十数年ぶりにショウキランに出会いました。
葉緑素をもたない 菌従属栄養植物ですが、淡紅色の花は美しく
この株は、以前 尾瀬で出会った花よりも 色が濃いです。
ショウキラン(鐘馗蘭)
ラン科 ショウキラン属
山地の林内や笹原に生える 菌従属栄養植物
和名は 花の形を鐘馗に見立てたもの
別の場所でも 3株が出ていました。
1株は茎だけ(食べられた?)、1株は蕾だけ
1つだけ開いていた花は 咲いたばかりのようです。
紅紫色の斑紋がくっきり
唇弁は袋状になって 前に突き出ており
この状態では見えないけれど、中には 黄色い毛状突起があるそうです。
どちらの株の花にも アブ?ハエ?が やってきていました。
上と下の昆虫は別の種類のようですね。
久々の出会いが嬉しく、山レポは後回しにして載せてしまいました。
ショウキランは毎年 同じような場所に出ることが多いらしく
もっと近くなら 毎年探しに行ってしまいそうです。
私も久しぶりに先日みました。
一度見たら忘れない不思議な雰囲気がただよっていますね。
徒然写真帳管理人さんもご覧になられましたか・・。
仰るように不思議な雰囲気をもつお花ですよね。
毎年 花の時期には思い出し、知っている自生地に行ってみようかなと思いつつも
いろいろと取り紛れて果たせずにいました。
今回はとても新鮮なお花で、それも嬉しかったです。
色の違いだけで 形はキバナノショウキランとそっくりですよね。
菌従属栄養植物とも思えない艶やかさがあり、出会うととても嬉しいですが
この色は誰のため? 何のため? と思ってしまいます。
植物の不思議
え? 「おまけ」が先に? とビックリしたけれど、納得です。
葉っぱがないのにこのあでやかさは不思議な感じ。
というか、これがおまけとは?
この後の「東北の山」本編も楽しみにしています。
そうなの。全く期待も予想もしていなかったので、びっくりでした。
ショウキランを見に行ってみたい場所があって、毎年思い出すのですが果たせず
そんな気になるお花だったんです。
東北のお山は 熊が気になるけれど、ここなら大丈夫そうかなと行ってみました。
以前、聞いて珍しく覚えていたので
先日行ってみたところ、
見かけられず、残念に思っていたところでした。
花って、毎年同じというわけにはいかないですね。
嬉しかったり、ガッカリしたり・・・
あらら、そうでしたか・・。残念ですね。
環境が変わってしまったのでしょうか。
そうですよね。お花は毎年同じようには咲いてくれないし
最悪の場合、無くなってしまうこともあるので、チャンスを逃さないようにしないとですね。