愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

ゆる男3

2019年07月20日 | 美容

公園で散歩をしている人に湯気を発見された、

 

 

ゆる男は掘り出した土を穴に放り込み、大慌てで、その場から逃げ、知らんぷりをきめこんだらしい。

 

 

「まだまだあるんです」

 

 

 

かれは国内の出張先で、アクシデントに見舞われた。

 

 

 

 

同じ会社の後輩の女性Bさんとタクシーに乗っていた。

 

 

 

 

道路は混雑していて、ほんの少しずつしか動かない。

 

 

 

ところが突然、便意が彼を襲った。

 

 

 

それも大渋滞の橋の真ん中でであった。

 

 

 

「きた・・・」

 

 

 

 

 

彼の言葉を聞いて驚いたのがBさんである。

 

 

 

彼の話は聞いていて「きた・・」と言われたら、30秒後にとんでもないことが起こると、知っていた。

 

 

 

 

「えーっ、こんなところで」

 

 

 

 

 

場所を選ばないから、困るのである。

 

 

 

 

彼は「ううっ」と体をよじった。

 

 

 

 

彼女は運転手さんに「大変なんです!」っと叫んだ。

 

 

 

 

運転手さんが驚いて後ろを振り返ると、彼は絞り出すような声で「トイレ、トイレ」と言った。

 

 

 

「この人、催したら30秒しか我慢できないんです」

 

 

 

 

それを聞いた運転手さんは「えーーーーっ」と仰天し、

 

 

 

 

 

 

車の中で爆発されてはたまらないと「我慢してくださいよ、我慢してくださいよ」と言いながら、少しづつ、少しづつ車を前に進めた。

 

 

 

「はい」

 

 

 

 

彼も必死に歯を食いしばって耐えている。

 

 

 

 

Bさんも隣で「我慢して、我慢して」と呪文のように唱えた。

 

 

 

 

すると天の助けか、車が動き出した。

 

 

 

 

そしてふと川を見ると、そんな所に普通ないはずなのに、川べりに公衆トイレが設置してある。

 

 

 

「運転手さん、あそこに、トイレがあります!」

 

 

 

 

彼女が絶叫しながら指差すと、運転手さんは「はいっ」と返事をして、

 

 

 

ものすごいスピードでトイレの前に車をつけた。

 

 

 

彼は転がるようにしてトイレに入り、何とか無事に事は済んだのだった。

 

 

 

もちろん運転手さんにはチップをはずんだそうである。

 

 

 

「あと、3秒遅れたら、だめでした」彼は静かに言った。

 

 

 

つづく

 

 

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