愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

眉カット

2019年03月05日 | 美容

若い頃から化粧には全く興味がなかった私は口紅さえ塗るのが嫌いだった。

 

 

友人は化粧のポイントは目だからと言い、アイラインもマスカラも、ぽってり塗りまくっていた。

 

 

 

でも私の目はデカいのでラインを引くと、ここに目あり!!っと変に誇張してしまうし、マスカラを塗れば、ヒジキまつ毛になってしまう。

 

 

 

どんなに手間暇、お金をかけても私の目の化粧は無駄だと諦めて、それから何もしなくなった。

 

 

 

それから何十年もたった30代半ば、ある時鏡を見ていて、仕上げに口紅を塗ってもどうも顔がしまらない。

 

 

その時初めて、口紅よりも眉毛が大切になったと気がついた。

 

 

何もしない野放し眉毛は、もう限界にきていたのである。

 

 

すぐに眉カットばさみと眉墨を買ってきて、眉の手入れを始めたものの、これには職人技ともいうべき技術が必要であった。

 

 

 

鏡の前にへばりつき、ほんの1,2㎜切っては鏡から離れてチェックし、また、鏡の前にへばりつく。

 

 

それを何度も繰り返し、美人眉が出来上がったかといえば、もうちょっとカットしてしまうと牛若丸のおでこにある、ぼっちになる可能性大の眉毛しか残らなかった。

 

 

 

どの程度の濃さで眉を描いていいかもわからず、どんどん描いていくうちに濃くなっていき、しまいには博多仁和加のお面をつけたみたいになったこともあった。

 

 

 

最近は老眼になって細かい部分が、とても見えにくくなり、前よりももっと眉カットに苦労している。

 

 

目をこらし、息を止めてカットして両眉のバランスを見る。

 

 

 

ここで右が短くなった!あ、今度は左が~っと切っていくと、牛若丸の、ぼっちになるので、気をつけなくてはならず、ものすごーく時間がかかる。

 

 

 

目をしょぼつかせながら、やっとの思いでカットした眉を見て「どこかで見たような」と首をかしげた。

 

 

「ヤンキー」のお兄ちゃんたちがしていた一直線の眉と同じ形になっている。

 

 

あれは一本気な男の気合を示していたわけじゃなく、下手くそが眉カットをしていくと、おのずとあの形になってしまうのだ。

 

 

眉カットは人にするのは簡単なのに自分でするのは本当に難しい。

 

 

どうやったら自分の顔に合った女性らしい眉にできるのか、何十年も眉カットの腕が上がらない私には想像もつかないのである。

 

 

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おっちょこちょい

2019年03月04日 | 美容

私は、何を隠そう、正真正銘の、ドジでおっちょこちょいである。

 

 

小学校に入学する前、公園の滑り台の、てっぺんで足がもつれて、どういうわけか、天地が逆になって、頭から下まで滑り降りた。

 

 

 

私の前に滑っていて、尻に頭突きをされた男の子は、びっくりした顔で逆さになった私を、じーーっと見ていた。

 

 

 

 

家族と一緒にデパートに行ったとき、皆がすでに階下に下りたものと勘違いして焦り、下りのエスカレーターのてっぺんで、つまずいて、下の階まで転がり落ちたこともある。

 

 

くるくるまわってるなぁと、妙に冷静になっているうちに下に落ち、ものすごい勢いで駆け寄ってきた店員さんが「大丈夫?大丈夫?」と何度も体をさすってくれたのを覚えている。

 

 

 

 

小学校の低学年の時はテレビでプロレスを観ていて、レスラーがコーナーポストから飛び降りて、敵に二―ドロップをかけるのが、とてもかっこよかったので、私もやってみようと思い立った。

 

 

椅子を持ちだしてベビータンスによじ登り、敵に見立てた畳の上の座布団めがけて、技が決まるはずだったのに、ここでもバランスを崩して、自分が脳天逆落としとなってしまった。

 

 

どの場合も無傷だったのは、ただただ運が良かっただけだろう。

 

 

 

成人になってからは、素面なのにもかかわらず、飲食店の便器に、はまったのが3回。

 

 

 

前の使用者が男性だったらしく、便座が上がっていたのに気がつかずに座って、そのまま、ハマった。

 

 

3回全てが同じ店というのが自分でも理解できない。

 

 

 

それでも私は中高年になったら、きっと落ち着きが出て自然に治るものだと思っていた。

 

 

 

しかし、今、60代になったというのに一向に、おっちょこちょいは直る気配がない。

 

 

夕食後に食器洗いを終え、あ~終わったと、ほっとしつつ、タオルで手を拭く前に両手のしずくをシンクの上で勢いよく払おうとして、蛇口に指をしこたまぶつけた。

 

「・・・・・・・」

 

あまりの痛さに声も出ない。

 

 

ジンジンとしびれる指をタオルで拭きながら、「どうしてこんなことに・・・」

 

 

昨日は仕事をしている時、お客様に金額を計算してお伝えしようと電卓を持って行き、数字を打ち込んでいたら「あの~~、それって、タイマーですけど??」っと思いっきり笑われた。

 

 

 

マスクの口とアゴの二重かけは日常茶飯事、メガネもそう。

 

 

この歳になって、この体たらく。この、おっちょこちょいは直る機会があるのか?それとも、このまま、更なる上を目指すのか?

 

我ながら全く想像がつかないのである。

 

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カンファレンス静岡に参加して

2019年03月03日 | 美容

昨日はカンファレンス静岡に参加してきた。

 

今朝、起きて肌を触ると、むちっとした、しっとり感。

 

 

私達エステティシャンは人様の顔は触るものの、自分の顔は滅多な事が無い限り、お手入れどころか放置している人が多い。

 

 

 

カンファレンスに行くと、座学だけではなく、実技の時間が組み込まれているので技術は勿論だけれど、自分の肌も触ってもらえるので一挙両得というもの。

 

 

交通費なんか、高級エステに行ったと思えばいいのだ。

 

 

楽しい仲間や、素敵な講師の先生、ドクターピュールボーテの社長や社員の方達・・・同じ所を目指す仲間と共に勉強したり、バカ話に花を咲かせている時間は本当に貴重だと思う。

 

 

 

さてさて、今回は「スーパー酵素」を施術の中に組み込んだ「Sou顔Ⅱ」の復習。

 

 

 

№1のクレンジングにも酵素をプラスしてラップパック。

 

 

 

№2の泡パックにも酵素をプラスし、数百種類の天然酵素と微生物酵素が肌細胞の活力と、皮膚常在菌のバランスを整えるという優れものの酵素を、ふんだんに活用した内容となっている。

 

 

 

酵素の力で余分な皮脂や古い角質が取り除かれ、終わった後は皮膚がモチモチ、しっとり感が半端なく、しかも驚くほど、白くなっている!!

 

 

 

 

「酵素」って巷では「ファスティング」と流行りの言葉に代表される飲み物だと認識されてる様子だけれど、そんな生易しいものではない。

 

 

 

一番大事なポイントは「製造方法」と「成分」

 

 

 

・原材料100%が基本

 

 

・原材料の種類、酵素数が多いだけの薄められたものに惑わされない

 

 

・無添加であること

 

 

・国産であること

 

 

本物の酵素は発酵し続けるので添加物は不要と言う説明でOKだろうか??

 

 

 

表示で気をつけなければならないのは・・・「植物発酵抽出物、植物発酵エキス」というのは薄めている証拠なので要注意!!!

 

 

 

ドクターピュールボーテの酵素は決して安くはないけれど、飲む点滴と言われているほど、美肌効果、健康効果は高い。

 

 

 

決して安易にダイエットの為になんて奨めたくないし、本物の酵素を知っている人にこそ、飲んで頂きたいと思っている。

 

 

 

カンファレンスに参加する都度、美容のこと、身体のこと、健康のこと・・・・まだまだ勉強することが山のようにあり、自分が如何に勉強不足であることを痛感させられてしまう。

 

 

これからも一歩一歩、コツコツと前進していこうと気持ちを新たに気付かせてくれた研修会であった。

 

 

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骨なし2

2019年03月02日 | 美容

居酒屋に行って、焼き魚を注文している人の食べ方を見ていると、魚が好きか、そうでないかが即刻わかってしまう。

 

 

見るも無残な食べ方とする人を見ていると、この人とは一緒に暮らせないだろうとまで思ってしまう(笑)

 

 

私は魚大好き人間なので頭以外は、綺麗に残骸もなく食べてしまい、お魚さんから感謝されていると思っている。

 

 

 

昨日の続きで、骨をとるのが面倒だからと、骨のない魚ばかりを食べていたら、魚の食べ方も覚えないし、家庭の中で食事の時間を通して、親から教わる事柄も少なくなるような気がする。

 

 

骨なしの魚を食べてしまった結果、口の中に一本も骨が触らず、骨を取らないで簡単に食べられる身だけの魚を食べても満足感が得られないのは、よーーくわかった。

 

 

 

 

火を通して食べる魚は、やはり骨があった方がおいしい。

 

 

業者が魚の骨をすべて取り除くとなると余分に手間がかかるから、それも値段に上乗せしてあると思う。

 

 

 

高い上に満足感がないものを食べる必要はない。

 

 

確かに高齢者には骨がないほうが安心かもしれないが彼らは、骨がある魚のおいしさを知っているはずだ。

 

 

 

手間を省き、リスクを避ければ、本来の味では無くても骨なしの魚のほうが喜ばれる世の中になっていくだろう。

 

 

私自身はこれから魚の切り身を買う時には厳しくチェックして、骨なしには手を出すまいと心に決めたのだった。

 

 

あ~釣りに行きてぇ~(´◉◞౪◟◉)

 

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骨なし

2019年03月01日 | 美容

仕事で遅くなった時に市販の、お惣菜を買って食べる事が、たま~にある。

 

 

 

先日も、そんな状態になって近所のスーパーで鯖の味噌煮を買ってきた。

 

 

 

夕食を食べ終わり、ぼーっと座っていたのだが、どうも変だと首をひねった。

 

 

 

何か物足らない。

 

 

量の問題ではなく、味付けも甘めではあったが、それなりに美味しく食べた。

 

 

 

ふと皿を眺めた時にはハッと気が付いた。その鯖の切り身には、骨が全くなかったのである。

 

 

 

最近は家庭で魚を食べる人が少なくなったとニュースで報じられているのは知っていた。

 

 

「生臭い」「骨を取るのを面倒くさがり、子供が食べないので食卓に出す機会がない」というのが理由らしい。

 

 

 

親も、もし喉に骨が刺さったら困ると消極的だ。

 

 

 

売る側は少しでも魚を食べてもらいたいので、魚の切り身から骨を取り除いて販売する業者もいるという。

 

 

 

ふんふんと聞き流していたのだが、偶然、私が買った鯖が、その「骨なし」だったというわけだ。

 

 

 

私は昭和20年代の生まれで京都から離れたことがない。

 

 

 

子供の頃は肉よりも魚のほうが頻繁に食卓にのぼっていた。

 

 

 

骨を取るのが面倒くさいと感じた覚えもない。

 

 

このおかずが嫌いと言ったら「じゃあ、あんたの食べるものは無い」と取り上げられるのがわかっていたからである。

 

 

 

イワシの時は「頭から骨まで食べろ」と言われアジの干物や鯖の味噌煮の時は、必ず「骨をちゃんと取るように」と言われた。

 

 

 

そして、食べ終わると「ここは、まだ身がついていてもったいない。こうやって食べればいいのだから」と教わったりもした。

 

 

 

それでも喉に骨がひっかかって、あたふたしたが、そういう痛い思いもして自然に魚の食べ方を覚えていったのだと思う。

 

 

つづく

 

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