毎年は咲かないという 大戸緑地のユクノキが、花を咲かせました。
樹高がありすぎて、ひとつひとつの花が よく見えないのが残念だけれど
それはもう たくさんの花をつけています。
ユクノキは 「雪の木」
落下した花で、雪が降ったように 地面が白くなることから
この名前がついたといわれています。
木の下に入ると、甘い香りがしました。
マメ科フジキ属で、花序は円錐状
落ちていた花をみると
長さ 2cmほどの蝶形花は、旗弁基部が黄色です。
萼には 毛がたくさん
こちらでは、繁殖のために取木をしているとのことなので
いつか 近くで花が見られるかもしれません。
マタタビの花が咲き始め、葉が白くなりました。
葉が白くなるのは、虫を呼び寄せるため。
遠くに、ヤマホタルブクロ
反り返る付属体が見えません。
移動途中にあった キササゲの木も、開花していました。
昨年の実が下がり、なかには種子が残っているものも。
午前中に行った 小宮公園では
イチヤクソウ / ウメガサソウ
オニノヤガラ / シャクジョウソウ
(縮尺は バラバラです)
ハナイカダには、たくさんの実がつきました。
葉の基部から実までの主脈が太いのは、花軸が主脈に合着しているため。
ゴマギ
葉を傷つけると、ゴマの香りがします。
ムラサキシキブが咲き始めました。
お花は端境期で 少ないです。
大戸交差点から大地沢青少年センターに向かっていくと、右手に大戸緑地への小さな案内板があります。
狭い車道を折れながら進むと緑地に入って、突き当りに看板があり
リーフレットが用意されています。
「雪の里」にありますので、ぜひご覧になってください。
車で走っても時間がかかりそうですね。
迷わずに行かれると思いますが、木が高いので、望遠レンズをお持ちになってください。
私ももっと花をよく見たかったのですが、ちょっと消化不良です。