はなねこ山 Ⅱ

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12月の雑木林 ~ 紅葉と実とオオムラサキ幼虫と

2022-12-16 | 花散策

 

12月の半ば

彩の残る 多摩丘陵西部の雑木林を歩きました。

 

カエデは、オオモミジ、イロハモミジ、ウリカエデとエンコウカエデ

 

 

他にも

カマツカと ツリバナ(黄色)

 

コマユミ(実はボケてます)

 

クマノミズキ

 

コナラの幼木

 

真っ赤になるモミジに比べ 彩度はやや落ちるけれど

微妙な色合いに 味があります。

 

 

実は

アオツヅラフジ、サルトリイバラ、トキリマメ、ツチアケビ

ヒサカキ、ゴンズイ、ムラサキシキブ、ツルマサキ、オオバヤシャブシなど

 

落ちたり萎びたりのものが増えました。

 

 

ツルマサキは、ニシキギ科 ニシキギ属

ツリバナや マユミと同じです。

 

メギ

 

 

 

色が乏しくなった 林床で

クロヤツシロランの実が 種子を散布していました。

 

地表近くに咲く花は なかなか見つけられなくても

実になり花柄が伸びると、今年はここに咲いたと わかります。

 

 

 

エノキの落ち葉には

 

オオムラサキと ゴマダラチョウの幼虫が

↑ オオムラサキ

↓ ゴマダラチョウ

 

 

昆虫の動きがなくなって、静けさの増す 雑木林です。

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (野の花)
2022-12-16 19:32:30
こんばんは😃🌃
わぁーまだ紅葉が楽しめる場所ですね、面白い実もいろいろあって
楽しそうです。
オオムラサキの幼虫など木の葉の下で越冬することは知っていましたが
すごいと思いました。凍っても大丈夫なのかなと。
こちら程寒くはないと思いますが
でも、こちらのオオムラサキもマイナス10℃以下になっても無事に越冬してるのでしょうね、すごいと思います。
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野の花さん♪ (はなねこ)
2022-12-16 22:36:00
こんばんは。
そうなんです。まだまだ力強い(って変かもですが)紅葉が見られました。
同じエリアでも寒暖差なのか、違いがありますね。
越冬する幼虫は厳しい寒さに耐えるために、湿り気が多すぎない枯葉の中にいるようです。
日中の寒暖差の少ない樹木の北側にいるとも聞きました。
野の花さんのお住まいのあたりは、マイナス10℃以下になりますか。
人間のほうが耐えられないですよね。
無事に冬を越してほしいです。
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Unknown (ゆき)
2022-12-18 20:52:29
いよいよ冬の雑木林ですね。
でもそんな中でも生きものの営みが。
って、はなねこさん、オオムラサキの幼虫が、
ということはこの雑木林ではオオムラサキの成虫に
出会えるということですか
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ゆきさん♪ (はなねこ)
2022-12-18 22:58:34
こんばんは。
急に寒くなって、やっぱり冬ですね。
丹沢も少し白く見えましたよ。
オオムラサキの幼虫がいるってことは、この木に卵を産み付けた成虫がいたんですよね。
でも、出会えるかどうかは運しだい? 高いところにいることが多いみたいです。
以前、高尾山で見たことがありますよ。
幼虫はエノキの葉が芽吹くころに木に登り始めるんですって。
うまく木に登って蛹になり、さらに成虫になるのはわずかなんでしょうね。
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