山歩きとお花見を 1日で楽しんでしまおう
そんな欲張ったプランを立て
夜叉神峠へ登ったあと
王仁塚の桜を見に行きました。
中央高速からは、咲き始めた桃のピンク色がやわらかく
残雪の南アルプスは輝いて見えます。
来週には 桃の花も見頃となり
甲府盆地は 、見事なピンク色の絨毯に彩られることでしょう。
夜叉神峠登山口に着きました。
今年の夏も この先の林道を通って 南アルプスへ行けるといいけれど 。
そんなことを思いながら 仕度を整えて、歩きだしました。
今日は 穏やかで気温も高く、また、葉を落とした雑木と落葉松の道は とても歩きやすくて
こんな日の低山は最高です。
五本松付近からは、雪がでてきました。
花なども ちろん影も形もなく、サルオガセ が 木々についているだけです。
やがて 高谷山との分岐に出ると、見事な眺望が待ってしました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳と並んだ 有名な白峰三山
雪を頂いた 峰々が、間近にどっしりと見えていました。
こんないい日に登ってこられて良かった・・・
右へわずかに登ると 夜叉神峠、さらに進めば、大崖頭山、杖立峠に至ります。
背後に見えている 高谷山へも行ってみることにして
(峠から望む高谷山)
雪道を25分ほど歩くと 到着しました。
高谷山の山頂は木々に囲まれていて、展望はありません。
木々の間からは 北岳が見えていました。
夜叉神峠に戻って 一休み
白峰三山を見ながらのランチは、とても美味しく感じられました。
登山口 9:05ー9:55 夜叉神峠 10:10ー10:35 高谷山 11:00ー11:15 夜叉神峠 11:45ー
12:15 登山口
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眺望を堪能した後は、 お花見へ向かいます。
いちど見たかった【王仁塚(わにづか)】の桜は、畑の中にポツンとありました。
王仁塚は、日本武尊の王子 武田王が葬られた古墳だそうです。
ちょうど満開です。
回り込んでみるとこんな姿でした。
樹齢 300年エドヒガンザクラの後ろに 雪を頂いた八ヶ岳
絵になりますね。
八ヶ岳には まだ雪がたくさんありますが
見渡す里山は まさに山笑う頃で、柔らかい緑やヤマザクラに彩られていました。
この後、枝垂れ桜が見事な 慈雲寺へ寄って 帰りました。