先週、先々週と弾丸出張で鹿児島、松山、広島と行ってきたわけだが、広島に向かう飛行機では、国内線では初の夜間飛行での窓際席に。何の気なしに窓から外を眺めていると、滑走路への道が渋滞していて、順番待ちでキレイに並ぶ各社の飛行機群に始まり、東京タワー、江の島、駿河湾の海岸線が確認できていよいよ夢中になりはじめ、気が付くと機内誌の日本地図を開いて窓の外をガン見状態(傍から見たらかなりキモいおっさんだったと思うw)。ちょうど「伊勢湾っぽい影とこの明るさは名古屋上空くらいかな(ハアハア)」と思っていたところで機長のアナウンス「投機は只今名古屋市上空xxxxmを飛行中・・・」を聞いてテンションマックスw
その後も紀伊半島、漆黒の琵琶湖、山に囲まれ碁盤目状の京都と思しき一体(これは確信持てず)、大阪市内を横切る広大な淀川と大阪湾、神戸港とポートタワー、最後は瀬戸内海に四国の先端まで確認できた。今までは本や新聞を熟読するかうたた寝するだけだった飛行機の新しい楽しみ方を、今更ながら発見してしまった(大げさか・・・)。しかし身を乗り出すように窓の外を眺めるサラリーマン、飲み物を出してくれるCAさんも相当話しかけにくかったに相違あるまい。
もともと飛行機デビューが社会人になってからで、本格的に乗り始めたのが海外出張という歪な飛行機経験を持つ自分は、飛行機の席といえば通路側がデフォと思い込んでこれまできたため、今更窓際の楽しさを知った次第。しかし、よくよく考えてみれば飛行時間の短い国内線ならばトイレに行く心配とかもないわけで、再び国内線の夜間飛行の機会があればまた窓際にしてみようと思う。ただし、帰りの広島→羽田に関しては、左側の窓際になったために眼前には中国山地が広がるばかりであれはイマイチ。せいぜい羽田に着く直前に相模湾とランドマークタワーが確認できた程度だった。
ちなみに、今回の6便とも全てJAL。税金を投入して延命されているJALに対して思うところはありつつも、一サッカーファンとして、自分にエアラインの選択権がある限りは絶対ANAには乗らないことにしているためだ。無論、現状をみれば明らかなように、経営上はフリューゲルスを「見限った」当時のANAの判断は正しかったであろうことは論理的には理解しているのだが、感情の部分では決して許すことができないので仕方ないわな・・・。一方で「日本にメガキャリアが2社必要か」と問われれば、必ずしもそうとも言えず、そこは複雑な乙女心なわけです。「鍛えた翼は、強い」なんてコピー、世間が絶賛しても当方としては反吐が出るわってところ。
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