出したか、入れたか。

入院中の親子の会話。

 

長女　　「ちょっと　お茶入れてくるね。」

 

虫垂炎の手術をした後なので動くのが辛そうな長女。

でも、なるべく動いた方がいいらしい。

 

私　　「持ってきてやってもいいけど、頑張って自分で入れてきて。」

と、ここは厳しく　そして優しさを込めて娘を送り出す。

 

暫くして　長女紙コップを持って部屋に入ってくる。

ぷっ！

まるで尿検査のよう。

 

私　　「ねぇ、それって出したやつ？　それとも入れたやつ？」

耐えられなくなって長女に聞いてみる。

なんと答えるか。

しかし、残念ながら全く意味がわからないらしい。

 

はい、もう一度。

紙コップを指差しながら聞いてみよう。

私　　「ねぇねぇ、それって、出したやつ？　それとも　入れてきたやつ？」

 

長女　「入れてきたやつよー！！！」

もう信じられん、とブリブリ怒りながら長女はお茶を飲む干す。

もちろん入れてきたやつです。

 

ああ、なんか病院ギャグって楽しいな。

 

 

退院。

虫垂炎で入院していた長女が無事退院しました。

でも肝臓の数値が悪くて、本当にすごく悪いのです。

でもそれでも退院。

ま、あの病院に入院しているよりは家の方がマシかな。

そうそういい病院にはめぐり合わないものなのね。

ちょっと感じ悪いとは思ったけど、ナースセンターに挨拶に行くということはやめました。

もう二度とここには来たくない。

と、言ってもまた一週間ほどしたら血液検査に行かねばならぬ。

ムムムムム。

 

持病があると何かと難しいのね。

担当の先生に見て貰おうと思って病気の資料を渡したら、いきなり退院になってしまったって感じで突然帰されてしまいました。

ま、期待はしてなかったけど。

資料は読んでくれたかどうかも解りません。

責任はもちたくないってか。

ま、いいけどさ。

では、お風呂に入ってきます。

長女体調悪そう。

これ以上悪くならないようになんとか頑張ります。

じゃ、またね。