早春に たくさんのシュンランを見た 雑木林を
久しぶりに歩いてみると
シャクジョウソウが、あちらこちらに出ていました。
かたまって出ているところも あります。
ちょうど木漏れ日が入ってきました。
光合成をしない 腐生植物は 気味が悪いと言う人もいるけれど
こうして見ると、神秘的で なかなかいい感じ。
かたまって出ている場所の花は
残念ながら 数日 遅かったようで、少し黒ずみが出ていました。
なるべく傷みが見えないように 撮った一枚を。
伸びきらないうちに 黒くなっている花もあり
咲くまで綺麗でいるのは 難しいのかもしれません。
赤味の強い株がありました。
花は これから上を向いてきます。
シャクジョウソウ 〈錫杖草〉
ツツジ科 シャクジョウソウ属
近くには、終わりかけたイチヤクソウの株がたくさんあったので
来年は、もう少し早く 来てみなくては・・・。
林縁では
ノハラアザミが 種を飛ばしています。
イタドリが咲き始めました。
荒れ地にいち早く生えるパイオニア植物で
海外では、日本発の帰化雑草として嫌われているとか。
コマツナギも咲き始め
やはり 咲き始めた アカショウマに
吸蜜にきていた ヒメウラナミジャノメは
羽化に失敗したようです。
お花にたどり着けてよかったね。
なかでもギンリョウソウは一番きれいに写真撮られてましたよ。
世界が広がりました。
コメントくださってありがとうございます。
菌類に依存して栄養を得ている植物は、他にもいろいろあるようですね。
知ってみると面白くなります。
ギンリョウソウは、白い鱗片が透けて見えて、私もとても美しいと思います。
雄しべや雌しべの色もいいですし・・。
果実は目玉おやじみたいになります。見つけたら撮っておきますね。
(コメントをひとつにさせていただきますね。)