店内には「ソロモンに行ってきました!」せんべい(図2参照)やジャブロー温泉饅頭など、ヲタ・・・否ライトなガンダムファンの心をくすぐるような品物が多数陳列されており、一部の30~40代の男性ならこれに抗う術はあるまい。筆者が一番目を奪われたのは夥しい数のガンプラ。小学生の頃の「ガンプラブーム」の頃には御多分に漏れず近所の模型店に通ったものだったが、その後ガンプラへの憧憬は大学生になっても社会人になってもずっと心の片隅にあった。しかしながら一度でも手を出そうものならそれはもう"Point of No Return"(取り返しのつかない一線を越えること)を意味するため、長年自重してきたのだった。ここでもかなりの逡巡があったことは間違いない。