このアルバムに収録されている"Autumn Leaves"が Cannonball Adderleyの"Somethin' Else"に収録されているそれに比べて比較的軽快でアップテンポ。また、同じく"Someday My Prince Will Come"もMiles Davisの"AT CARNEGIE HALL"に収録されているものが何となく黄昏時を想起させるのに対して、こちらはどちらかと言うと楽しい夜みたいなものを思い起こさせる。どっちもMiles Davisのトランペット絡みのものだが、そもそもピアノとトランペットを比べているんだから印象が異なってくるのも当たり前といえばそうか。