ハンゲショウの花が咲いています。
( ドクダミ科 ハンゲショウ属 )
ドクダミの花と同じく 萼も花弁もなく
雄蕊と雌蕊だけの花が集まって
ハンゲショウの名の由来は
花が咲くころに 葉が半分白くなる から 《 半化粧 》とも
七十二候の半夏生(はんげしょうず)の頃に咲くから とも
言われています。
ちなみに、今年の半夏生は 7月1日とのこと
そして +++++++++++++++++++++++++++
名の由来かも の 半夏生(はんげしょうず) は、ハンゲ が咲き始める頃
ハンゲは、カラスビシャク(烏柄杓) のことです。
(サトイモ科 ハンゲ属)
2019.05.
↑ は、昨年 5月初めに 撮ったものですから
7月1日より 2ヶ月も早いです。
季節の進みが それだけ早くなっているということでしょうね。
きちんと撮っていませんでしたが
葉は三小葉からなっています。
ここ 一週間ほど カラスビシャクを探していたのですが
探すときには なかなか見つからないものですね。
少なくなっているように感じます。
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こちらは、オオハンゲ (サトイモ科 ハンゲ属)
出会うことが少ないです。
2020.06.
図鑑には、カラスビシャクよりも 全体に大きいとあります。
花の大きさはハンゲとあまり変わらないけれど
とにかく葉が大きい
ムサシアブミの葉に似ていますが
ムサシアブミの葉は 三小葉からなっているのに対し
オオハンゲは三深裂した 単葉です。
ハンゲ(カラスビシャク)も オオハンゲも
特に 見に行きたい という お花ではないかと思い
ハンゲショウの花とセットで 載せました。
栃木県に分布があるのだから、それ以西は可能性ありなんでしょうけど・・・。
引き続き探してみてね。 みつかりますように
私が行っている里山にもあるみたいで、
昨日探したたけど、見つけられませんでした。
植栽じゃないか…と聞いて、分布域を調べてみたら、中部地方から西の沖縄まで、埼玉と栃木。
石灰質土壌を好むみたいですね。
以前見たところはすっかり刈り取られていました。
記事に載せたところはちよっと離れているし・・・。
散歩に出る度、それとなく気を付けるようにしようかと
それにしても、「カラス」って草本によくつけられていますよね。
今のように嫌われていなかったのかな・、なんて思っちゃいます。
やっぱり見たい。
「カラスの柄杓」という名前も面白いではありませんか。