梅雨が明けると思いきや、また大雨というここ数日。警報級の大雨となり、夜空に稲光がまたたき、雷鳴が轟きました。午後10時ごろの撮影ですが、露出がとぶほどの光量でした。音もすごかったですね~。
さて、そんな雷鳴轟く夜、8郎を不安に陥れる発表がネット上でありました。
リベンジを誓い臨んだ中小企業診断士1次試験の全国公開模試の結果です。
その合否判定は・・・な、な、な、なんと
〝D〟
ど、ど、ど、DOんだけ~。
もちろん上から4番目という意味のDですよ(当たり前じゃ)。この模試では「B」以上が合格圏で「C」がボーダーラインとされています。個人的には最低でも「C」は行くと踏んでいたのですが。。。まさに、お・し・ま・い・DEATH!(泣)。あまりの低評価に、Duまんぎましたよ(沖縄方言で「驚いた」的な意)。誰かが「Dぃー」(沖縄方言で「冗談だよ」的な掛け声)と言ってくれないか期待したものです。。。やばいですね。メンタルを痛めたのかオヤジギャグが止まらなくなっています。
昨年、衝撃の〝F〟で奈落の底に突き落とされた記憶がまざまざと蘇ります。そんな昨年の涙の記録をリンクしておきますね(笑)。
ということで、D判定の内容を分析していきます。今日はその話題だけですので、興味のない方はページアウトください。
まず、何はともあれ、得点から(かっこ内が判定)。何と、4科目すべてが足切り(40点未満。これを1科目でも取ると不合格決定)ラインではあ~りませんか。チャーリー浜やってる場合か!
①財務・会計 40点 (D)
②企業経営理論 32点 (C)
③運営管理 32点 (D)
④中小企業経営 41点 (D)
まさに衝撃です。〝Fラン〟受験生だった昨年から費やした勉強時間は数百時間を超えます。それなのに2階級しか上がれないなんて! 8郎同様、複数年受験生たちが底上げしていることは間違いありません。さらに今回から新設される「新名称」制度が受験生たちのモチベーションを上げまくっている背景もあるでしょう。そんな全国の手ごわい高学歴ライバルたちの4科目の平均合計点は184点。それを8郎は40点も下回っています(泣)。順位でいうと2425人中2070番台。
まぁ、この2425人はほとんどが予備校通いで本気モードの方々(合格ラインの方々)なので、順位はあまり気にしていません(そもそもCが合格ボーダーラインになるハイレベルな受験集団ですから)。さらに出題レベルも本番より難しく作っていることは確かです(「企業経営」なんて平均が足切りの34点です。こんな試験ありますか?)。
なので点数や順位より、自分の立ち位置つまり偏差値を気にしなければなりません。
8郎の総合偏差値は42.7。一番高得点だった「企業経営理論」ですら50を超えられませんでした。
この差を本番までにどう埋めるか、つまり、偏差値を少なくとも50オーバーにし、どう総得点を6割ラインに乗せるか、ですね。診断士1次試験は「絶対評価」です。相手を意識するより、自分がどう6割ラインを超えるか、という戦いなのです。
以上のように、そういう非常にシビアな結果に終わった全国模試でした。
しかし、落ち込んでいるひまはありません。試験の神様が与えてくれた最後の叱咤激励だと受け止めます。とりあえず、奇跡の大逆転合格を果たしたという自称大逆転Youtuberさんの〝E〟を超えたということだけが救いでしょうか(20年前の話のようです)。
去年苦しんだ分、今年はよりゴールに近い位置にいるんだ、去年の自分よりアドバンテージがあるんだ、と言い聞かせ、あと2カ月弱、必死になるしかありませんね! 気持ちはがむしゃらに、方法は効率的に。
気を取り直し、残り2カ月の戦略を立てました。絶対合格を見据えて、捨てるものは捨てなければなりません。優先度の高い順から並べました。
① 「中小企業経営政策」の暗記科目を徹底する(短期決戦でコスパが一番いい科目のため)。
② 「財務・会計」は財務に比重を置き、毎日解く。
③ 「運営管理」は計算問題はほぼ捨てて、暗記系に尽力。
④ 唯一「C」だった「企業経営」はもう流す(一番得意かつ高得点が望めない科目のため)。
以上4本柱のほかに、ライフスタイルにおいても、仕事と家事以外のすべての時間を勉強に費やす、という臨戦モードに突入しなければなりません。最後の1カ月は家事も妻にお願いすることになるでしょう。バスの中でも参考書、スマホ学習を徹底します(最近睡魔に連敗中でしたが)。そして悲しい限りですが、10郎の学童野球にかまってあげる時間など1秒たりともありません!
ありがとう、全国模試。そして、D判定。油断しまくりの上に経年劣化が著しい48歳のたるんだケツを強烈にひっぱたいてくれて。そう、もうやるしかないんです。
DはDでも〝ご・う・か・く・DESTINY(運命)〟のDにしてやろうじゃありませんか!(2021年の流行語大賞にご推薦ねがいます)。
見てろよ~、J-SMECA。
追い込まれたおっさんがDOれだけキレて、DOれだけ反撃するか見せてやるぜ!
(参考)J-SMECAとは試験主催団体である「中小企業診断士協会」の略です。彼らにキレても合格するわけではありません。