私にはうっとうしい梅雨。
でもこの季節が好きな植物もあるんですね。
どれも植物が場所を選んで出没するので、なかなか一人では探せない貴重な植物ばかりです。
腐生植物は葉緑素を持たないので、光合成をする事が出来ず、自活能力がありません。
自生地は菌類と共生して栄養素を得て生活出来る場所でなければなりません。
一人歩きには淋しい場所が多いです。
シャクジョウソウ
和名 | 錫杖草(しゃくじょうそう) |
科・属名 | イチヤクソウ科 シャクジョウソウ属 |
花期 | 6月~8月 |
草丈 | 10cm~20cm |
和名 | 黄花の鍾馗蘭(きばなのしょうきらん) |
科・属名 | ラン科 ショウキラン属 |
花期 | 7月 |
草丈 | 15cm~25cm |
別名 | ヤマノカミノシャクジョウ(山の神の錫杖) |
和名 | つちあけび |
科・属名 | ラン科 ツチアケビ属 |
花期 | 6月~7月 |
花色 | 茶色 |
草丈 | 50cm~1m |
腐生植物は綺麗ではありませんが、みなさんが好きですね。
高尾山に登っても、むかし6号路でキバナノショウキランとツチアケビを
見ましたが、最近はみていません。
もう高尾山では見ることがほとんどないのでしょう。
キバナノショウキランは見たこともないような、美形の大株です。
このシャクジョウソウはたいていは花が終わると株が弱くて消滅
するんですが、この花が上を向いて目玉になりそうです。
また機会があったら撮って見せて下さい。
今年はあちらこちらに良い株を見られたのですね。
私も後を追っかけたかったのですが、2時間コースを考えると、なかなか出かけるのが難しいです。
キバナノショウキランの大きな株にはビックリでした。
出会いを下さった山の神様に感謝です。