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前回からのつづき)
というわけでモン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)島内見学が終わりました。このまま日帰りでパリに戻る選択肢もあったのですが、夜にライトアップしたモン・サン=ミシェルが見たいね、ということでこの日は現地宿泊して翌朝バスでレンヌ(Rennes)駅まで行き、そこからTGVでパリに戻るというプランになっていました。というわけで、宿に行く前にバス乗り場をチェック。
こちらのバス会社のパリ国内の路線網、と思いきやパリはおろかレンヌも見当たらずなので、恐らくこの近隣の地区内の路線網なんでしょうね。
バス停の裏のお宅のお庭を勝手に撮影したもの。工事業者さんかなんでしょうか。
まだ外は明るかったのですが、ホテルのレストランで夕食。細君が食べられない貝をオーダーしたら山盛りで出てきてびっくりという外国でやりがちなミス。ムール貝だったかカラス貝だったか…。
フェットチーネ的なパスタ、肉のサイズはやはり大ぶり。
ウエイターさんお勧めのご当地チーズの盛り合わせ。これが臭いがえらくキツくて罰ゲーム的な感じで(笑)、申し訳ありませんが残してしまいました。
食事の後は近所のスーパーでお土産物色。こちらのキャラメルのパッケージはなかなか面白くて、モン・サン=ミシェルをめぐってブルターニュ地方とノルマンディー地方が綱引きをしている格好になっています。両者の間で領有権争いがあるのでしょうね(笑)
そして海沿いまで歩いて出て暮れなずむモン・サン=ミシェルを望みます。図らずも上のキャラメルのパッケージと構図が似ています。つまり川を挟んで左がブルターニュ地方、右がノルマンディー地方ということなんだと思います。
暮れなずむモン・サン=ミシェルその2。空が広いですね。
暮れなずむモン・サン=ミシェルその3。ぼちぼちライトアップ目当ての観光客の姿も増えてきました。
暮れなずむモン・サン=ミシェルその4。ライトアップが始まりつつあります。
暮れなずむモン・サン=ミシェルその5。なかなか日が沈んでくれなかったので気長に待っていたのですが、ようやく夜らしい雰囲気に。
暮れなずむモン・サン=ミシェルその6。ライトアップもいい感じになってきました。
暮れなずむモン・サン=ミシェルその7。大天使ミカエルもライトアップされ輝く。
暮れなずむモン・サン=ミシェルその8。きれいにライトアップされました。疲れてしまい周辺をジョギングできなかったのが少々心残りでしたが。
宿に戻ってテレビを見ていると、フランス語なので詳細は不明もどうやら明日乗るTGVで事故があったとのニュースで少々不安に。まあ路線は全く異なるようだったのでまあ大丈夫かな~という程度でしたが。
翌朝無事にレンヌ駅(Gare de Rennes)行のバスに乗車。前の座席では旅行先で知り合ったバックパッカーっぽい外国人同士が楽しそうに交流を深めていたのが印象的でした。若いっていいなー。
もうだいぶ前のことなので記憶は定かではありませんが、恐らく所用時間は2時間はかからず1時間半程度だったような…というわけでレンヌ駅に無事到着。
TGVのチケットは事前に抑えていたので窓口で乗り場を確認してホームへ。
なぜか反射的に撮影してしまう駅標。
そしていよいよTGVが入線。個人的にはこの旅で一番テンションが上がった瞬間です(笑)えーいオッサンはいい、TGVを映さんか、TGVの入線ぶりを!
この写真はどこの駅のものか不明。
パリまでの行程で一番大きな駅だったであろうル・マン(Le Mans)。言わずと知れた24時間耐久レースと、サッカーファンとしては現ジュビロ磐田所属で元日本代表の松井大輔がかつて所属していたLe Mans Football Clubのホームタウンとして有名な街です。割とこぢんまりとした街という車窓からの印象でしたが、残念ながらサッカースタジアムらしき建造物は確認できず。
車内の様子です。確か2等車だったと思いますが、検札もなく乗客が騒がしいでもなく、それなりにゆったりしたものでした。日本人から贔屓目になってしまうのかもしれませんが、新幹線の方が早いかなーという勝手な印象。
まもなくパリに到着、くらいのタイミングでのショットです。
記憶の限りでは2時間半くらいでパリ・モンパルナス駅(Gare Montparnasse)に到着。モン・サン=ミシェル行きの前にパリで泊まっていたプチホテルに大荷物を抱えてまた戻りました。
(つづく)