縦(出走馬自身の時系列)の比較は重視している。

この本は「調教適性」という概念を提唱し、
また、「主要厩舎の勝負調教」、「主要コースの調教適性」、
などの記述があり、興味深く読んだ。

新書という限られたスペースの中で良くまとまっており、
夏競馬の新幹線車中で荷物にならないスマッシュヒットである。
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