都内で予定があった日のスケジュールを調整し、六本木まで足を延ばして村上隆の五百羅漢図展を観てきた。
夜の10時まで開催しているので仕事が終わってからでもなんとか間にあう。
平日の夜で、しかも少し雨が降っていた日なので、混んでなくて良かった。
さすが六本木、カッコイイお客さんが多い。
せが高くスタイリッシュな外国人の夫婦。
顔が小さくて手足が長い日本人(なのかな)の若いカップルは絶対二人ともファッションモデルやってるでしょ。
「白虎」「青龍」「玄武」「朱雀」の4枚の五百羅漢図をはじめ、大きな作品が多い。
そして作品のもの凄さは大きさによる迫力ももちろんであるが、ディテールの緻密さである。
展示の途中で作品の制作プロセスを紹介するコーナーがあり、作品に対するこだわりが理解できる。
五百羅漢とは仏典の編集会議の第1回目と4回目に集まった500人の聖者のこと。
500人のキャラクターが描きわけられている。
村上隆氏と言えば、2010年の「GEISAI#14」に参加させてもらった。
http://blog.goo.ne.jp/hagiyamanorihei/e/e0c3c076cb3edee55c731f9ccf23de30
僕と長男とでサインペンで描いた妖怪画を中心に展示したのだけれど、
五百羅漢図には妖怪ではないが、水木しげるの本などでは妖怪の一種のように登場する、
霊獣や神獣、赤鬼、青鬼などの絵が展示されている。
あたりまえだが、そのレベルの違いに「すいませんでした」と心の中でつぶやくしかない。
村上隆と岡本太郎のコラボを自宅の本棚で実現。
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