今日は息子達出身中学の創立50周年の式典があった。
午後からはリーガロイヤルホテルで祝賀パーティ。
あっ!この中学、公立中学ですからね。
でも私の地元、地域色が強く、昔からの人がちゃんとこの地域の核を担っている。
ここは都会の「村」である。だからこんな祝賀会などもしっかりとする。
祝賀会やパーティには皆さん着物を着ていく。
私は一応着付けを習っているので 着物の着付けを頼まれる。
実は姉。
母と二人で着せる。
どう?ってこんな小さかったらわからんか。
先日の着付けのお稽古の時、二重太鼓の練習をした。
一緒に習っているおばさんに着せてお稽古していたのだが、
そのおばさんはベテラン。
着せ始めから「ここはこうすんねん」「ちゃうちゃう」と口を出す。
ついでに自分でチャッチャッと直して来てしまう。
「ちょっ・・・ちょっと待って!私の稽古になれへんやんか!」
と私も負けてはいない。そうしたらそのおばちゃん
「ははは・・・ほんまやな、稽古になれへんやんな。
わかりました。もう何もいいません。」と一瞬黙る。
その瞬間また「ちゃうちゃう」と口と手直しが入る。
言っておくけど ぜんぜん険悪なムードと違うのよ
このおばちゃんとはとても仲が良くって 私のコーラスも聞きに来てくれるし、
いっつも喋ってはわらっている、そんな関係なんよ。
そうこうしているともう一人見かねたおばちゃんか入ってくる。
「そうちゃうで、こうやで」と手を動かす。
そのおばちゃんも おもろいおばちゃん。
「はい!こうですね!」と私は汗だくでもう余裕もなし。
だって着せているおばちゃんとあとから参戦してきたおばちゃんの言うことが微妙に違う。
とうとう先生が登場。
「これはこうするんです。」
「はい!!」・・・おいおい、ぜんぜん違うやんか
ハハハ・・・
何でもよく腹を立てている私なのに、
この着付け教室では本当に腹も立たないし、
みんなと喋っているといつも幸せな気分になる。
とてもいい感じ。
お稽古の最後に「頑張りや!」とみんなに声をかけてもらっての今日。
着付けはやっぱり必死やった
姉も気を遣ってくれて何も言わないが姉も大変やったと思う。
もっと上手くなりますです、はい。