近くの公園でこんな物を見つけました
これは いったい何の実なの?
見上げれば大きな木がたくさんあり
どこから落ちてきたのか さっぱりわかりません
そこで
私と姫の「コロコロ調査隊」が 図鑑を片手に調査してまいりました!
【調査報告】
① モミジバフウの実
漢字で書くと『紅葉葉楓』
カエデに似た葉っぱで 「フウ」は漢字で「楓(カエデ)」と書きますが
カエデとは別の仲間です (別名:アメリカバフウ)
↑葉っぱと乾燥した実
トゲトゲしたものが 公園のあちこちに落ちていて
子どもが幼稚園の頃は 「爆弾」とか「恐竜の卵」と呼んでいました
↑まだ木についている時の実
↑モミジバフウの樹木(4月22日撮影)
この木は秋になると紅葉するそうです
② ヒノキの球果
マツ科 スギ科 ヒノキ科などの樹がつける実のことを「球果(きゅうか)」といいます
「まつぼっくり」も球果の仲間です
↓まだ木についている時の球果
ヒノキは「桧」とも書きますが
元来は「火の木」であり こすり合わせて火をおこしたことに由来するそうです
よい芳香などを利用した檜風呂が知られていますが
建築や家具 船などの材料としても需要の多い木材です
③ メタセコイヤの球果
↑葉っぱ(←やわらかい)と球果
メタセコイヤの樹木(4月22日撮影)
メタセコイヤは『化石』でしか知られていなかった謎の樹木で、
すでに地球上から絶滅していると考えられていました。
ところが
1945年に中国四川省で自生しているのが発見され
「生きた化石」として有名になりました
化石の発見が最初で その後生きたものが発見されたことから
「生きた化石」と呼ばれているのです
「メタセコイヤ 」は恐竜の時代からあった木なのです!
そう言われてみれば…

なんだか恐竜がこの葉っぱを食べているところが想像できそうな気がしてきました
以上 報告終了!