私は一日ほぼ2時間ほどはパソコンに向かって、事務処理やらブログを書く時間を費やしている。
今度3月から、あるポータルサイトにて宣伝記事を出すために原稿内容を考えて、打ち込む前に手書きで内容を書いていた。
そしてビックリしたのは、キーを打つのに慣れ切ってしまったせいか、日本語がちゃんと書けなくなっていたのである。
字はヘタクソになるし、同音異義語は平気で使う。
「ありがとうございました」を「ありがとござまた」などと書いたりして、まるで日本語を覚えたての外国人が書く文章のようである。
一時は、やみつきになってパソコンで書類を作ったり、文章を書いたりしていたが最近では日本語の社会に復帰できるように、なるべく手で書く事にしている。
パソコンは長時間、文字でも数字でも打ち続けられる利点がある。
しかし、何十時間もパソコンと向き合っていたら頭の中にキーを打つ音だけが不気味に鳴り響いて、気分が悪くなってくる。
段々、自分が機械になっていくみたいだった。
それが楽しめる人はいいけれど、私には辛い。
机の上が雑然としているのや、鉛筆や消しゴムや万年筆の感触はやっぱりいい。
恰好は良くないけれど、パンをかじりながら、手書きという汚れ仕事の方が私の性格には合っているようである。
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