YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

東野圭吾

2016-01-21 19:27:49 | Weblog
すごい複雑でとっても興味深いんだけど、1/3くらい読んだときに、
どうしてかわからないんだけど、読み続けるのがいやに(つらく?)なって、
しばらく休憩した後で、終わり近くの部分を拾い読みしてみたら、、、
あまりショッキングな終わり方ではなさそうだったので、また読み始めました。

私、こういう本の読みかたしたの初めて

心に残った文章
『どうしてそんなに頑張るのかと平介が聞いてみた事がある。
「一つ破ると、二つ破るのも三つ破るのも同じだと思っちゃうでしょ。
そしてどんどんダメになっていっちゃうのよね」』

『誰だっていつまでも子供でいたいわけだよ。馬鹿だってしていたい。
だけどそれを周りが認めなくなるんだな。
あんたそろそろお父さんなんだからしっかりしなさいとか、もうおじいちゃんなんだから落ち着きなさいってことになっちゃう。
違うよ俺は一人の男だよなんて言っても、許してくれない。
子供ができたら父親だし、孫ができたらじいさんなんだ。その事実からは逃げられないんだよな。
だったら、自分はどんな父親になれるか、どんなじいさんになれるかを考えるしかないんじゃないか。』

『生きる以上、後悔するようなことはしたくない』

私も本当にそう思います。