右手の肘が痛くて近所の病院に通院してたんだけど、いっこうに良くならず思い切って病院を変えることにしました。
どうもねぇ、治療に使う機械が古くさく、先生は決して嫌な人ではないけれどちと微妙。
「痛いんです。」と言ってる私の腕を持ちあげ「まぁ、動くけどねぇ。」だって。
まぁ、動きますけどね。
でも、痛いの。
ほら、ここ 骨少しとび出てるし。
で、病院を変えました。
ちょっと遠いんでバスで通院。
バス代も掛かるんでここも途中で辞めちゃったけど、ここはとっても綺麗な病院で最新式の機械を取り入れているみたいでした。
私の腕の治療には、何やらもう忘れてしまったけどレーザー光線みたいなものをあてるっていうのをしてくれてました。
これ効くかどうか、ちと疑問に感じながらも何となく通っていたけれど、偶然にも聞いてしまったそこの患者さんの会話をご紹介致しましょう。
おばさんA 「あら、あんた久しぶり~。」
おばさんB 「あ~ら、ほんと。元気やった?」
おばさんA 「いや~、もうあちこち痛いわぁ。」
おばさんB 「で、ここ毎日来てるの?」
おばさんA 「いや、たまに。来ても効かんやろ?」
おばさんB 「そうそう。まぁ、暇やけ来るんやけどね。」
おばさんA 「そうそう。暇やもんね。まぁ、ここ来とこうかってなもんよ。」
おばさんB 「あんなもん効く訳ないわぁ。気休め気休め。」
ん~、妙に納得。
おばちゃんありがとう。
わたくし、もう二度と光線浴びることはないでしょう。
あ、今日の話はこれじゃなかった。
いつの間に・・っていう話なのよ。
これね↓
病院を変えたんでまた新しくレントゲンを撮ることになり、私はレントゲン室へ。
愛想の悪い男性が一人
「じゃ、こちらへこうやって寝てください。」と不親切な説明を始める。
痛い腕を妙な角度でベットに置いて、これまた妙な角度で私の体はベットの外へ。
どう考えてもこれは痛いだろう。
この体勢をお前は出来るのか?と突っ込みたい気持ちを抑えて無事レントゲン終了。
お礼を言いレントゲン室を出る。
次は診察。
レントゲン写真が出来上がったところで、先生と再びお話。
どうやらテニス肘らしい。
たぶんミシンの使いすぎ。
先生は私をそういう仕事関係だと思ってるみたいで、面倒くさいので私もそれらしい返事をしてみる。
暫くはミシン禁止だということで診察も無事終了。
あとはエレベーターで4階に行き光線をあててもらえばいいらしい。
で、エレベーターで4階へ。
チ~ン!
天国に到着。
いや、いや。
ここは治療室。
でも、どこを向いても老人ばかり。
何だか居心地が悪い。
レセプトを看護士さんに渡して順番待ち。
う~、どこを向いて待てばよいのか。
前にも老人、隣も老人。
で、ようやく私の治療の順番がやってくる。
狭い部屋で太った看護士さんと二人きりでレーザー治療。
この人も全く愛想が悪い。
まぁ、そんなもんかぁ、と思いながら目線に困った私は床の方を見て光線を浴びることにする。
え?
ええ?
これは何?
どういうこと?
いつの間に・・。
私の可愛いあんよは、何故か病院名の書かれたスリッパを履いている~。
どこで~。
だれが~。
何の為に~?
さっと血の気が引き、倒れそうになりながらもここにたどり着くまでの自分の行動を必死で思い出す。
トイレにはまだ行っていない。
診察室では靴を脱いでない。
いったい何時、どこで、私は靴を脱いだのか。
みっともないと思いながらも素知らぬ顔で治療を終え、今来た道をキョロキョロしながら歩いて帰る。
何処にも靴は脱ぎ捨てられてないようだ。
さりげなく診察室の様子をみて、レントゲン室を覗いてみる。
幸いなことに患者さんはいないよう。
あの不愛想な男の人がひとり
う~ん、仕方ない
ここで聞くことに致しましょう。
「あの~、すみません。私、知らない間にこのスリッパに変わっていたんですけど・・。
ここら辺に靴の忘れ物ありませんでしたか?」
ん?
という顔をして返事もないままあたりを見回す不愛想な男性。
「あ!」
隅の方に不細工に脱いで置いてある私の靴 発見。
不愛想な男性。
靴を無言で指さす。
いつの間に靴を履き替えたのか全く覚えがないけれど、いろんな無駄なことやら失礼な事ばっかり考えていたんでこういう事になってしまったんですねぇ。
だめですねぇ。
反省。
っていうかエライ緊張してたからやらかしたみたいね。
昨日も緊張してたし。
んじゃ、風呂入ってきます。