ノロノロの台風10号による被害が報道され始めました。
この先の進路の地域も含め、これ以上の被害がないようにと願うばかりです。
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今回は 画像フォルダから アオフタバランを出してきました。
初めての出会いは 十数年前で、その後も何度か見ていましたが
お初の登場です。
アオフタバラン : ラン科フタバラン属
山地の針葉樹林下に生える
葉は地面近くに対生状につき、縦に薄く白っぽい筋が3本ほどある
花茎の下部まで疎らに鱗片葉がある
花は緑色で、側花弁と萼片は披針形~線形
唇弁は大きく 先端は浅く2裂する。
青森県~屋久島まで広く分布
出会いは、東京都、山梨県、長野県で。
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以下は、これまでに出会ったフタバランの仲間です。
タカネフタバラン : ラン科フタバラン属
亜高山帯の針葉樹林下に生える
葉は茎の中央付近に対生状につき、腎心形で主脈が白っぽく見える
花は透明感のある淡緑色
北海道と本州の関東地方北部・中部地方に分布
出会いは、山梨県、長野県で。
ミヤマフタバラン : ラン科 フタバラン属
亜高山の針葉樹林下などに生える
茎は紫色を帯びる。葉は広心形で茎の中ほどに対生状につく
花は、唇弁の基部の左右に小さな楕円形の耳状裂片がつく
緑色の個体と赤紫色を帯びる個体がある
中部以北、四国・九州に分布
出会いは、山梨県、長野県で。
コフタバラン : ラン科 フタバラン属
亜高山帯の針葉樹林下に生える
葉は三角状腎形で 茎の中ほどからやや下方に対生状につく
花は淡緑色で 基部の子房が大きく丸い
中部地方以北、四国に分布
出会いは、山梨県、長野県で。
きれいに開いた花を見ていないので、いつか・・と思っているのですが。
ヒメフタバラン : ラン科 フタバラン属
常緑樹林下に生える
茎は紫色を帯びる。 葉は卵状三角形で 茎の中ほどに2個つける
花は、淡緑地に紫色、唇弁の基部には左右に小さな突起がある
宮城県以南、琉球列島に分布
出会いは、東京都、静岡県で。
南アルプス‼ 懐かしいですね~。
そうそう、あの時は、まだ先が長かったのに気が済むまで撮らせてもらって嬉しかったです。
これは、蝶が岳。この時は、ゆきさんとpalletさんとでしたね。
そして、昨年はゆきさんと結実したコフタバランを見ましたし
あら ゆきさんとコフタバランがセットみたいですね。
迷走台風が悩ましいですが、どこかへ歩きに行かれたでしょうか。
ここに載せたランはどれも小さいので、私のようなノロノロ(台風と一緒)でないと
なかなか見つからないでしょうね。
休憩のときに気が向いたら地面近くを見てください。
ごランになれるかもしれません。
コフタバランの画像は南アルプスをご一緒した時のものですか?
それとも?
あの時の山歩きを思い出して楽しんでいます。
自分は見たことのないランが多いですが、さすがはなねこさんいろいろごラン(覧)になってますね。(笑)
やはりラン科のお花は会えると嬉しいです。
フタバランの仲間は小さくて地味なのですが、仰るように双葉が特徴的で
森の小さなコケやキノコと競演して いい雰囲気を作り出しています。
針葉樹の森は落ち着きますしね。
画像フォルダの中には、ブレブレがひどくて でも捨てられないものとか
もったいなくて?出せないようなものもありますよ。
時々は見返して楽しんでます。
アオフタバランもフタバランも地面近くに咲く可愛い花なんですね。
花も鑑賞の対象になりますが葉っぱがユニークで、ラン好きの人にとっては森の中は宝庫ですね。
画像フォルダにはまだいっぱいの宝物が眠っていそうですね。