はなうた さんぽ道

歌うことが大好きなお気楽主婦のひとりごと

蜘蛛の糸

2013-11-20 07:09:21 | 今日この頃
久々におばあちゃんコーラスのこと。
数年前、あんなに
やめる!やめる!と騒いでいたのに、
まだやめておりません

というのも、MAXやめたい時に、私の隣で歌っていた人が
「やめます」の一言で去っていった。
先生はその人のこと、物凄く頼りにしていたし、可愛がっていたし、娘さんのことも気にかけておられたし、何よりそのやめ方に大変ショックを受けられ、側で見ていても痛々しく、とてもかわいそうだった。
そんなことがあって、辞めるとは言い出しにくくなり、
ま、こう言ってはなんだが、先生もお年だし、コーラスの団員も少ないし、あともうちょっとここにいてもいいか、なんて思ってやめることは先延ばし。
その私に先生は私に物凄く気を遣ってくださり、可愛がってくださる。
ますます、やめられない。
コーラスも他の団と合併し、大所帯となった。

ますます…

練習日も私に合わしてもらった

ますます…

そして、先生、80歳超えて、ますますやる気満々!

ハーーーッ

先生にお付き合いいたしましょう

それにしても、年末にアカペラで発表会に臨むが
これ、無理でしょ
私、家で一人歌うとめっちゃ上手
ちょっと上ずることはあっても下がることはない。

でも…でも…でも!

このおばあちゃんコーラスで歌うと、全くわからなくなる。
羅針盤を失った船のように、自分がどこにいるのかわからなくなる。

とにかく、音が下がる。
イ~~~~ッとなるくらい下がる。
最初の1小節目から下がっている。
いくら持ち上げようしても、引き上げようとしても無理。
みんなと一緒に下の方に引きずり込まれる。
おだまり!
と叫びたい。

おばあちゃんコーラスで歌っていると
芥川龍之介の蜘蛛の糸を思い出す。
みんなに引っ張られて私も落ちて行く…
奈落の底に

なんとかしてくれよ~

おばあちゃんコーラスで練習して2~3日は調子が悪い。
音程がゴチャゴチャになっている。

お願いだから、キラキラ光る蜘蛛の糸をゆっくりと上まで登らせて欲しい

あと1ヶ月。

できるか?

無理やろな~


西区民まつりカンツォーネを歌おうの会 2013

2013-11-06 17:32:14 | 今日この頃

今年も出演しました。

今年もさぶちゃんさんがビデオ撮影してくださって、

またまたYouTubuにアップしていただきました。

西区民まつりカンツォーネを歌おうの会 2013

今年で12回目の出場・・・つーーーことは、私も12回出場。

私の人生の約4分の1はカンツォーネとともに歩んできたのね。

とても楽しい時間を大屋先生、ありがとう。

ところで

今年は、ほれ、私もよく映ってる。

最後列の真ん中。

さぶちゃんさん、きれいに撮ってくださってありがとう!!

思いっきり歌ったし、今年も大満足の西区民まつりでした。


リンダは一度だけ

2013-11-06 16:50:22 | 今日この頃

10月31日(木)
私の所属しているコール・マルの10周年記念演奏会。
私はまだコール・マルという名前のない第1回目の練習からお世話になっている。
そんなコール・マル10周年記念演奏会は本当に私にとって大事な演奏会。
大事だけどものすごく楽しみにしていた演奏会。

川崎や名古屋から初期メンバーが聞きにきてくれました。
ありがたや、ありがたや


緊張?

緊張よりもみんなの笑顔や拍手、それに酔いしれる自分を想像するので忙しい。
でも、そんな私はちょっと危なっかしい

リハーサルから本当に絶好調。
私は知っている。リハーサルがうまくいくと、本番にこける

数々の不安を押しのけ、
いや、私は大丈夫!!と胸を張る

さて、もうすぐ本番。

私は影アナも担当している
「まもなく開演でございます。・・・」
この声を私と認識した人は何人いるのだろうか?


さあ、本番!

舞台に出て行くとまず母の顔を見て「来てくれてありがとう」と微笑んだ。
そして前に友達。
もう一度母を見ると隣にも友達。
そして前の友達をもう一度見るとその隣におばあちゃんコーラスでご一緒の方々。
みんなに目でありがとうを言うので忙しい。

K丸先生の楽しいお話で演奏会は幕を開ける。

そして第1ステージ

大きな古時計
風になる
亜麻色の乙女
さとうきび畑

勿論暗譜ですよ~~

結構順調。
でも乾燥で喉がカラカラ。

でも大丈夫。
歌い続ければきっと潤ってくる。。はず。

心配していた亜麻色の出だしもめっちゃうまいやん
でもさとうきび畑を歌い始めたとき、
今年の夏に他界した父のことを思い出して、胸が詰まってしまった。
詰まっていたら、オブリガートの音が下がってしまった
最後のアカペラも下がってるっつーの

え~~ん
お父さ~~~ん!!

でも次のステージを聞いて!

それにしても喉が乾く。
お水をがぶ飲み。

そして第2ステージ
合唱組曲「確かなものを」
遠くで鐘が
どこかが違う
風が告げて行く
駆ける鹿
コスモス

この組曲は歌えば歌うほど難しく、
暗譜して歌詞が体の中に入っていくほどに好きになっていく。
先ほどの喉の渇きなど嘘のように調子よく
一曲目から心をこめて歌い続ける。

私、今、めっちゃ幸せ~~

と思ったコスモスの最後を歌ったそのとき、

突然喉の変調が現われた。

出る出る出る・・・・
咳が出る・・・

こんなステージの上で出しちゃだめ。
あと一曲やん。

でもたまらず咳が出てしまった。
歌いだすとまた咳き込む。

もう、声は出せん!
パクパクで行くしかない。

せっかくの「道」

せっかく好きになって心をこめて歌える頂点だったのに。

なぜ??

そう、この苦しみも私の「道」
この苦しみも悲しみも全部受け入れて、
また一筋の道を求め行こう。

それにしても悔しい2ステージだった。

それでも「ただいまより15分間の休憩をいただきます」と影アナだけはしっかり言う。

第3ステージは
秋桜
青い目の人形
影を慕いて

舞台袖で、とにかく喉の調子だけを願う私。
そしてK丸先生に喉の調子のことを言うとお薬を下さって、
その瞬間、

治った~~~!!

これで心配なし!!
先生ありがとうございます
私、精一杯歌います。

第3ステージは
みんなはどうだったか知らないけれど、
私は3曲、小躍りで歌っておりました。

私たちの歌の後にはピアノの宮脇先生のバッハ、シャコンヌの演奏。
この演奏を聴いてうちの母は
「あの先生、なんであんたらの伴奏してはんの?」と聞く。

私らにはもったいないですか?
すみませんねぇ。
でも、確かに!である。

そして最後の第4ステージ、
「富山に伝わる三つの民謡」
越中おわら
こきりこ
むぎや

そして私は絶好調

いままで練習したものを全部出したって感じ。
歌ってて、本当にうれしかった。

あっ!全部、暗譜ですよ~~

だからこそやろなぁ。。。

富山の民謡からのアンコール

これまでの10年を思い出して、なかなか深い、心に迫るものがありました。

最後にはやはり
「皆様お気をつけてお帰りください」と影アナ。
誰か私と気づいて!!

その後の打ち上げは楽しく。

そしてその後の打ち上げの打ち上げのカラオケ
コール・マルはそれがなくっちゃね。

今回はK丸先生も参加のカラオケ

オープニングはいつもの私からのリンダ、
「ねらいうち」
踊ったわよ~~、歌ったわよ~~、吼えたわよ~~~!!

それからみんな、遠慮しながらも歌う歌う。
先生も歌う。

そして私も調子に乗って2回目のリンダ

ああ、もうどうにもとまらない~~~

楽しい楽しい打ち上げの打ち上げも終えて家に帰ると
悲しいかな、
シンデレラから魔法が解けて主婦に。

そして次の日、
喉がガラガラでございます。

これは乾燥のためでも何でもありません。

2回目のリンダが私には悪かったみたいです。

これから何があってもリンダは1回だけにしようと心に誓い

やっと私の10周年記念演奏会は終わりました。


遅ればせながら ハーモニーコンサート

2013-11-05 21:32:37 | 今日この頃

10月20日のハーモニーコンサート

10月31日のコール・マル10周年記念演奏会

この二つに比べれば小さいものだけれど、

11月3日の西区民祭りで歌うカンツォーネ

私は今年いくつの演奏会に出たのだろう?と数えてみると、

西区民祭りで8回目

いったい私は何者??

はてさて、一段落したところで、演奏会のことを書かねばなりますまい。


まずは10月20日ハーモニーコンサートはデュエットでの出演です。

いつもオペラのアリアを歌いますが、今年もアリアを歌いました。

オペラは「コシファントゥッテ」

そしていつものように、歌の前にはちょっとした小芝居です。

本当はもっと大げさに、面白おかしく演技したいところですが、

どうしても羞恥心が邪魔をして、自分でも歯がゆい思いです。

  クリックしてみてくださいね

実はリハーサルでは先生が見に来てくださって、緊張で全く歌えなかったのです。

でも、たくさんの方たちが見に来てくださって、演技もかなり羞恥心を忘れて、
演奏も力いっぱい歌うことができました。

実に来てくださった皆様、どうもありがとうございました。

私は皆様の笑顔で力を発揮することができるようです。

これからもよろしくお願いいたします。

 

とても幸せなハーモニーコンサートでした。