今回デンパークを訪れた一番の目的はサラセニアの花を見るためでした。
これがサラセニア。いっぱい咲いていました。サラセニアは食虫植物として有名です。
葉っぱは、形といい模様といい不気味そのものです。
落とし穴式の食虫植物で、この筒状になった葉っぱの中に、虫を落とし込む作戦です。
花びらは通常5枚ということですが、展示してあった花は30枚以上になる珍品中の珍品とのことです。
葉っぱしか見たことがなく、花が咲くこと自体知らなかったのですが・・・・・
なんか花も不気味な感じがしました。色んな色が混じってきれいでしたが。
となりの花にかぶりついているようなかんじ?
サラセニアの食虫のしくみはじつに巧妙にできているらしいです。こわいですね。
葉っぱの上の方の、ふたみたいなところに、蜜を分泌して虫をおびき寄せます。
そして虫が止まりそうな筒状になった縁の部分が滑りやすくなっていて、虫を葉っぱの中に転落させます。
筒状の葉っぱの中は下向きに毛が生えていて、下には行けるけど上に上がれないしくみになっている。
あとは想像のとおりです。ただしウツボカズラのような強力な消化酵素はないとのこと。
バクテリア等の微生物の力を借りて獲物を分解しているようです。
それでは、もうひとつ珍しい花として展示してあったロニセラ・ヒルデブランディアナをどうぞ。
ビルマ・タイ・中国南部に分布するスイカズラ科の植物だそうです。
うーむ、ややこしい名前だなあ。絶対覚えられません。最後は口直しにかわいい花をどうぞ。
フクシアのつぼみ。花もきれいだけど、個人的にはつぼみの方がかわいい。
釣鐘をひっくり返したような花。2つ寄り添っていたので、撮ってみました。
デンパークでは、次々珍しい花が展示されるので、それだけでも見に行く価値があるとおもいます。
それにしても、サラセニアは夢に出てきて、食べられそうなほど妖気がでてました。
ご訪問ありがとうございました。それではごきげんよう。