昨日深夜、あまりにもつらい番組を見てしまった。
シュートアウト
ケーブルテレビのヒストリーチャンネルでしていた。
昨日のサブタイトルは「死の収容所」
1942年フィリピンのパラワン島でアメリカ軍と日本軍が壮絶な戦いを繰り広げた。
このときは日本が優勢でパラワン島を占領。
多くのアメリカ軍を捕虜とし、収容所まで熱帯の暑い気候の中、食べ物も水も与えず歩かせた。列を乱したものは容赦なく切り捨てられた。これ、本当に切って捨てられる。収容所に収容されているときも満足に食べ物を与えられず、アメリカ兵は骨と皮だけになり、病気で死んでいったものも多いという。
1945年1月30日。地獄のような3年ののち、アメリカ軍は意気揚々とフィリピンの海岸へ戻ってくる。特殊部隊の精鋭たちが、いまだカバナトゥアンの有刺鉄線の向こう側で苦しんでいた500人の連合軍捕虜たちを解放するという秘密の作戦のために送り込まれる。歴史上最も大胆不敵で電光石火の奇襲作戦での銃撃戦で日本軍からアメリカ兵を救う。
この番組、すべてアメリカから見て作ったもの。
日本人の私は見ていてとてもつらかった。
確かに日本軍はひどいことをした。
それはみんなから責められても一言もない。
でも当時を体験した元アメリカ兵の言葉が突き刺さる。
・・・・・とても言えない
思わずヒロシマ、ナガサキ・・・と反論したくなる。
今度は日本から見たパラワン島カバナトゥアンの収容所を見たいものだ。
けれど、
どちらから見ても戦争はやっぱりいやだ!!