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伊吹山花情報 その3

2012年08月11日 | 伊吹山
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 伊吹山花情報 第三弾です。

   
   夏の伊吹山お花畑の風景。シシウド、シモツケソウなどが咲きみだれます。

   
   山頂から見下ろした風景。道路にちょうど光が射してきたので。

   
   今、最盛期をむかえたクガイソウとコオニユリ。パープルとオレンジがとても鮮烈。

   
   シシウドにまぎれて、目立たないが、ひとつひとつの小さな花のデザインがかわいいミヤマトウキ。

   
   イブキジャコウソウ。小さな花がたくさん固まり咲くようすはとても壮観。
   地面を這うように広がっていますが、草でなく低木なのだそうです。近年、伊吹山では数が減少気味。
   ジャコウの香りがあるということで、いつもちょっと葉をつまんで、においをかいでしまいます。

   
   シモツケ。シモツケソウに似ていますが、こちらは草でなく、木です。
   数は圧倒的にシモツケソウの方が多いです。シモツケのほうが、もっこりと一斉に咲いてる印象があります。

   
   コオニユリ。うるさいほどたくさんの葉っぱを重ねた上に、花茎を伸ばしてオレンジ色の花をつけます。
   遠くからでも、おっ、咲いてる!ってわかります。群生することは少なく、ポツンと咲いている印象です。

   
   ミヤマコアザミでしょうか。

   
   アザミの仲間を見つけると、そのデザインに感心して、いつもアップで撮ってしまいます。

   
   今、もっともよく咲いているメタカラコウ。
   遠くにVの字型に割れて咲いているの見つけた!と喜んで撮って帰ってきました。
   パソコンに取り込んでみたら、なんのことはない、二本の花が絡み合っているだけでした。

   
   アカソの葉っぱにくるまって、寝床にしている虫がいました。
   ちょっと、起こしてやりたいという、いたずら心も湧きましたが、そっとしておいてあげました。

   
   ワレモコウが咲いていました。これを見ると、何故か秋を感じてしまいます。

   
   写真の真ん中あたりを横断する、黄緑色のつる性の植物を発見。花を見てみたかったなあ。

   
   こんな実がなっていました。ハンショウヅルのように見えますが、よくわかりません。

   伊吹山は年々、植物相が変化してきています。それは、決して好ましい方向でないようにおもいます。

   これも地球温暖化の影響なのでしょうか。

   山頂では生育できなかった植物が、山頂目指し攻め上がってきたような感じです。

   フランスギクなど外来種の進出と、アカソとヨモギがすごい勢いで増えているような気がします。

   これも自然の成り行きで仕方ないのかもしれません。

   いつまでも魅力的な花の伊吹山でありますように。

   
   最後までありがとうございました。それではごきでんよう。