伊吹山花情報 第三弾です。
夏の伊吹山お花畑の風景。シシウド、シモツケソウなどが咲きみだれます。
山頂から見下ろした風景。道路にちょうど光が射してきたので。
今、最盛期をむかえたクガイソウとコオニユリ。パープルとオレンジがとても鮮烈。
シシウドにまぎれて、目立たないが、ひとつひとつの小さな花のデザインがかわいいミヤマトウキ。
イブキジャコウソウ。小さな花がたくさん固まり咲くようすはとても壮観。
地面を這うように広がっていますが、草でなく低木なのだそうです。近年、伊吹山では数が減少気味。
ジャコウの香りがあるということで、いつもちょっと葉をつまんで、においをかいでしまいます。
シモツケ。シモツケソウに似ていますが、こちらは草でなく、木です。
数は圧倒的にシモツケソウの方が多いです。シモツケのほうが、もっこりと一斉に咲いてる印象があります。
コオニユリ。うるさいほどたくさんの葉っぱを重ねた上に、花茎を伸ばしてオレンジ色の花をつけます。
遠くからでも、おっ、咲いてる!ってわかります。群生することは少なく、ポツンと咲いている印象です。
ミヤマコアザミでしょうか。
アザミの仲間を見つけると、そのデザインに感心して、いつもアップで撮ってしまいます。
今、もっともよく咲いているメタカラコウ。
遠くにVの字型に割れて咲いているの見つけた!と喜んで撮って帰ってきました。
パソコンに取り込んでみたら、なんのことはない、二本の花が絡み合っているだけでした。
アカソの葉っぱにくるまって、寝床にしている虫がいました。
ちょっと、起こしてやりたいという、いたずら心も湧きましたが、そっとしておいてあげました。
ワレモコウが咲いていました。これを見ると、何故か秋を感じてしまいます。
写真の真ん中あたりを横断する、黄緑色のつる性の植物を発見。花を見てみたかったなあ。
こんな実がなっていました。ハンショウヅルのように見えますが、よくわかりません。
伊吹山は年々、植物相が変化してきています。それは、決して好ましい方向でないようにおもいます。
これも地球温暖化の影響なのでしょうか。
山頂では生育できなかった植物が、山頂目指し攻め上がってきたような感じです。
フランスギクなど外来種の進出と、アカソとヨモギがすごい勢いで増えているような気がします。
これも自然の成り行きで仕方ないのかもしれません。
いつまでも魅力的な花の伊吹山でありますように。
最後までありがとうございました。それではごきでんよう。