2013年の子どものための少年詩集がきました。今回は、はひふへほが、日頃思っていることを、素直に書いてみました。
題は「なんでかなあ」。
大きなお屋敷より小さな家が好き、
特急列車より鈍行列車が好き、
バラの花よりたんぽぽが好き、
絹のドレスよりもめんのシャツが好き
・・・・・・、なんでかなあ~といった内容です。
高価なものがすばらしくて、値段の安いものは、つまらないものといった考えに、はひふへほは嫌悪感を持っています。現代っ子は煌びやかなブランドが好きで、中味より外見が大事で、何よりお金が一番だと考えていると、思っていました。こんな詩に共感してくれる子どもが、いるだろうか?、何の反応もないのではないだろうか?と心配しながらも、訊ねたい気持ちも手伝って、詩を書いたのでした。
昨日、銀の鈴社から、詩の感想が送られてきました。「ぼくも全く同じ考えです。」「わかるわかると思って読みました。」「ぼくは自然を感じることができるものが、好きです。」等々、しっかりした文章ででした。はひふへほは嬉しかったですよ!素朴なものの良さをわかってくれる子どもたちが、今もいるのです。自然が一番と感じる中学生がいたのです。子どもの本質は、今も昔も変わらないと、はひふへほは思ったのでした。
なによりうれしい感想の手紙でした。
(この詩集は東京の中学校で国語の授業で使っていただいたそうです。
そのときの、生徒さんの感想を出版社がまとめて、作者に送付してくださったのです。)
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