桜を見る会。安倍事務所からの出金で、「桜を見る会」及び一流ホテルでの「前夜祭」で支持者を接待したこと。
安倍元総理の公設秘書も安倍さん自身も、不起訴になっていましたが。
長きにわたった総理時代、内閣人事局を作って、法務省の人事も内閣で掌握できるようにしてしまったから、官僚の中に忖度が働き、うまく逃げおおせるはずだったでしょう。
安倍さんは、立憲主義も三権分立もめちゃくちゃにしたなあと、あらためて思い出す。
このたび、検察審査会が、安倍さんの秘書の件、不起訴不当という議決を出しました。
これで検察特捜部は、再捜査が必要になりました。
安倍派の力は、本人が鬼籍に入ったことと、カルトとのズブズブが白日の下にさらされてしまったので、影響力はかなり減っているはず。
逆に、前のようにかばったら、返り血を浴びちゃいそうですよね・・
検察も、今までのような生ぬるい追求では、検察自体の存在意義すらなくなりそうです。
以下、全文。
東京新聞 2022年10月20日
安倍晋三元首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会の費用補填問題で、政治資金収支報告書の訂正を巡る政治資金規正法違反容疑で安倍氏らを不起訴とした東京地検特捜部の処分について、東京第五検察審査会が、配川博之元公設第一秘書(63)と東京の秘書について、「不起訴不当」と議決していたことが弁護士らへの取材で分かった。特捜部は再捜査を迫られる。
議決は2件で、いずれも9月27日付。安倍氏と後援会の会計責任者だった秘書については「不起訴相当」とした。
費用補塡を巡って安倍氏側は、2020年12月に「安倍晋三後援会」の17〜19年分の収支報告書を訂正した際、「前年からの繰越額」を増額して記載。安倍氏は、事務所に保管していた自身の預金が補塡の原資だったと説明しており、訂正は虚偽記載だとして弁護士らが告発していた。
議決書によると、東京の秘書らは特捜部の調べに、議員会館事務所で管理していた小口現金から支払ったとし、帳簿は廃棄したと供述。特捜部は原資を特定することは困難と判断したが、議決は「廃棄したとするのは常識として信じ難い」と指摘。小口現金の管理状況や使途について「強制捜査を行って証拠収集などの捜査が尽くされるべきだ」とし、捜査は不十分だとした。
安倍氏については、共謀が認められなくても「虚偽の内容とならないよう対応すべき政治的責任がある」と述べた。付言では、安倍氏事務所の一連の処理は同法の趣旨に照らして「不適切なものだ」と批判し、「同法の改正や厳格な運用などの対策が強く望まれる」と訴えた。
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2022年は、現世においても、嘘をごまかしきれない段階に入ってきているから、逃げないで、ちゃんと答えを出さない限り、ごまかしたまま終わらすことはできないと思います。
付記
こちらも、すっきりした。
10月20日には、もう一つ、いいニュースがありました。
中傷ツイートに「いいね」 杉田水脈衆院議員に賠償命令 東京高裁
伊藤詩織さん側敗訴の地裁判決を変更【動画あり】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/209209
10月20日は、わたしにとって記念日だったので、記事を書きました。
この記事のリンクを先ほど追記しました。
””愛の讃歌〜13周年記念””
https://ameblo.jp/hiromiamigo/entry-12770525431.html
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彼女も安倍さんや櫻井よしこさんたちの背中越しから、言いたい放題でしたからね。
この杉田さんの件、次に出そうかと思いましたが、むしろ、この記事と同列に扱かった方がいいですね。
私も、この記事にリンクさせておきます。
いつもありがとうございます。
良い流れになって来ましたね
ある意味山上容疑者のおかげでしょうか
何とか三権分立を取り戻して欲しいもんです。
伊藤詩織さんの事件で、山口敬之の逮捕状を握りつぶしたのは、安倍友の中村格という人で、このあと警察庁長官まで上りつめました。
でも、安倍暗殺の責任を取って、辞任しました。
ひどい時代が続いて、ようやく変化してきてますね。
歴史を見ても、悪は最後は必ず消えていく、とガンジーさんも言われてましたよ。